STRIKE THE WEDGE OF THE NAME CALLED HOPE
夕闇の薄翳りの中に
紅光の海が揺蕩う
吹き荒ぶ熱風
焦げ付いた臭気
ここが夢だなんて
忌憚なく浅慮に過ぎる
それは想像の産物などではない
お前は感じる事が出来る
心地よい絶望に飼い慣らされ
澱み切ったその瞳
その眼が節穴でないと言うなら
そう、気付けば簡単だ
不信、誤りの中でお前に与えよう
すっかり焦点を合わせ見据える
開かれたその双眸に映るのは
紛れなくこれが現実
さあ終わりにしようじゃないか
子供騙しの遊戯に興じるのは
その剥き出しの心が感じている
清かな夕涼みに身を任せ
この不埒な現実と
その哀れな偏執に
放たれた火は猛然と
腐った群衆を追い詰める
優雅に舞い踊る火の粉のように
弾むは己が歪んだ心
全て焼けてしまえば良い
過去に背を向けて踏み締める
阿鼻の断末を凱歌に迎え
その未知なる歩みの先に
見果てぬ道程の行く末に
安らかな絶望を携えようとも
不安、偽りの中でお前に与えよう
淡き煉獄に焼かれ身悶える
洗われたその喪心に宿るのは
揺ぎ無い生の衝動
その未知なる歩みの先に
見果てぬ道程の行く末に
希望と言う名の楔を穿て
STRIKE THE WEDGE――
そういうバンド名も良いんじゃないかとおもいました。
とにかく、この単語、weDge,ウェッジの五文字中の〈d〉がカッコいいんですよ、何かわかりませんけども。
〈wedged〉となるとくぎづけになった、という意味になるようです。
〈wedgie〉となると、パンツがお尻の割れ目に食い込んだ状態を指す俗語になります。なんかゾクゾクしますね。