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精霊大戦争!  作者: スーパー紅葉
5/6

不幸ーだー!

新キャラの来襲!

リセットンの精霊とやらは、俺が学校に行ってる最中に出てきたらしい。

で、暇だから優雅にティータイムしてた、と……


「何でもありかお前ら」

「精霊だからな」

「意味わかんねーよ……」


そして、もっと意味不明なのはこいつらだ。


「なんでお前らはふてくされてんだよ、ファブ、リーブ」

「別にぃ」

「私だって浮気ぐらい許容できるもーん」

「なんの話だ!」

「ん……じゃ、俺は愛人でいいよ」

「お前は黙ってろ!」


面倒臭いのが三人に増えた瞬間だった。

だが、俺の不幸はまだ終わらない。


「え……?ちょっとユッキー?

君、そんな趣味が……」

「お兄ちゃん逃げてー!」

「ああああうっとおしい!

そして気色悪いことを大声で叫ぶな!」

「……?なんだ、ホモじゃないのか?」

「はっきり言うなぁぁぁ!」


勝手にホモ疑惑かけられた。

これが、一階の母にでも聞かれたら……!

俺の人生、終わる。

ホモになるぐらいなら、一生非リア充になるっつーの!


「まぁ、お前がホモか否かなんてどうでも良いんだけど」

「良くねーよ!」

「俺が出てきたリセットンの容器も

爆発して壊れたから」

「……は?」


リセットンは俺の目を真っ直ぐ見て

言った。


「しばらく世話になる。

よろしくな、眼鏡」

「ふざけんなぁー!」


本当、よくあんなにはっきり言えたもんだと思う。

精霊って、どいつもこいつもこんなんなのか?


とりあえず、俺は

自分が思っていたより、遥かに不幸だったらしかった。




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