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メイキング  作者: せつぷらちなむ
第三章 アストラル城篇
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第三十六話 南門の守護者たち

アストラル城の南門。

賑わう式典の音が、城壁越しにかすかに聞こえてくる。

アスカはスコップを握り、緊張と期待の入り混じった表情で門前に立つ。


「南門は私たちが守る……ね」

アスカの隣にはノヴァが立ち、冷静に周囲を監視していた。

「油断は禁物よ、アスカ。ここでの任務は非常に重要」


門の奥から、わずかに動く影。盗賊たちの襲撃を警戒して、アスカはスコップを構える。

「うん、分かってる!でも……私、ちゃんと守れるかな……」


「守るんだ、アスカ。私も一緒にいる」

ノヴァの言葉に、アスカは小さくうなずく。


影が徐々に形を取り、数名の小柄な盗賊が姿を現す。

彼らは盗賊らしい軽装で、手には短剣と投げナイフ。

「ふん……小娘なら楽勝だな」

リーダー格の盗賊が挑発的に笑う。


「来るなら、来なさい!」

アスカはスコップを振り上げ、防御と攻撃の構えを取る。

ノヴァはサポートの光を放ち、アスカの攻撃を補助する。


最初の一撃。盗賊たちは数で押し込み、アスカに切りかかる。

しかし、スコップは以前よりも重く、扱いやすく進化していた。

振り下ろす度に、敵は吹き飛び、距離を取らざるを得ない。


「すごい……!」

ノヴァが小さく呟く。アスカの成長を、冷静に見守りつつも認めている。


アスカも息を弾ませながら、次々と盗賊を退けていく。

(……私、やればできるんだ……!)


最後の一撃でリーダー格を弾き飛ばし、南門は無事に守り抜かれた。

「ふぅ……守った……!」

アキコはスコップを握りしめ、胸の奥で達成感が広がる。


「よくやった、アスカ」

ノヴァの声は穏やかだが、確かな称賛を含んでいた。


南門の守りは成功。

これで式典への進行も、一歩安心して迎えられる状況となった。

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