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 さて、みぞれはひとりで大丈夫でしょうか? とっても心配です。でもそれはくままるもおんなじみたいでした。

 みぞれの歩いている少し後ろのふっくらとした作りもな木のところで、くままるはその丸っこい顔を半分くらい木の幹のところから出して、そっとみぞれのことを見守っています。

 みぞれがてくてくと歩いていくと、そのぶんだけくままるも作りものの森の中をとことこと歩いていきました。

 本当は一緒にいてあげたいのだけど、さっきけんかをしたので、くままるもまだちょっとだけ怒っていました。

 だからみぞれには見つからないようにしていたのです。

 ほらほら。二人とも。喧嘩しないで。仲良くしてね、と仲直りをさせてあげたいです。

 二人はお互いに意地を張っていて、みぞれもくままるもなかなか自分からごめんなさいをして仲直りをしようとはしませんでした。

(うーん。困りましたね。どうしましょう?)

 やがてみぞれは森の中にある綺麗な泉を見つけました。

 その泉の近くの木には果物がなってます。それはどうやらりんごのようでした。

 真っ赤なりんごは美味しそうです、それは作りものの木からなっているのに、りんごは作りものではなくて、本物のみずみずしい美味しそうなりんごでした。(不思議ですね)

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