第1話 始まり
異能/魔法の話に加えて、実際に経済や統治、思想などの話も学べる内容となっておりますので、どうぞお楽しみください!!!
「東南アジアは毎日あっついなあ・・」
小田祐司は友達と4人で東南アジアに、大学院の卒業旅行に来ていた。
住んでいる人からすると、最近は涼しいとは言え、毎日28度あるため、2月の日本と比べるとかなり温度差がある。
「ユージは慣れてるんだと思ってたけど、暑いと思うんやなあ」
井田真理子は京都人特有のアクセントで、少し揶揄うような声色でユージに言った。
「あちーものはあちーよ。。マサは汗かいてないな。さすが顔がイケメン東南アジア人だけはあるな」
「顔は関係ないやろ、てか誰が東南アジア人顔やねん」
ユージの言葉に戸倉雅弘は関西人らしいツッコミを入れた。
「ユージとマサって、どこでも同じような話してるよね・・ねーマリ、あそこのカフェ可愛いくない?入りたい!」
小此木絵理香は少し呆れたように話を逸らせた。
「かわいいなあ、歩くの疲れたし、ちょうどええなあ」
マリが相槌を打ち、4人はそれぞれカフェに入って行った。
この4人は文理融合の大学院における同期であり、ある時授業でグループワークをして以来、仲の良い男女グループでもあった。
彼らが通うのは国内トップの大学で、それぞれ情報工学、経済学、哲学を履修し、成績の面でこの4人はトップクラスに位置している。特にユージとマリと同じ経済学を専攻しているが、大学院の研究科賞を卒業式で受賞する予定である。
「この国って独裁と聞いてた割には、結構自由な感じだよねえ」
マリがカフェのオーダーを済ませて言った。
「ここは内戦が30年前まで続いてたけど、その後は国連が暫定政府を立てて、政治の立て直しを行ってるから割とちゃんとしているよな。独裁ってのは、その後の超長期政権が続いてい事を批判するものだから、あくまでも民主主義の枠の中で独裁的であるって事だよ」
「まあ、めっちゃ漢字が多いから、某大帝国にほぼほぼコントロールされてる様な気もするけど、それは誰も言わんって事やな。」
ユージが服の中に扇風機をいれるという不真面目な格好をしながら、マサに対して真面目な話をしていた。
「相変わらずよく知ってるね。じゃあ今日はこの後、その内戦時代のことを知るために、国立博物館に行こう!」
旅行の時は一番しっかりしているエリカがリードして、一行はカフェを楽しんでいた。
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