表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/10

シスコン兄貴の来襲

 何ともやるせない気持ちになっての帰り道、そろそろエンジャンの屋敷(やしき)が見えて来た頃、俺達の馬車がこっちへ走って来るのが見える。ん、お(むか)えのつもりか? て言ったってどう考えても1頭立ての馬車よりこっちの方が速い。何か有ったか? 少し(いぶか)しみながらも馬車と合流する俺達。中には普通にミントとシトラが乗っている。

「どうされましたクリム様、わざわざ俺達をお(むか)えにいらっしゃるなんて…。」

俺の問い掛けにミントは怪訝(けげん)な顔をする。

「は? 何言って…おっしゃってますの、馬車で屋敷(やしき)の外に出てそこで落ち合う手筈(てはず)なんじゃありませんの?」

はて、何か話が行き違ってるのか? 等と思いながら馬車に乗り込む俺とガレン。すると馬車は何やら道を外れ林の入り口へ。そしてそこには既に待つ者がいた。

「クリムーっ!!」

「げっ」

それは、ジン・レオン、クリムの兄にして、ここダイダンの国王、その人であった。何とこのシスコン国王、妹の(とつ)ぎ先まで直接様子を見に来やがった、しかも輿入(こしい)れしてから未だ2日目だぞ。

 早速乗り込んで来ようとする国王を、御者(ぎょしゃ)の男が分かってましたという(てい)(むか)え入れている。こいつが夜な夜なジンと連絡を取り合っていたのには気付いていたが…。ていうか、やばい。

「あっ! な…何で貴様(きさま)此処(ここ)()る⁈」

俺を見るなり叫ぶジン。ははは…そりゃそうだ。こりゃ割と面倒(めんどう)くさい事になるかもな。

貴様(きさま)、また俺のクリムを(さら)う気か⁈ クリム、こっちへ!」

自分の後ろに(かば)うべく妹の腕を(つか)んで引き寄せようとするジン、そこではたと動きが止まる。

「ん、クリム…か?」

さすが実の兄、すぐ違和感(いわかん)に気付いたらしい。まあ、セレブな姫の腕とは違うだろう。変な筋肉の付き方もしているだろうし。

「違うっ、お前、クリムじゃ無い⁈」

「あらそんなー。ちょっと()れない環境(かんきょう)(つか)れてるだけですー。クリムですよぉー。」

誤魔化(ごまか)そうとするミントだが、それ…違うと思うぞ。

「断じて違う。クリムはそんなクネクネしながら(しゃべ)ったりするものか!」

完全にバレた。まあそれも当然か。シトラと御者(ぎょしゃ)、ガレンも状況に付いて行けないという顔だ。

「ち、しゃーねえな。実の兄を(だま)すのは無理だとは思ってたさ、いくらそっくりでもな。」

腹を(くく)って()に戻るミント。シトラと御者(ぎょしゃ)が口あんぐりだ。

「クリムは…本物の妹は何処(どこ)へやった⁈」

興奮(こうふん)状態のジンが声を荒げる。

「クリムなら首都の方で(かくま)って(もら)ってるぜ。言っとくがあたいはクリム本人から(たの)まれて替玉(かえだま)をやってるんだ。どうしてもこの結婚がイヤだって言うんでな。」

「な…んと。」

少し冷や水を()びせられた様になるジン。ミントが(たた)み掛ける。

「それよりもアンタとボニーが知り合いだったなんて聞いてないぜ。どういう関係なんだよ!」

「…何を言ってる。知ってるも何も、こいつはエボニアムじゃないか! 魔王軍時代の元私の同僚(どうりょう)で、今は同じ四天王の1人だ。」

ジンがきっぱりとそう言い放つと、ミントはもちろん、クリムが替玉(かえだま)だった事にショックを受けたばかりのシトラや御者(ぎょしゃ)(あらた)めて腰を浮かせて狼狽(うろた)えており、その横でガレンも飛び出しそうな目玉で俺を凝視(ぎょうし)している。そのまま(しばら)くの沈黙(ちんもく)の後、

「いやいやいや…、コイツがエボニアム? 無い無い無い。(うわさ)に聞くエボニアム様と言やぁ一般(いっぱん)人は恐ろしくて近付く事も出来ないとか、触っただけでも()り殺されるとか、機嫌(きげん)(そこ)ねたら町ごと消し飛ばされるとか言われる様な、歩く災害かよってレベルの強烈(きょうれつ)な悪意の(かたまり)って話じゃねえか。」

「…ああ、(おおむ)ね正しい。」

ミントの語る都市伝説みたいな俺の(うわさ)をあっさり肯定(こうてい)するジン。そんな認識(にんしき)なんだ…。

「だけどコイツは、何なら全く逆。(そば)にいて不快感なんか無いし、ちょろいってくらいお人好しだし、弱…くは無いかも知れないけど乱暴にしてるのも見た事無いし…」

「確かに、俺の手下、1人も死ななかったんだよな…」

ガレンが横からボソッと口を出す。そう言えば最初にコイツが野盗(やとう)共を引き連れて襲って来たのを返り()ちにしたけど、死なない程度に(たた)きのめすを心掛けたんだった。そんなミントの疑念(ぎねん)、ガレンの援護射撃(えんごしゃげき)にも、しかしジンは納得しない。

「正直短い付き合いでは無かったが、親しいとは言えない間柄(あいだがら)だった。と言うかこいつは魔王様以外(だれ)とも歩み寄ろうとはしなかった。私とビオレッタが多少馬が合うくらいで、ガリーンは愛想(あいそ)は良いが全く信用出来なかったし、四天王は仲良しグループでは無かった。だがこいつとは共に前線で戦った戦友だ、見間違える事は無い!」

ジンはそう断言しながら、しかしこう続ける。

「外身は違和感(いわかん)無くエボニアムだ。だが…、今聞いたやる事なす事が違和感(いわかん)だらけだ。言うに事欠(ことか)いてこいつが"お人好し"? 一体何がここまでこいつを変えた?」

「おいカラス!」

「クワ⁈」

いきなりミントに呼び掛けられたネビルブがパタパタと窓から入って来る。屋根の上で話は聞いていた事だろう。

「お前はあたいと会う前からコイツと一緒(いっしょ)だ。何か知ってるんだろ⁈」

ミントに問い()められ、思わず俺の顔色を(うかが)うネビルブ。俺が(うなず)いてみせると、ポツポツ話し出す。

「ボニー様は、エボニアム様で間違い無いでクエ。我々はエボニアム国のエボニアム(とりで)からやって来たクエ。」

ざわつく一同。シトラと御者(ぎょしゃ)がジリジリ後ずさっている。

「で…、エボニアムが"お人好し"に成り()てたきっかけは何なんだ?」

(さら)()め寄るジン。

「エボニアム国は人間の大陸から一番近い位置にあるクエ。それで度々(たびたび)人間達の軍の襲撃(しゅうげき)を受けるんですグワ、その都度(つど)エボニアム様自ら手勢(てぜい)を率いて返り()ちにしておりました。ところがある時"勇者パーティー"とか言う連中が数人だけで乗り込んで来たんでクエ。少人数にも関わらず沿岸(えんがん)警備(けいび)(とりで)を1日で落としたそいつらに俄然(がぜん)やる気になったエボニアム様は単身これを(むか)え撃ったんですグワ、この時にどうやら一度勇者パーティーに倒されてしまった様なんですな、それも跡形(あとかた)も無く吹き飛ばされたと言うくらいの完全完璧な倒されっぷりだった様でクエ。まぁ、この方も、その直後に即行(そっこう)で再生、何事も無かったかの様に復活して、魔力も体力もすっからかんになった勇者パーティーに逆襲(ぎゃくしゅう)して撃退(げきたい)したという、こちらも大概(たいがい)化け物なんですグワね。」

「勇者パーティーの(うわさ)は聞いた事が有るな。エボニアムが1度は倒されるほどやばい奴らだったのだな。しかしその後(うわさ)を聞かなくなっところを見ると撃退(げきたい)したと言うのは確かなのだろう。」

ジンの憶測(おくそく)混じりの感想を(はさ)み、ネビルブが続ける。

「ただこの戦いから帰った時、エボニアム様はほとんど全ての記憶を無くしてしまわれていたでクエ。頭まで吹き飛ばされた影響だとは思いますグワ、それ以来、随分(ずいぶん)雰囲気(ふんいき)が変わってしまわれたんでクエ。」

「なるほど、脳髄(のうずい)まで全て作り直しになったせいで、性格も全てがリセットされてしまったと言うことか。(にわ)かには信じられんが理屈(りくつ)としては理解した。」

納得はしきれていない様だが、それ以上の追求はしてこないジン。とりあえず彼やクリムに悪意が有って此処(ここ)で活動している訳では無いとは思ってくれた様だ。

「それで…、今はそのお人好しのエボニアムは()が妹の(たの)みを聞いてこの結婚話をぶち(こわ)しに来ている…という事で合ってるか?」

「…そう言う事になる。逆に聞くがジン・レオン、お前はこんな結婚に本気で前向きなのか、それとも何か別の目的が有るのか? クリムが幸福になる未来は全く見えないんだがな。何だよ第六夫人って!」

「うむ。現実は聞いていた以上の(ひど)さだったな、報告は受けている。」

俺の逆質問に答えるジンはもう落ち着いたものだ、それが少し(かん)(さわ)る。

「言っとくが、予定通り嫁入りしてたらお前の妹、今回2度は死んでたんだぞ!」

「見通しが甘かった事は否定しない。特に初っぱなに護衛(ごえい)職務(しょくむ)放棄(ほうき)してさっさと逃げ出したのは予定外だった。今は全員を投獄(とうごく)してある。コラル・ギャングとの接触が直ぐその翌日だったというのもちょっと想定外だった。(あわ)てて私自身がすっ飛んて来た訳だ。」

「…コラル・ギャングとの接触自体は予定の内だったってのか?」

俺が更に問う。すると多少言い(よど)む様子を見せた後、突然俺の心に直接ジンの言葉が()こえて来た。

(…そうだ。それこそがクリムをここへ嫁に出した一番の理由だとも言える。あそこには…、クリムを産んだ母親が()(はず)なのだ。)

どうやら魔法でテレパシーみたいなものを送って来ているらしい。そしてそれを聞いた瞬間、俺の中に有った(いく)つかの疑問や違和感(いわかん)が1つに(つな)がっていった。副村長だ! そう確信したのだ。あまりにも似ているミントとクリムを見ているので確信が持てないでいたが、副村長はクリムと似ている。雰囲気(ふんいき)は違うが、目端(めはし)、口元、その端々(はしばし)面影(おもかげ)が有ったのだ。署名(しょめい)(もら)った時の副村長の微妙(びみょう)な表情の理由も今なら説明がつく気がする。

(クリムの母親、カナリーはその優れた魔法適性(てきせい)を見出されてザキラムへ留学(りゅうがく)、帰国後魔法技術の技官として登用(とうよう)された人だった。人間の若い女性だったが腕は確かだったと聞く。だがやがて私の父親、先代のイエレン王と許されぬ関係になってしまった。そしてクリムが生まれたって訳だ。)

何かとんでもない話がジンの口から次々に飛び出す。周囲の者達は怪訝(けげん)そうな表情なので今は俺にしか話していないのだろう。それにしても、聞いちゃって良いのかなこれ?

(私の母がそりゃあ荒れてな、カナリーさんにはずいぶんと辛く当たっていた記憶がある。そして最後にはクリムを彼女から取り上げて、国外へ追い出してしまったのだ。母親と引き離されて毎日泣き暮らす幼い妹が可哀想(かわいそう)に思えて、私が結構(けっこう)彼女を可愛がるようになったのだが、母にはそれも大いに気に入らない様だった。だがそれも父がマゼンティアとの戦いで戦死したことにより状況が変わった。魔王様の後ろ(だて)も有って、私の発言権が国内で一気に大きくなったのだ。早々に母には表舞台から引退の上別邸(べってい)御隠居(ごいんきょ)願った。それでも私生児(しせいじ)で人間とのハーフと言う生まれながらのハンデを持った妹を迫害(はくがい)する空気は、母の隠居(いんきょ)後も、病気で崩御(ほうぎょ)された後でさえ根強く残った。それを私は精一杯(せいいっぱい)フォローしたつもりだ。)

ジンのテレパシーは続く。

(一方自分の娘と立場と居場所を(うば)われたクリムの母カナリーはその後行方が分からなくなっていたが、最近マゼンティアの人間街で強力な魔法を使う女性がリーダーの1人として台頭(たいとう)して来たという(うわさ)が有り、もしやとは思っていたが、昨日お前らが視察(しさつ)に行った顛末(てんまつ)の報告と、そこで受け取った署名(しょめい)が"カナリー"となっていたと聞いて確信した。)

つまりあの時は、副村長、カナリーさん?にとって、引き離された娘との十何年ぶりかの再会だった訳だ。どんな気持ちだったんだろう、ひょっとしたら替玉(かえだま)である事にも気付いていたのかも…。

「お前らさっきからコソコソ何やってんだよ!」

しびれを切らしたミントがキレて叫ぶ。おいおい、一国の王様(つか)まえて"お前ら"呼ばわりって…。

「ああ、すまない、考え事をしていたんだ。なぜクリムを嫁に出したかだったかな。」

「ああ…。まあいいや。そうだぜ! 何だよこのクソみたいな縁談(えんだん)はよ! あのエンジャンって野郎も、その奧さん共も、ろくでもねえクソ貴族共じゃねえかよ! まるっきり自分等の事しか考えちゃいねえ、住民が悲惨(ひさん)過ぎるぜ。あんな奴の元で幸福になれるものなんていやしない。ぶっ(つぶ)しちまえよ。こんな(りょう)!」

半ギレのミントの言葉にちょっと引いた感じのジン。

「まあそうなんだが…、(たの)むからその顔であまり(きたな)い言葉を()くのは遠慮(えんりょ)して欲しいんだがな…。話を戻すが、クリムを嫁に出したのは武力によるマゼンティア併合(へいごう)躊躇(ちゅうちょ)する穏健派(おんけんは)の貴族達を説得する材料作りの為でもあるのだ。王の妹を嫁に出す程の歩み寄りをしたにも関わらず、その妹に危害を加えるような暴挙(ぼうきょ)()されるのなら、遠慮(えんりょ)なく()(ほろ)ぼしてしまえと言う論調(ろんちょう)が巻き起こるのを(ねら)っての事だ。そこに関しては、もう充分なネタが(そろ)ったと思っている。」

「そうか。こういう流れになるのが分かっていたから、不運にも到着出来なかったんだから仕方ないだろうという事にしたくて、俺達に輿入(こしい)れ馬車を襲わせるように仕向(しむ)けたって訳か、俺達ゃそんな事に利用されたのか。」

ジンの説明の合間にガレンが苦々(にがにが)し気に(つぶや)くのが聞こえた。

「実はそれ以外にも調査しておきたい事は有った。エンジャン…というかこのマゼンティアには何か脅威(きょうい)となるものが秘匿(ひとく)されているという言い伝えの様なものが有った。その真偽(しんぎ)を確かめる事は出来ていないが、それらしき気配も無い、多分(たぶん)はったりだったのだろう。とにかく方針は決まった。私の妹を護衛(ごえい)も付けずにギャング集団の元に送り込んだ時点でこちらの誠意(せいい)は無にされたと言える。統治(とうち)自体も到底(とうてい)国を発展させるものでは無いし、住民や周辺の地方領主(りょうしゅ)の支持を受けている様子も無い。エンジャン(きょう)更迭(こうてつ)、マゼンティアは併合(へいごう)する!」

宣言するジンに対し、俺は言う。

「いっそコラルギャングと手を組んでしまったらどうだ?」

「いやそれは出来ない。」

カナリーさんの件も有って持ちかけた俺の提案は壁に()ね返る様な勢いで即却下(きゃっか)された。

「にべも無いな…。」

「これは政治の根幹(こんかん)に関わる問題だ、責任有る我等(われら)魔族で片付ける必要が有る。人族に介入(かいにゅう)させるのは国是(こくぜ)に反する。魔王様の方針とも相容(あいい)れない。」

そうなのだ、これがこの魔大陸の考え方なのだ。人族と魔族は平等では無い。それが常識であり、疑問を持つ者すらほとんどいないのが現実なのだ。魔王の支配する魔の大陸、そんな中にあっても人々が一定の幸福を得て生活出来ている…、そんな状態を、おぼろげではあるが理想として考えていた。だがそれにはこの人族に対する考え方がとにかく相容(あいい)れない。魔王その人の考えの様だが、それを何とかする事など出来るのだろうか。どういう人なんだ、魔王って…。

「お前達はどうする? なんならもうこのままミカロンに引き上げてしまっても(かま)わんぞ。」

ジンが提案して来る。

「…一応、顛末(てんまつ)見届(みとど)けたいんでもう少し残るよ。」

やや思案した後そう答えるミント。危険は有るだろうが、元諜報(ちょうほう)部員の血が騒いだのかも知れない。俺も心残りが結構(けっこう)有るので同意見だ。

「そうか、好きにするといい。私は事態を動かす。」

そう言い残すと、馬車を出て木々の中へと消えて行くジン。クリムでないと分かったらあっさりしたもんだ。

 ジンが消えた林の中から唐突(とうとつ)飛竜(ワイバーン)が飛び出して行く、そしてその背にはジン。()い上がると同時にフッと空中に姿を消す。

「ちぇ、隠密(おんみつ)行動用のいい魔道具を使ってやがるな、(うらや)ましい。」

「うん、ありゃいいな。」

「お前は何に使う気だよ。まさかこっそり女風呂(ぶろ)にでも…とと、いけねえ。あんた、エボニアム様だったんだよな。知らなかったんだ。今後は口のきき方に少し気を付けるよ…。」

「少しかよ! …今まで通りでいいよ、お行儀(ぎょうぎ)のいいお前なんて気持ち悪いや。呼び方もボニーでいい。」

軽口混じりにそんな事をミントに要求する俺。実際本気でそうして()しいと願っていたりする。

「気持ち悪いって何だよ! てか今まで通りの突っ込みが()しいってか? ドMかよ!」

うん、そうそう、その調子。何だか心底(しんそこ)(うれ)しいな。周りの連中はドン引きしてるけど…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ