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メイキング  作者: せつぷらちなむ
第三章 アストラル城篇
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第三十一話 アストラル城、到着

才塚さいづかアスカ♀【スキル】メイク

高校二年生。学校の旧コンピュータ室から電脳世界メイキングにログイン。想像を創造する力、「メイク」を付与される。

・ノヴァ♀【スキル】???

電脳世界メイキングのサポートAI。自らアキコと同年代の見た目に設定しており、冷静沈着で的確な助言をする。

火野ひのミライ♀【スキル】ブレイズ

高校二年生。アキコと同じく電脳世界メイキングにログインしているプレイヤー。火を扱う「ブレイズ」のスキルを持つ。気持ちが真っ直ぐで情熱的。

九足八鳥ろくろみシュウスケ♂【スキル】???

ひょうひょうとした立ち回りをし、何故かアスカたちと行動を共にしている。八部鬼衆はちぶきしゅうの一人、紅蓮ぐれんカナメと面識があるようだが……?

・クレア・ナイトフォール♀【スキル】シャドウ

気高き女騎士ナイト。冷静で無駄のない戦いぶり。ギルド依頼で単独行動していたがアスカたちに合流。影を具現化し、攻撃するシャドウのスキルを持つ。

・キョウシロウ¿【スキル】???

本名、清代きよしろ。聞き間違えられ、キョウシロウと呼ばれている。アスカの能力に一早く目を付け、遠隔で接触し、支援している謎の存在。裏の思惑がまだ読めない。

街を出て、チームは城へ向かう。

「アストラル城……思ったより大きいな」アスカが目を見開く。

城は石造りの塔が幾つも連なり、遠くからでも白く輝いて見える。


「守るべき対象を確認するわ」ノヴァが目を細める。

「任せて! 私が前衛で敵を迎え撃つ!」ミライが炎を纏う。

クレアは微笑みながら、静かに隊列を整える。

「ここでは焦らずに、確実に守ること。無駄な攻撃はしない」


シュウスケは壁際から影のように見守り、軽く手を振る。

「ふふ、弟子ちゃんたち、緊張してるかな? でも、僕は後ろで見守ってあげる♪」


城門前に到着すると、城の守衛長が出迎えた。

「おお、冒険者の皆さんか!今回の護衛を頼むぞ」


アスカはスコップを握り、深呼吸する。

(この武器と仲間たちで……絶対守る!)


その時、城の塔上で黒い影が動く。

「……敵か、それともただの鳥か?」ノヴァが警戒する。


空気が張り詰め、城門前に一瞬の静寂。

アストラル城篇、護衛任務――ここから本格的に始まる。

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