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たまにはわかりやすい小説らしい小説でも。

作者: 福田光一

 わりい、今日も勘弁してくれ、他あたってくれ。

 雨が降っているときには、ダンジョンには潜らないと、俺は決めてんだ。

 どうせ日も差さぬ闇の中なのだから、雨だろうが、キオウ神の怒りの発現よーするに雷だろうが、関係ないっちゃ、ないのだが、俺はそう決めてんだ。

 もしかしたら、闇の中で、猛霊どもに身体を喰い千切られながらくたばっちまうかも知れねえだろ。

 ならばせめて、もしかしたら最後になるかも知れないディ・グレードの前には、さわやかな青空に見送られたいと、幾らかはへばりついている人並みの面の皮が思ったっていいだろう。

 似合わないかねえ。

 雨降りは落伍者の命乞い。でもなあ、いい加減晴れてくれねえと、宿代もやべえなあ。



 でっち上げの名詞が含まれております。

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