表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/265

1. 宿題をやらせるか

 1. 宿題をやらせるか




 今日も平凡に生きている。目の前のこいつさえいなければだけどな。


「ん?いやーん。先輩。私のことそんなに見つめちゃって発情期ですか?」


「……今のでお前はオレを怒らせた。今すぐ自分の部屋に帰れ」


「えー、ひどいですよ。私と先輩の仲じゃないですかぁ」


「うん。だったらなおさらだな。オレはやることがある。だからお前は帰れ」


 そう言ってからオレは机の上に宿題を広げる。もうこいつに構っている暇はないのだ。こいつの思考は破綻している構うだけ時間の無駄だ。


「あ!それじゃ私が教えてあげますよ!」


「……は?」


「ですから先輩の宿題のお手伝いをしてあげようかなーなんて思ったんですけど……どうしますか?」


「お前一年だよね?ふざけてるのか?」


「まあまあ遠慮しないでくださいってば。可愛い彼女が言ってるんですよ?」


 うぜぇ。彼女じゃねぇし。だがここで断ってもまた面倒なことを言い出すだろう。ここはおとなしく受け入れたほうがいいかもしれない。


いや待てよ……ここはこいつにも宿題をやらせておとなしくさせよう。そしてその間に宿題を終わらせる。うん。それがいい。ナイスだオレ。


「なぁ白石。お前も宿題あるだろ?一緒にやろうぜ?」


「えっ……先輩やっぱり私と一緒に宿題デートしたいんですね?……いやーん。嬉しいですぅ。彼女のために……さすが彼氏ですね?きゃっ言っちゃった!」


 逆効果だった……。結局この後宿題をやりながらこいつの変な話に付き合わされることになった。

『面白い!』

『続きが気になるな』


そう思ったら広告の下の⭐に評価をお願いします。面白くなければ⭐1つ、普通なら⭐3つ、面白ければ⭐5つ、正直な気持ちでいいのでご協力お願いします。


あとブックマークもよろしければお願いします(。・_・。)ノ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ