書く阿呆に読む阿呆
前回のあらすじ
ミノル「やっぱり駄目です。そんなことは許されません。やはりドラえもん音頭を踊る時に体幹の弱さゆえの悲劇的な転倒を起こすからもう駄目です。私は生まれて来なければよかったと思っています。なぜならば私は望まれぬ子だからです。先ほどの話しましたが、私はネット炎上で作られました。インターネット炎上で赤ん坊を送り届けるためにひたすら暴力をふるい障害児を送りつけるという悪魔の所業。私はそれで生まれてきました。私はどうしようもなくいらない子です。私は存在自体が罰です存在自体が罰です死にますさようなら」
センチピード「死ぬつったって……地獄に行くだけだぞ。」
ミノル「あなたは光の矢を見たことがありますか?」
センチピード「ある。」
ミノル「犯罪者だ!殺せ!!」
ミノルはセンチピードを食いちぎりながら首つり自殺した。
センチピード『よって、このあらすじを破棄する。』
ミノル「ここが鳥川総理の巣か。思っていたより近代的だな。鳥川総理の父親はいるか?」
使用人「いません。」
ミノル「いないのか。帰るぞ。」
センチピード(フラグクラッシャーの能力によってミノルはもう自殺もできなければ、俺も食い殺されることも無い。ひとまず安全は確保した。だが、鳥川総理の父親はどこにいるんだ?)
ミノル「とにかく、この世界では足数原則は崩れたんだな?」
センチピード「ああ。100本足の俺を処刑してしまったからな。あちこちで暴動が起こっている。子供とミュータントは根こそぎ殺されるだろう。俺も危ないな。」
センチピードはミノルの尻穴に入る。彼の中は絶対安全だ。
フラグクラッシャーによりミノルはセンチピードを捕食・消化できない。
ミノル「お前のせいでゆるゆるだ。」(まんざらでもない)
ミノルは国会議事堂へと戻った。そこでは牛山議員がフィリバスターを発動させ、バリアで馬井議員を守っていた。馬井議員はライフル銃で愚民をなぎ倒していく。
牛山「みなさん!憎しみは何も生みません!ただひたすら必要に徹するのです!すなわちすべきことは1つ……合理的に大量虐殺を実行することです。合理的に大量虐殺するとは何か。子供を殺すことです。先ほど話しました通り、『黒い雨の子供たち』はミュータントでも人間でもない新たな敵なのです。今こそ力を合わせ、子供たちを殺し、朱雀星人たちの侵攻を食い止めようではありませんか!そこで私はお話をしたいと思います。ライフル銃とは何かということです。古典的な夢の世界では、突起物はもれなく男根を意味します。そう。ライフルの弾痕は男根です。ここで物体の破壊に関してコンピューターシミュレーションを行ったとある大学の教授によりますと、それはそれはライフルの弾痕の形はそっくりだそうです。精液の粘度を持つ蜘蛛の巣に。あなた方は雲の巣の伝説を聞いたことがあるでしょうか。宇宙人たちが雲の巣に住み、人間を監視していると。おこがましいとは思いませんか。人間は監視されるべき存在ではなく、私たち自立した意志の下に動くべき存在ではないかということです。雲の巣には天使はいません。いるのは侵略者のみなのです。話をそらしま―――――」
その瞬間、牛山議員の体が真っ二つに引き裂かれた。
接着剤を用意する馬井議員の首も切り落とされる。
しかしそれを行ったのは観衆ではない。
現れた謎の生命体。牛山が述べた『黒い雨の子供たち』である。
逃げまどう観衆。全員の卵はぐちゃぐちゃに踏みつぶされた。
そして黒い液体をまき散らす生命体。
ミノルは何か神的なものが体に入り込んでくるのを感じる。
腸をまさぐるセンチピードは、彼の異変にいち早く気が付いていた。
ミノルは喘ぐ。体が何かに支配されていく。充足と閉塞の感覚が体内を襲う。
まるで、ブラックホールが体内にあるかのようだ。
ミノルの頭が破裂し、牛の首に生え変わった。
ミノル「この力を取り戻すのにだいぶ時間がかかった。私はミノルでありミノルではない。ミノルという腐った卵の中にいた神。ずっと誕生するのを待っていたのだ。この男はフィリバスターの能力を微弱ではあるが、実は継承している。そして私が誕生した今、フィリバスターはさらに強化され、新たな神話が紡がれるのだ。卵の殻よ。全てをリセットしろ。神々の楽園を作るのだ。」
ミノル「やっと理解しました。神が人を作ったのではありません。人は神の卵なのです。だからこそ、腐った卵は処分しなければなりません。私は傲慢な腐った卵でした。悔い改め、おいしい卵焼きになるように努めます。だからこそ。黒い雨をぶつけましょう。」
ミノルが喋り終わるのと同時に、羊の少女が舞い降りた。
ラムネ「へえ。やっと分かったんだぁ。遅いなあ。屑だなあ。レイパーさん♪」
ラムネ「もうこれだけおかしくなっちゃった世の中はどうしようもないよ。」
ラムネ「私の父から継承した能力・スターメモリーで過去に戻ろう。」
ラムネ「そして、新たに神話を紡ごう!」
次回、新章開幕!
ごめんね。




