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詩歌集

ぶんぶんぶん


ぶんぶんぶん


君と手を繋いで歩く、放課後。


君は恥ずかしがり屋さんだから、人目が多いところでは手を繋いでくれない。


そんなところが、私は好きだけど。


ぶんぶんぶん


君と手を繋いで歩く、通学路。


私が手を繋ごうって言ったらおどおど。


君の返事を待たずに、君の手をぎゅっとすると。


君は恥ずかしがりながらもへらりと笑った。


ぶんぶんぶん


君と手を繋いで歩く、住宅街。


握る君の手をぶんぶんぶんと振る。


すると君も、ぶんぶんぶん。


君と顔を見合わせて、声をたてて笑う。


ぶんぶんぶん


君と手を繋いで歩く、夕焼け色の道。


君と繋ぐ手をぶんぶんと振りながら歩く。


君の手はちょっと汗ばんでてあったかくて。


ぶんぶんぶん


ぶんぶんぶん


君と繋ぐ手を振りながら。


君と一緒に歩いて帰る。


後ろに伸びる私と君の影も、楽しそうに手を繋いでいた。


ぶんぶんぶん


ぶんぶんぶん…



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― 新着の感想 ―
[良い点] いいなあ。 この世界観、大好きです!
[良い点] いいですねー! ほっこりとしました♡ 素敵な作品をありがとうございました!
2022/12/28 23:42 退会済み
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