萌える火の鳥
風に吹かれる秋がゆき
辛い夜風の冬が来る
闇に焦がれる心拍の
数を数えて生きるため
それの正誤はわからずに
唇をつく悲しみの歌
それを紐解くうたのうた
命がキラキラ舞う夜は
罪を棄てても良いからと
いま罪深い嘘をつく
贖罪の風にゆりゆられ
そらの彼方に舞う羽が
そのゆくさきまで癒すなら
罪吹く街に火の鳥が
照れながら翔ぶ萌えあがり
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お読みくださり誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。