YO MART搞錯
築40年超えの公営住宅が原因か、エレベーターがいつも止まってくれない。
「シャオシェー、ア」
「ディーンヤ?」
「新聞を見た?アメリカ政府の世界中の民間人のネット回線を監視する計画を告発した、もと情報局員が来港したらしい。」
「それで?」
「流石にスパイ都市香港だなって思っただけ。あなたももしかしたら、スパイじゃない?僕のパソコンをハッキングしに来たじゃない?」
「ヤウモウガウチョーアネイ、ただの家出女子だけど」
「自白したら、僕がどんなことしても無罪にできる」
僕がスマホをふところから出して、録音停止ボタンを押した。
「ワナだったのか。とうろばっかり」
「なんだそのまるで赤ずきんを食った狼を見る目線?襲ったりした?それとも、僕の野性を放したいと誘ってくれている?」
ようやくエレベーターが来た。
「海南雞飯かテンジャイジョッ?」
「マ〇ドナルドという選択肢がない?」
「ディ〇ニーランドの1日チケットも付随しようか?デートしに来たのかよ!」
僕が彼女とエレベーターに入ってすぐ、「G」のボタンを連打した。エレベーターが立ての棺のように、3人が立ったら、4人目が乗れない。だから香港に長くいたら、どこかに旅行したくなる。
「G?地下駐車場に行くの?」
「香港はイギリスの植民地時代で残された慣習だ。1階はグラウンドと呼ぶから。」
香港での常識は深圳河の向こうで歴史のまめ知識となった。
閉まるボタンがない古いエレベーターを行きたい階のボタンを連打したら、途中で止まらない。この一瞬、僕がエレベーターがなかなか止まってくれなかった理由を察して、ぼんやりしてしまった。
住宅のビルを出て、歩道橋を渡って、2人が公営住宅の近くのショッピングモール「YO MART」に行った。
「何でご飯の定食がないのよ」
彼女がマ〇ドナルドを見て、ものすごく文句を言い続く。その場から逃げたい。逃げたい。逃げたい。という気持ちが止まらない。逃げたい気持ちとともに、深圳河の向こうでマ〇ドナルドがご飯の定食が食べられるって、好奇心が起こされた。
「サブ〇ェイでも行こうっか?」
僕が彼女の腕を掴んで、外に連れて向かう。
「決めた。フィレ〇フィッシュのハ〇ピーセットが1つで」
暴走ジャージ制服赤ずきんに参った。
「そのおもちゃ、可愛くない?」
目のあるヤナギマツタケが可愛い?どのパラレルワールドの流行りかよ。でも、僕もどんどんヤナギマツタケを見つめる彼女の可愛さを意識してきた。