傭兵団と冒険者
村の事から六年経った。 その間俺は、傭兵団に拾われそこで暮らしていた
傭兵、それは冒険者が手に負えない魔物を人数を組んで討伐したり、戦争に出たり、町の防衛の兵として雇われたりする仕事だ。
「今回の依頼は、戦争の手伝いだ。まあ小競り合い程度だからそんなに人数は連れて行かねぇけどな」
「俺とリーゼは行くのか?」
「いや、お前らはこの前の出たばかりだからいい」
「分かった」
「それじゃあ行ってくる。 行くぞ野郎ども」
団長は手を上げて言う。それと同時に「オー」 と聞こえてくる
今回行く人数は、三分の二だ。 うちの団が人数が少ないためである。その分質は高い、なぜなら団長が自らスカウトしに行っているからだ。
それから、数ヵ月経ち報告が入った。 団長を含めほとんどの人数が戦死したと。
聞いた時は嘘だろと思った。ちなみに報告しに来てくれたのは団員だった。彼は斥候だっため怪我を負わずに帰って来れたそうだ。 話によれば竜が乱入してきてどちらの軍勢も壊滅状態らしい。
団長の居ないここには、まとめ役が居ないため皆が去っていた。一部の者は残って団長の居たここを守ると言っていた。 俺達は旅に出る事にした
「さて、冒険者になるか」
「仇を取るの?」
「いや、金の為」
「だよね、ユウはね。そん所がカッコ良くて好きだよ」
「はいはい」
「ふふ、やっぱり私が追いかけるに相応しいよ」
小さな声で言った
「さっさと行くぞ」
何かを言ったのは分かったが追及しないで置いた
そうして、冒険者ギルドに到着した
「この時間帯は人が少ないからスムーズに事が運びやすいな」
締めれば
「まあ、あんまりしつこいなら死めればいいしね」
「ここで騒ぎは起こしたくないがな」
受付に到着し登録する
「二人登録したい」
「銀貨六枚です」
それを渡し、受付の人に従って台に手を乗せる
そこに、ステータスが表示される。騒ぎにならない用に仮装してある。それはリーゼも
「こちらに血を垂らしてください。それでカードが出来ます」
二人とも終わり依頼を受ける事にした。この世界の冒険者ギルドはランクが低くても難易度の高い物を受けれるがあまりに実力の足りない者は忠告を受ける
「宿の確保して今日は、街の中を見て回る」
「わかった。でも、装備とか必要な物は持ってるはずでしょ?」
「ああ、だから歩いて回るだけだ。何所に何があるかを把握するためにな。行くぞ」
そうして、二人はギルドを出て街の把握に出かけた