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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

女神さまの暇つぶしでTS少女にされた話

「気がついた?」

と、女性の声が聞こえる。

「頭がぼーっとする。俺は寝ていたのか?」

あたりを見回すとここは俺の部屋だ。

そして声をかけてきたのは自称女神のフィリアだ。

彼女は俺のことをおもちゃとして認識

しているらしく、よくちょっかいを出してくる。

「ええ、そうよ」

「なんでおまえがいるんだ?また 夢か?」

「あなたから見たら現実よ。また休暇を使って遊びに来てあげたんだから」

うわっ嫌な予感がする。

ベッドから起き上がると何やら体が重い。

「あれ?何だこれは」


自分の体を見ると胸が大きくなっていた。

「おい!フィリアどういうことだ!」

口調はアレだが結構かわいい声だな。しかしなぜこんなことに……

「どう?気に入ってくれた?やっぱり性転換させるなら美少女じゃないとね。いやー私のセンスって最高だね」

やっぱりこいつに性転換させられたんだ。

「元に戻せこの野郎!!」

「別にいいけどせっかく美少女にしてあげたのにその態度はないんじゃない?まあそういう性格だから私も楽しめるんだけどさ」

こいつ楽しんでるだけじゃねえか!!

「私が楽しんだら男に戻してあげる」

「本当だな?約束だぞ」

「うん。だから女の子を楽しんでよ」

満面の笑みだ。

フィリスに遊ばれるのはなれているので仕方なく従うことにした。

まぁ男に戻してくれる約束をしたからそれを違えることはないだろう。

それじゃ鏡を見て。

俺の部屋には見慣れぬ姿見があった。

そこに映っていたのは黒髪ロングヘア―の超絶美少女だった。

身長は150センチくらいだろうか。

顔立ちは整っており目鼻口のバランスが取れていて可愛い。

肌の色は白く透き通っているようだ。

スタイルがよく、胸こそもう少し大きい方が好みだが清純派美少女なら文句のつけようがない。

服は白を基調としたワンピースを着ていた。

「おおぉ~」

思わず感嘆の声を上げてしまった。

「ふふん♪すごいでしょう。これでも一応女神様なんだから。それにしてもあなたの反応面白いわね。そんなに気に入った?」

「ああ、正直驚いたぜ。まさか自分がこうなるとは思わなかった」

「そりゃそうだよね。普通は驚くもん。でも楽しいでしょ?美少女になって遊ぶなんてなかなかできない体験だよ」

確かに悪くない気分だ。

「ああ、ちょっと楽しくなってきたかもな」

「それはよかった。それじゃ私とデートしましょ」

「はいはいわかりましたよ」

外に出る準備をして部屋を出た。


「久しぶりの日本でのバカンスなんだから楽しみましょうよ」

「はいはい」

アパートを出て街に向かって歩いていく。

すれ違う人がみんな振り返り注目してくる。

中には写真を撮ってくる人までいる始末だ。

恥ずかしいなと思いつつも悪い気はしなかった。

「おい!あの子可愛くないか?」

「すげぇ美人じゃん」

などという声もちらほらと聞こえてきた。

「お人形さんみたい」

「モデルかな」

などといった会話が耳に入ってくる。

残念、中身は俺だ。

まぁ女になったおかげで少しは自分に自信を持てた気がする。

やはり見た目というのは大事なんだなと思った。

「よし、着いたよ」

フィリアに連れてこられたのは駅前のショッピングモールだった。

休日なので家族連れやカップルなどで賑わっている。

「ここに入るのか?」

「そうよ。何か問題ある?」

「いや特にないが……」

あまりこういったところに来る機会がなかったせいか妙に落ち着かない。

中に入るとたくさんの人でごった返していた。

「おいおいこんなに人がいたら買い物どころじゃないんじゃないか?」

「大丈夫だって。ちゃんと手を考えてあるからさ」

フィリアに連れられてエスカレーターに乗って上の階へ上がっていく。

「どこへ行くんだ?」

「まあついてきて」

しばらく歩くと目的地に着いたらしい。


「それじゃ服でも見に行きましょう」

「はいよ」

俺たちはショッピングモール内のブティックショップに入った。

「おおぉ!!」

店内には色とりどりの服が飾られていた。

「すごいな」

「でしょ。いっぱいあるから好きなの選んでよ」

「いやでも俺、女物の服なんてわからないしな」

「仕方がないわね。私に任せなさい。私がコーディネートしてあげるから」

フィリアはあれこれと服を見比べては俺に当てていった。

「よし!これに決めた」

手に取ったのはアイドルのような衣装だった。

「おいおいこれはちょっと派手すぎないか」

「そんなことないよ。絶対似合うから試着してきて」

フィリアに押し切られる形で試着室に入る。

「まぁどうせ他にやることもないしな」

俺はしぶしぶ着替えることにした。カーテンを開けるとフィリアが飛びついてきた。

「おおぉ!!可愛いよ。さすが私」

「そうかな?自分ではよくわからんが」

鏡を見てみるがやはり違和感しかない。

「さて、次は靴だな」

フィリアは鼻歌交じりで店内を物色している。

「これがいいかも」

そう言って手に取ったのは黒のローファーだった。

「黒か。あんまり好きじゃないんだがな」

「いいじゃない。きっと似合うから」

フィリアは俺の足のサイズに合わせて靴を履いていく。「よし!これで完成。やっぱり私の目に狂いはなかったわ」

フィリアは満足げに笑みを浮かべた。

「さあ次行くわよ」

「まだあるのか?」

「当然よ。まだまだ時間はたっぷりあるんだから」

フィリアに連れられてやってきたのはゲームセンターだった。

「ゲームセンター?」

「ゲーセンといえばプリクラじゃない。まえから一度やってみたかったのよね」

「もしかしてこれをやるために俺を女にさせたのか?」

「そうだけど」

フィリアは悪びれることなく答えた。

「おいおいまじかよ」

「いいじゃない。減るもんじゃないし」

フィリアはさっさと中に入っていった。

俺は仕方なく後について行った。

「どれにしよっかな~」

フィリアはどの機種で撮るか悩んでいるようだ。

「おい早く決めろよ」

「うーん。じゃあこれでいいか」

選んだのは最新のものだった。

「最新機かよ。高いんだろうな」

「まあね。せっかく来たんだし記念に撮りましょ」

「まあいいか」

二人でフレームを選んで撮影モードを選択して撮影した。

「次は落書きタイムだね」

フィリアが楽しそうに選んでいる。

「このハートマークとかいいんじゃね」

「それじゃそれで」

二人並んで画面に写る。

「もっと近づかないと入らないよ」

フィリアに抱き寄せられて密着する形になる。

胸が当たってるんですけど……

「こっちの方が入りやすいかな」

今度は肩に手をかけられて寄りかかるような体勢になる。

なんかドキドキしてきたぞ。

「はいチーズ!」

パシャリとシャッターが切られた。

「どんな感じかな?」フィリアは撮ったばかりの写真を確認している。

「おおぉ!!すごいじゃん。よく撮れてるよ」

「どれどれ」

確かに綺麗に写っていた。

「せっかくだし他のも撮ろうよ」

「まだ撮るのか?」

「もちろん」

それから何枚か撮影していく。

美少女二人のプリクラがどんどん増えていく。

「そろそろいいか?」

「うん。満足した」

「ならよかった」

二人で写真を眺めながら出口へ向かった。

「ねえ次はどこに行く?」

「どこでもいいよ」

ふと周りを見渡すと周りに人が集まっている。

「なんだか人が多くないか?」

「そうね。私たちみたいな美少女がいるからしょうがないわね」

フィリアは嬉しそうだ。

「自分で言うなよ……」

俺は苦笑いするしかなかった。

「あのー一緒に写真とってくれませんか?」

一人の女が話しかけてきた。

「え?お……私ですか?」

俺は戸惑った。

「はい。お姉さんたちアイドルですか?今ネットで話題になってますよ」

「えっどういうこと?」

俺たちは首を傾げる。俺は今日この姿になったばかりだからネットで話題になってるわけがない。

と、思ったのだが……。

「ほらこれ見て」

フィリアがスマホの画面を見せてくる。

「なになに。『ショッピングモールに現れた謎の美少女』だって」

「そんな記事まで上がってるのか」

俺は驚きを隠せなかった。

「まさかこんなことになるとはね」

「まあ別に悪いことじゃないからいいんじゃないか」

「それもそうね。じゃあ撮ってあげましょうか」

「ありがとうございます」

フィリアは快く承諾してあげた。

「じゃあ撮りますね。はいチーズ」

パシャリと音がなり、写真が撮影された。

「ありがとうございました」

女の子は頭を下げて去っていった。

「これで終わりか」

「なんか拍子抜けしちゃったわね」

俺もフィリアもどこか呆気なさを感じていた。

「とりあえずもう帰るか」

「そうね。私も疲れたし」

俺達は帰路につくことにした。

「誰かにつけられているわね」

フィリアが足を止めて言った。

「なんでわかるんだよ」

「気配を感じるのよ。ずっとついてきてるわ」

「どうする?」

「撒いてみる?」

「危なくないか?」

「大丈夫よ。いざとなったら私が守ってあげるから」

フィリアは自信ありげに言い切った。

「わかったよ。じゃあちょっと試してみようか」

俺は路地裏に入った。後ろを振り返ると誰もいない。

しかし前を向くと大きな男が立っていた。

「うおっ!びっくりした」

俺は思わず後ずさりした。

「やぁお嬢さん。私はこういうものですが?」

男は名刺を差し出してくる。

「芸能事務所のマネージャー?」

「はい。君はアイドルの原石だと思ってね。ぜひうちの事務所でレッスンを受けてみないかい?」

「遠慮しときます」

俺はきっぱり断った。

「どうしてだい?君ならきっとトップになれるよ」

「いえ結構です」

「そんなこと言わずに一度見学に来てみなよ。無料だよ」

しつこいなあ。

「いい加減にしてもらえませんかね」

俺は少し苛立ち始めていた。

「そうか。残念だな」

「それじゃ失礼します」

俺はその場を離れようとした。

「ねぇ受けてみたら?」

フィリアが囁いてきた。

「は?何言ってんの?」

「だって面白そうじゃん」

「お前この状況わかってるのか?」

「わかってるわよ。私を信じなさい」

フィリアの勧めもありその芸能事務所に所属してデビューした。

あっという間に人気が出てスターへの階段を駆け上がった。


「気が付いた?」

女性の声で目が覚める

「頭がぼーっとする。私は寝ていたの?」

あたりを見回すとここは私の部屋。

目の前には女神のフィリア様がいた。

「あれ?私、男になっている?」

「そうよ、私があなたを男にしたのよ」

「えーーーーっ」

AIさんが混乱し始めたので強引に締めました。

読んでくれてありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] これはAIで書いたものですか? ならすごいですね。面白いです。
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