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鳥の国から  作者: 蓮尾純子(はすおすみこ)
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97 みなと新池 現在進行  みなと池の棚田  1995年12月 

すずがも通信95 1995年12月 みなと新池 現在進行


 ヒシやトチカガミが枯れる季節になりました。この時期にはカモの群れがわっとばかりに入ります。たぶん枯れた水草を食べているのでしょうけれど、よく見る間もなく飛び立ってしまうので、何をしているのかよくわかりません。

 10月なかばに畔を埋めたり切ったりして、棚田の池側の半分を干しにかかりました。この春、5段ある棚田の中央にあぜを立てて2枚ずつに分けました。10枚にしたのは、この方が1枚の面積が少なくて手入れがいくらか楽かな、ということだけではなく、いざという時には2系列に切り離し、片方だけに水を流し、片方は干し上げるということができるようにするためでした。

 着想はけっこうなのですが、現実は思い通りには動きません。3、4枚目は乾いてきたのに、他のところはなかなか水が切れない。よく見ると、1枚目の水口をふさぐ時、あぜを1本まちがえて水が入るままにしてしまった!ふさぎなおしたので1、2枚目もだいぶ乾いてきました。5枚目は、水路とあぜにもっと手をいれないと水がはけないようです。

 乾いたらすぐにでも草刈り、耕耘とおもっているのに、2,3枚目にベニスズメがずっといます。秋に営巣する種類なので、巣やヒナが残っているかもしれません。早く立ち退いてほしい! 池側半分の耕耘が終わったら、水をこちらに導き、残りの半分を干し上げるつもり。カエルが冬眠に入らないうちに作業をしてしまいたいのに、やっかいなベニスズメ。

 それでも、昨年に比べるとずいぶん気が楽。一度やっている作業で様子がわかる、というだけでなく、今年は昨年のようなぎっしりしげったアシ原がないからです。ホテイアオイの量も昨年の数分の1にとどまっているし、まあ、なんとかなるのではないかな。「焼きガエル」や「日干しトンボ」をあまり作らずにすむことを願っています。ていねいに棚田の土づくりをやって、水の浄化能力を高めることができるといいのですけれど。



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