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2ゲーム、現実世界の身体はやはり、ゲームの世界の身体のように上手く動かせないものだよな

何とか無事に二話目をお送りすることができました。


頑張ってこの作品の宣伝などをしていた結果、一週間内でアクセス数0ということがありませんでした。


いやぁ嬉しいですね、とにかく自分が今やることは話のクオリティを落とさないよう頑張ること!


このまま人気作品目指していきます!

「ひじはガーゼで抑えてあるわ、問題の頭が痛いってことだけど、打ってないのよね?」


 消毒の臭いが漂う保健室で、保健の女教師が手当てをしてくれ、加鍬の頭による質問タイムが始まった。


「はい、でも今は全然痛くなくて……、それに、この頭痛を前にどこかで体験したことがあるんですよね……」


「もしかして持病か何かでござるか!? 星野先生、一度病院へ行って診てもらったほうがよいのでは……」


 意外な事実を耳にした湧渡に焦りが見えた。


 まだ若い男子高校生が持病ありなんて少し恥ずかしいことだが馬鹿にできないことだ、こんなオタクの身であってもやはり未来の社会を担う若芽の一人、何としてもその頭痛の正体を見つけたいものだ。


「あぁ思い出した、確かプールの時……、あとは小さい時、縄跳びの二重跳びをしていた時だったのを良く覚えている!」


 プールや縄跳び、そして先ほどの事件、特に関連性は見当たらない。


「小さい時からって……、やはり持病で間違いないのでござるか!?」


「プール、縄跳び、そして今回助けに行った時の動き……、もしかしてそれって、酸欠じゃない?」


「「……え?」」


 保健の先生から意外な言葉が飛び出てきた。


 酸欠、酸素欠乏症の略称で、人体が酸素の濃度18%未満である環境に置かれた場合に生ずる症状だ。動きが鈍くなり、頭に痛みが走ることで有名だ。


「プールでの頭痛は色んなケースがあるわ、体温と水温の差による血脈循環悪化、ゴーグルの締め付けの悪さ、塩素アレルギーとか様々よ。でも縄跳びの二重跳びという激しい動きや、今回助けに行った時の咄嗟の動き、深澤くんは一瞬で動く時あまり呼吸しないくせがあるみたいね。けど一瞬なんだからそんなに身体に負担がかかると思えないんだけど……、要するにあれよ、運動不足なだけよ」


 チーーーン、という音はこの空気の擬音語にぴったりだと思う。


「さて、吾人は教室に戻って先生やみんなに報告するでござる。カスキ殿、一応! お大事に」


 心配して損したと言わんばかりの目線を向けられたのを加鍬は察した。


 そして優しさの温もりも感じないまま湧渡は保健室から出て行った。


「なかなか辛辣ね、よく関係持つわね……」


「あいつや他のメンバーの真の良さはさらに奥深いところにあるんですよ、ハハハ……」


 笑っていない目で先生と会話する加鍬、それを見ていた星野先生も苦笑いをしてしまった。


 もうちょっとましな笑い方ができないのだろうか。


「さて、そのひじ以外の見た目は何ともないわけだけど、頭の件もあるから大事をとって寝ておく?」


「これで堂々とサボれますな」


「はっきり言うわね……、というかそういうのは普段の授業がある日のほうがいいんじゃないの?」


「いやぁ始業式だって嫌なところありますよ。特に今日は夏休み明けなんですから、校長の長い話に加えて総体の表彰式とかありますしね」


「気持ちはわかるけどちゃんと校長先生の話をしっかり聞いて、同級生や先輩を祝ってあげなさいよ、……というか春の離任式、あなた貧血で保健室に来たけどまさか……?」


「だって新入生に離任式見せるとか損でしかないでしょ!? 普通入学式の前でしょ!? 別れて行く先生と生徒の悲しい姿を見せられても今年入る一年にわかるわけないじゃん、まあかといってどんなに感動する別れの挨拶聞かされてもこっちにはチンプンカンプンなんだけどね」


「そこまで言われるとなぜか怒れないわね……」


 学校によって違うとは思うが、加鍬が通う高校は入学式の後に離任式があるのだ。


 そういった変なシステム、何の得もない行事などに加鍬はすごく敏感なわけで、高校からは徹底的にさぼろうとしているのだ。


 すべては中学の経験を得て、というわけだ。成長しているように見えるが、やることは子どもだ。


「じゃあ私は担任の先生に話してくるわ、あと親御さんに連絡しておかないといけないわね、あとは……」


「ちょっ、ちょっと待ってください!?」


 星野先生が出て行こうとしたその時、加鍬が急に止めに入った。


「ど、どうしたのよ……?」


「本当は大したことないから始業式に行けるんだけど、めんどくさいからサボっているということを担任に話していいから、親に連絡するのは止めてください!」


「なんか色々おかしくない!?」


 サボろうとしたのがばれたくない相手は、普通は教師のほうだ。星野先生もそう思う。


「え、深澤くんの家ってそんなに厳しい感じなの? 別にサボってることは担任にも親御さんにも言わないつもりだったんだけど……」


「それでも、親に連絡するのは止めてください」


 先ほどとは随分と違った態度を取るので星野先生は少したじろいでいた。


 意味がわからない、一体親に何を話してほしくないのだろうか……?


「もしかして心配かけたくないとかいう『あれ』なの? でも大したことないんだし、教師としては義務なんだけど……」


「ほらぁ……、あれですよえっと……、そう! 今、親は仕事行ってるので電話しても誰も出ませんよぉ、だから帰って来てから自分で話しますから……」


「答えになってないわよ。入学手続きの時にすでに緊急連絡先というのを書いてるんだから、仕事先の電話番号がわかるはずよ」


 しまった……、という声が加鍬から少し漏れた。


 星野先生の言葉で余計に加鍬の動揺が目に見えるようになった。どれだけばれたくないのよ、とツッコみたくなるほどだった。


「そ、それでも……」


「はぁ……、何なのよ理由は?」


「一言で言うなら、思春期だからです」


 あまり答えになってない答え、しかし星野先生にとって今の言葉は少し重く感じた。


「……わかったわ」


 少しため息をつきながら、保健室の扉をピシャリと閉めた。




「梶野先生、深澤くんは大丈夫です。ひじを擦りむいたのと、酸欠で頭痛があったくらいでしたが、大事を取って寝かせています」


「おぉそうですか、ありがとうございます!」


 星野先生が職員室へ行き、担任である梶野先生に加鍬の様態を教えた。


「いやぁあんなオタク不良でも、やるときはやる男だな! 俺ちょっと深澤のこと尊敬しちゃいましたよ! ま、危ないことに変わりはないので後で注意しておきますがね」


 先生が生徒に尊敬するというのはどこかおかしな気がするが、星野先生は特にツッコむ気はなかった。


 校門前で事故が起きていたことはすぐに教員に知れ渡っていた。否、始業式で校長先生が全校生徒の前で注意するようにという話をしたくらいだ、教員どころか学校中大騒ぎになっている。


 それはさておき、加鍬は一人の女子高生を助けたのだ。普段オタク不良という存在で見てる梶野先生でも尊敬して笑ってる反応だ、加鍬はヒーロー扱いされてもおかしくはないだろう。


「ですね、……あ! そういえば、深澤くんが『親には連絡しないでほしい』と言ってたのですがどういうことなのでしょうか?」


「あぁ、きっとあれのことか。星野先生はいいんですよ、気にしないでください。あの親にしてあの子あり、とよく言うじゃないですか、あいつも何だかんだで苦労してるから、ああやってオタク不良をやってるわけなんですよ……」


 どうやら梶野先生は深澤家の事情を知っているらしい。


 普段は『オタク不良』と呼ばれていて、クラスでは浮いた存在となり、勉学をまともに受けず友人とペチャクチャとアニメの話をしているといった行動ばかりしている。


 尊の色々奪われた件もあるし、成績も態度も悪い、そして親の件、あの『オタク不良』を仕切っている加鍬は、今までとは一味違う問題児なのだ。


「しかし、酸欠とはいったいどういうことですか?」


「急いで女子高生を助けに行った時の無酸素運動、……は違う、つまりは運動不足です」


 一言で表せる言葉がまさかの運動不足とは、悲しすぎる。


「アハハハ、本当ですかそれ! あいつにはもう少し運動が必要みたいですね!」


「まあ確かにこの先のためにしっかり運動を……、あれ? そういえばその助けた女子高生というのは?」


 話しているうちに、星野先生は例の女子高生のことが気になってしまった。


 加鍬に助けられたとはいえ、少しは怪我していてもおかしくはないはずだ。なのに今日は加鍬以外の生徒は保健室に来ていなかった。


「あぁ、確か愛え姫ひめ薫かおると言ってたな。何でも悩んでて前を見てなかったとか」


「愛姫さん!? あのお嬢様生徒がどうして……」


「それは女である星野先生のほうが詳しいんじゃないですか? まあそれはさておき星野先生、今度一緒にディナーでも……」


「保健室にいないか確かめてきます」


「え、ちょっと……!?」


 梶野先生のお誘いを無視して、職員室から出て行った。




「ほんまにあのお嬢様が信号無視ったんかいな!?」


 オタク不良のこいつらとは月とすっぽんな存在、愛姫薫は愛姫財閥の一人娘というまともな意味で有名だ。


 そんな彼女が赤信号を無視するとは……、いや、人間なんだから一つか二つのミス、あるいは急いでいたため故意に信号無視して渡ることだってあるだろう。


「うん。でもみんなも見たと思うけど、彼女は急いでたわけではなかったって、あることに悩んでて気がつかなかったって……」


「何でござるかその悩み事というのは……?」


「聞いてないし聞いても答えてくれないと思うよ、お年頃の女の子なんだから悩みだってあるに決まってるでしょ……」


「でもよぉ、だからってあの態度はありえへんやろ!」


 休憩時間の教室で、事前に愛姫薫と話してた尊が湧渡と昂に真相を伝える。


 顔がよく効く尊なら愛姫のことを聞けると思って待ち構えた2人だったが、どうやら拍子抜けだったようだ。


 たとえデリケートな女の悩みであっても、加鍬は命がけで守った。理由を話すといったそれなりの対価は必要なんじゃないか、とデリカシーのない2人は思っている。


「まあ確かに、一度ならず二度までも不潔扱いされると……、カスキくん自殺とかしちゃったりしないかな……!?」


「だ、大丈夫でござるよ! ああ見えてカスキ殿は打たれ強いし器が大きいでござるから……!」


「せやな、それに今回の件でカスキはヒーローになったわけやから、今にきっとみんなから親しまれて……」


「はぁ!? そんなわけないじゃないの、ばっかじゃないのあんたたち!!」


 昂たちの会話に入って来ようとしてる女がいた。


 肩まで届く茶髪をなびかせ、規律正しくをモットーとしてそうな佇まいが露わとなっている。


 特に目立った美しさは見当たらないが、少なくともオタクたちが簡単に接せられる相手ではない。


「そんなわけないって……、どういうことや?」


「あんたたちみたいなキモオタが軽々しく愛姫様に触らないでって言ってるのよ! 汚れたらどう責任取ってくれるというの!?」


「な、なんでござるかその言いがかりは! それにカスキ殿がいなかったらその愛姫殿は死んでいたはずでござる! 何の恩もないというのでござるか!?」


「はぁ!? 頼んでないし、余計なお世話なのよ! あの男が助けなくても、愛姫様なら神の御加護があるのだから避けられるに決まってるのよ! そう、まるで天使の羽が生えたかのようにブワッと、華麗に舞うのが想像つくわ!」


 そう言いながら女は目を輝かせてわけのわからないことを言う。


 というかあの女の脳内の愛姫薫は、人間離れしているのが目に浮かぶ。頭に虫が湧いてるんじゃないか、と言いたいほどオタクたち、特に湧渡と昂は腹が立っていた。


「なぁ、あいつやけにその愛姫のこと美化しすぎてへんか? というかあいつ誰や?」


「丸秘まるひ翔子しょうこさん、愛姫さんの秘書をしてるんだって……」


「なんと、秘書とはまた随分と高貴な役を担っているとは、ということは側近ということでもあるのでござるか!?」


「いや、聞くところによると自称で、無理矢理っぽいって……」


「「何だそれ、ダサ……!」」


 呆れた2人のハモリを耳にした翔子がプチンと切れた。


「う、うるさい……! 私は私にしかできないことを積極的にやってるのよ、あんたたちみたいな……」


「おいーっす! オタクの鑑ここに参上!!」


 翔子の言葉を遮るように、加鍬が教室に入ってきた。


「あ、酸欠少年でござる」


「てめえその言い方はやめろ、酸欠少女さユりに失礼やないか!」


「お前も大概だぞ! 人がせっかく良い行いをしたっていうのにこの仕打ちはないだろ……」


 序盤から酸欠のことでいじられてテンションが下がっている。


 だが、本当の仕打ちはここから始まる。


「深澤くん、ちょっといいかしら?」


 オタクたちのやり取りを跳ねのけて、翔子が加鍬に話しかけた。


「あぁはい、えっと……、誰だっけ?」


「丸秘翔子よ、愛姫様の秘書をしているわ」


「あぁこれはご丁寧に。で、丸秘さんは俺に何の用なのかな?」


 ゆるい感じで加鍬は接するが、翔子は一瞬たりとも気を緩めたりしない。


「あなた、よくも愛姫様に気安く触ったわね」


「愛姫さま……? いつなんどきのこと……? そもそもどんな人だっけな……?」


「ほら、今朝の事故の時カスキくんが助けた女子高生、あの子が愛姫さんだったんだよ」


「おぉ、そうだったのか! それじゃあもしかして俺ってかなりのお礼もらったりするのかな?」


「もらえるわけないでしょ!!」


 冗談気味に言った加鍬に向かって、翔子は思いっきり怒鳴る。


「あんたみたいなオタクが助けてもお礼なんてもらえない、それどころか慰謝料を請求するほどよ! あんたのせいで愛姫様が汚れたらどう責任取るつもりなの!?」


 それを聞いて加鍬は湧渡に『何こいつ? 湧いてんじゃないの?』というアイコンタクトとジェスチャーをする。それを受け取った湧渡は同じく『そういう人だから仕方ないのでござる』と返信した。


 湧渡の返信を受け取った加鍬は少し考え、何かがひらめいたのかポン、と手を叩く。


「あぁ、もしかしてあれか? 責任取るって『できた』という意味の責任というわけなの? やっだぁこの子、まさか触っただけで『できる』と思ってるのぉ? 頭だいじょうぶぅ? 保健体育学んでますぅ?」


「なっ……!?」


 まさかの加鍬が考えていたのは煽りだったようだ。


 今の言葉を聞いて翔子は顔を赤らめ、クラスの女子はざわつく。


 逆にクラスの男子は『おぉーっ!』と歓喜し、オタクたちは大いに盛り上がった。


「さすがだぜカスキ、それでこそうちらのリーダーや! やっぱりカスキは考えることが違うぜ!」


「さっきまで苛立ってた吾人たちがバカバカしいでござる、傷ついてもおかしくない本人が一番冷静に対処しどんでん返しをするとは、カスキ殿はなかなかの策士でござるな」


「どうしてだろう、なぜかスカッとした感じがする……」


 さあ、男と女の天下分け目の戦いとなった。


 男でありオタク代表、深澤加鍬VS女であり愛姫様の自称秘書である丸秘翔子、さあ勝つのはどちらか!?


「あ、あなた何バカなこと言ってるの!? それくらい知ってるけどそういうことを言ってるんじゃなくて……!」


「おいおいほんとかよぉ『できる』やり方知ってんのか? 怪しいなぁ? 今ここでちゃんと説明してくれよ。どうしたの早く言えよ。いーえ! いーえ!」


 たじろぎながらも否定する翔子に追い打ちをかける加鍬、そして加鍬の必殺、『言えコール』が発動した。


 それについていくかのように、オタク全員が『言えコール』を始める。釣られてクラスの男全員もコールをする。


「「いーえ! いーえ! いーえ! いーえ! いーえ!」」


 流れを取られ、呆然と顔を赤らめる翔子、何も言えない女子たち、完全に男たちが有利となった。


 そしてこの男は、さらに追い打ちをかける。


「ほらほらどうしたのぉ? もったいぶらないで早く言っちゃいなよ! それとも、本当に知らないの? おいおい聞いてるのかよ、日本語通じる? エクスキューズミィ?」




 パチンッ!




 調子に乗った加鍬の頬に一つのビンタ、それによりコールは打ち消された。


「あなた最低ねっ! それでも男がすることなの!?」


「なっ!? 元はと言うとてめえが……!」


「やめろゴウ!」


 なぜかぶたれていない昂が怒り、ぶたれた加鍬が止めに入った。


 ここまでされても冷静でいられるというのは、少し妙なのではないか。


「どうしてそこまでされて冷静でいられるのでござるか? 汚いもの扱いされて、人助けの恩もない、少し調子に乗って仕返ししたら暴力に走ったのでござるよ」


「俺をぶったということで、普通なら訴えるくらいのものだな、慰謝料ものかなぁ。でも君が言った汚れたとか何たら言ってた慰謝料もある、ならこれでチャラになるってことだ、丸く収まったねぇ、丸秘だけに!」


 最後のダジャレは寒かったが、加鍬はここまで考えて行動していたということがわかった。


 とにかくこれで一杯食わせた、器の広さに奥深くまで考えてた加鍬には誰であろうと敵わないはずだ。


「ふ、ふんっ! まあいいわ、そうやって悪知恵を働かせて生きていくといいわ。所詮あなたはクズ、アニメなんていう二次元のまやかしばかり見てるからそうやって脳みそが腐ってくるのよ。その発酵頭がこの社会で認められなくなるのを楽しみに待ってるわ……」




「おい、クソアマ……! てめえ今、なんつった!?」

プロフィール紹介




業浪昂わざなみごう


・年齢:16歳(高校一年生)


・誕生日:5月5日生まれ


・血液型:B型


・身長:172cm 体重:58kg


・好きなもの:辛いもの、ベルト 嫌いなもの:甘いもの、偉そうにしてるやつ


・好きなタイプ:貧乳(ロリは認めないらしい)、ドM


・感情:喜20%、怒20%、哀2%、楽5%、明5%、暗4%、温3%、冷22%、無1%、狂18%


【その他】 オタク不良の中では文武両道できているほどのスペックの高さ、陸上部のエースで実力は認められており、勉学もそこそこできる感じ。ただし性格がドSなせいで先輩後輩(中学の時)たちからは親しまれていない(もちろんオタク不良も理由)。現在の目標は、大人用のおもちゃを集めることらしい。


【作者の意見】 感情的に動くタイプであり、関西弁だからなかなかに汎用性が高くてとても動かしやすい(笑)


 彼は貧乳派、加鍬とは敵になりそうです。


 自分は巨乳派だから、昂が『貧乳の良さ』について語る回が来た時は、誰か貧乳派の人にインタビューしようかな(笑)

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