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鳥の国から  作者: 蓮尾純子(はすおすみこ)
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67 水車ニュース 水位が高いと水質が悪くなる  1992年4月

水車ニュース  水位が高いと水質が悪くなる    すずがも通信73号 1992年4月


 森田さんたちの修理のおかげで、丸浜川の水質浄化用水車君、快調に回りはじめました。ところが、ずっと丸浜川の水位が高いせいか、やっぱり水質はいま一歩。1月と2月の調査時、泥はまっ黒でけっこう臭かった!特に塩浜橋の近くは2月の調査で生物ゼロ。塩浜橋の近くから流入してくる「丸浜川の主要水源」は酸素がほとんどない生活排水ですから、水量が多すぎては水車がふきこむ酸素も行き渡りません。底泥も長い間空気にふれていないし。

 水の色は1月は少し白濁ぎみ。2月はなんとも美しい?緑色!さしずめキウィフルーツ・ジュース(この緑色の正体は、どうやらミドリムシ:緑藻類のユーグレナのようです。リンや窒素分が多いと大発生します)。

 高い水位が続くことは水質浄化にとっては良いことではありません。一昨年12月ごろから、通常の排水は湊排水機場(千鳥橋のところ)で行ない、猫実排水機場(塩浜橋先)では雨などの時しか徹底排水をしなくなったことが、水位が高い原因だそうですが、まあ、水車が回っているかぎり、大きな逆もどりはないのでは、と楽観しています。

 丸浜川の生きものたちはというと、常連のイトミミズと赤虫はいちおう健在ながら少なめ、ちょっと気がかり。一方、両月とも「イトミミズ以外の底生動物」が見つかりました。

 それにしても、丸浜川にボートで乗り出したときの気持ちのよいこと!(特に、自分でこがなくてもよい時?) 調査メンバー以外の方々にも乗っていただいて、丸浜川に親しんでいただく機会をつくりたいものです。


 さて、新池の手入れについて、かなり具体的な計画が決まりました。この春の目標は、セイタカシギの好む開けた水面をつくることと、池の底泥を空気にさらして浄化力を高めること。具体的には下池からの流出部分(3月21・22日予定)、上池と下池をつなぐ水路部分(3月28日~4月12日間の土日予定)、上池内の水路部分(4月18・19日予定)を掘り下げて水の流出をスムーズにして、上池を干上げます。これで上池の底泥が空気にさらされることになります。干上げを機に、上池の中においしげったアシを刈ってしまいます。その後、再び水がたまるように工夫すれば、セイタカシギが好む開けた水面ができるでしょう。

 みなさま、どうぞよろしく。



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