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着々と。

色々画策します。

 <<アーレイの執務室>>


 <あの、あのですね、公務が入ったので本日は戻りません(汗>

「承知した、明日からまた頼むよ」

 <よ、喜んで・・>


 メレルとの通話を終えカルネの武器弾薬について調べ物をしている最中に、なにか慌てた様子のフローレンスから連絡が入る。とりあえず緊急の公務ということなのでアーレイは質問もせず了承すると、画面に映る彼女はホッとした表情で消えていゆき、どことなく重要なことを隠しているようにも見えたが、精々自分絡みだろうと思い放置することにした。


 <アーレイ様!アーレイ様、ジャクリーヌです聞こえますか、大変な事が起きました>

「なんだ、ブラッド目当てか?」


 そして間髪入れずに今度はジャクリーヌから秘密回線を通して連絡が入ってくる。メレルと違って商業連合経由の秘密回線なので、いつもの女傑が映し出され、アーレイ的には彼氏と会えないから直接連絡してきたのかと邪推するが、送られて来た添付資料を一目見て驚いてしまう。


 <新型戦艦を20隻購入予定なのですが、それが欠陥を抱えていまして・・・>

「なんだってアダマン級とは凄いな、良く許可したな、詳しく聞かせてくれないか」


 失敗作と言うものの、割と早い段階から業火級を意識して対策を打って来たと分かり、アーレイは思わず苦笑してしまうが、これはまたとないチャンスだと捉え急ぎマドックに資料を転送する。きっと彼らなら言わなくても何らかの対策を考えてくれるだろう。その証拠にぶっ込んだ情報に興味を示したのか親指を立てたスタンプが届く。


「ところで何故ディスティアは新型艦を手放したの」

 <改修費用が高額になるのと、急遽800~1000億位のお金が必要みたいです(笑>


 金額を聞いてドルフが少し待ってくれと言った事を思い出し、アーレイ思わず吹き出しそうになるけど抑えつつ「それは捕虜交換に必要な金策だ」と説明すると「カルネのお金が回り回ってデルタの懐に入るのですね」と言われ笑われてしまう。


「まあそんな所だ、とりあえずジャンプできるよう獣人の技官を送り込むよ」

 <お願いばかりで申し訳ありません。こちらに出来る事なら何なりと申し付け下さい>


 深々と頭を下げる今なら攻略に必要な武器を揃えてくれるだろう。アーレイ的には対価として技官を送り込むので気兼ねなく頼めると考え、面が上がるのを待つ。


「アーヴィン空爆を行うつもりだ、手伝ってくれないか」

 <やはり星団統一に動き出すのですね、喜んで協力致します>


 急なお願いにも関わらず微動だにせず淡々と語る彼女は未だ誰もなし得なかった星団統一を心待ちにしているのだろう。その証に羨望の眼差しを向けてくる。


 「リストを送ったので準備出来次第、連絡を頼む」

 <たったこれだけで良いのですか>


 リストを見ても怯むどころか直感で足らないと判断したらしい、流石将軍様だ。間髪入れずに携帯型ミサイルと狙撃銃をリクエストすると「ライフルリングは未登録、ミサイルはアーヴィン製を大量に用意します」と豪語する。


「始まったばかりだから、気合いを入れ過ぎ無いようにね」

 <畏まりました。穀物輸出の際に紛れさせて送るので来週には届きます。うふふ、逢えるのが楽しみですわ♡>


 目がハートマークのジャクリーヌが何を言わんとしているか分かったアーレイは、ジト目になりつつ責任取れよと心の中で呟くのだった・・。


 ーー


 <<作戦本部・クリスの執務室>>


 問題解決の為にカルネに技官を送ると簡単に言ったものの、敵国に潜入させるとなればジェフの決裁が必要になる。通話を終えたアーレイは面倒な事務的作業を押し付ける為に、クリスの元に出向く事にした。


「面白い情報が入ったぞ、カルネに新型戦艦が20隻配備される」

「それ凄いな、だが既に悪巧みを考えているだろう(笑」


 配備する前の情報を得るなど普通考えられないが、出所を聞かずとしても彼女と分かっているし、アーレイの不敵な笑みを見て碌でも無い事を考えていると見抜き既に笑っていた。


「あの戦艦をジョーカーに仕立てるために、スキップジャンプが出来る様に改装する」


 表向きは役に立たないと思い込ませ、ここ一番の時に使う為の改修だと説明すると「なるほどイザッという時に使えるようにするのか」と語り納得してくれたが「圏内を出られないなら自衛軍扱いになるので喜んではいられないぞ」と付け加えて来た。


 総《※》排水量規制が外れてしまうのか、悔やんで仕方ない、とりあえず目の前の事に集中しなければ。


 ※星団法により全艦隊の排水量の上限が決められ、この事によって星団側と反星団側の戦力比は50:50と拮抗した状態が長く続いている。


 限定的ではあるが20隻の援軍を得られることになるものの、ラインスラスト同様自衛軍の扱いになり星団法の枠組みから外れ、逆にディスティアの艦船数が増えてしまう。完全に盲点だったが悔やんでも仕方ないと考えたアーレイは、アダマン級の艦船データを映し出す。

 

「改修自体はマドックの知恵を借りるよ、まぁ色々魔改造するけどな(笑」

「こら、詳しく聞かせろ(笑」


 ちょうどマドックから魔改造のメニューが送られてきたので、それを元に見た目はそのまま中身は全て最新式に交換してしまうと説明をする。黙って聞いていたクリスだったが、ジャンプジェネレーターやジャンプコアを分解して人力で運ぶくだりを聞くと苦笑いをしていたよ。


「脳筋のなせる技だな、人間じゃ無理な話だ(笑」


 パワードスーツを装着すれば人間でも問題ないが、主砲の威力を向上させたアダマン級のエンジンはひと回り大きく、そのため通常より通路が狭く運べないのだ。改修計画表を改めて見たクリスは20隻全て回収するのに、途方もない人力という名の労力が使わると気がつき呆れていた。


「早めに優秀な技官を送ってくれないか、マドックが行くならウサ耳でも付けてやれ」

「わかった、すぐに手配するよ(笑」


 今回マドックが行くかどうか知らぬ所だが、少なくともドッグに入るまでは獣人に偽装するしか無いだろう。面倒な事務作業をさらりと押し付けアーレイは去り際に「腕の立つスナイパーも送り込むからその許可もよろしく」と言いつつ部屋を後にした。


 <<アーレイの執務室>>


 バキューン!


「うぁぁ、あいつ交戦中なのか」


 自室に戻ったアーレイはメレルに連絡を取るためスマホにアクセスすると、繋がった途端、銃声が響き渡り思わずびっくりしてしまう。


 <あとで連絡する>


 想像せずとも取り込み中らしく、一声聞くと通話が切れた。心配しても仕方ないと思ったアーレイは狙撃手のことについてキースに尋ねることにした。


「キース、腕の良いスナイパー知ってるか、潜入スキルを持ち合わせた奴がいいんだけど」

 <デルタで一番の凄腕スナイパーを知ってるには知っているが、アレだぞアレ>


 問い合わせた途端、顔を歪めもの凄く嫌な表情になりつつ、手の甲を頬に合わせアレなポーズをとっていたので、想像しなくても第2小隊所属のとある漢隊長が目に浮かんでしまう・・。


「第2機甲歩兵隊長のアデリーナ嬢だよな、弾で玉を弾く達人だろ」

 <ギャハハ!あいつの握力は手榴弾並みの破壊力(笑>


 一見、堅物のようだがキースは意外にも下ネタ好きらしく、冗談を交わしつつアーヴィンに送り込めるかと問うと「送り込むより銃の調整の方が大変だぞ」と言われてしまう。確かに狙撃となるとデルタとは重力が違うので現地での調整が必要だ。この事に関してはメレルに相談するしかないだろう。


 さてとメレルはまだ戦っているのかな・・。


 狙撃手の選任はキースに任せたが、アーヴィンでの作戦行動はアーレイが考えなければならず、連絡を待ちつつ予定行動表の作成に入る。数十分後、そろそろ業務終了時間が迫ろうとする頃、スマホにメレルの顔が浮かび上がった・・。


「終わったか?」

 <防空システムを下見しつつ、変電所にちょっかいを出していた>

「行動が早いな、だが逆に警備が厳重にならないか」

 <早めに動かないと少人数だと色々大変でな、奴らはAiの判断を信じて馬鹿の一つ覚えで動くから問題ないのさ>


 気が早いと言うか、いきなり行動した理由を聞くと、変電所で小競り合いを行えば発電所の警備員が駆り出されるので警備が手薄になると語った。


「注意を逸らすためにわざと襲ったのか、流石だな」


 百戦錬磨のメレルが考え付いた陽動作戦は至ってシンプルだが効果的だ。ここまで敏速に動けたのは常日頃から考え計画を練っていたからだろう。今回、緊張感を増すために手下を使い10カ所ほどちょっかいを出し、この後も散発的に攻撃するので発電所の警備は数週間は手薄になるだろうと語っていた。


「凄腕のスナイパーを送り込むからオーランドをビビらせてやってくれないか、弾薬とライフルは来週には届く」

 <うはは本気なんだな、受け取りは湾岸倉庫にしてくれないか>

「承知した」


 獣人達の協力をへて今まで実現不可能と思われたアーヴィン空爆が現実味が増してゆくなか、通話を終えたアーレイは出来る限り死傷者が出ないように作戦の見直しをするのだった・・。


 ーー


 <<翌朝・アーレイの執務室>>


「おはようフローレンス、早朝から疲れたよ・・」

「お、おはようございますアーレイ様、視察団が王宮に入りましたよ(汗」


 人がまばらで出勤時間には少し早い時間、眠い目をしたアーレイが執務室に現れた。いつも先に出勤してお茶を用意するフローレンスは姿を見て驚き、思わず時計を二度見する。


「そいつらを王宮に送ったのが俺なんだわ」

「そ、そうなんですね、お疲れ様でした(汗」

 

 早朝だったこともあり王宮に入れる機体が無く、叩き起こして5分で飛べるアーレイに白羽の矢が立ったと言うわけだ。とは言えベクスターに乗ったにも関わらず、落書きについては何も言わないことにフローレンスは安堵していた。


 きっと薄暗くて見えなかったみたいね、嗚呼タイミングがムズイ。


 いきなり現れたことでチャンスを逃してしまい、落書きの事をボヤけば切っ掛けになるけどそれも無く、お茶を飲みつつ仕事を始めてしまったアーレイを見たフローレンスは、結局言い出せずにモヤモヤしていた。


「緊急の連絡が入った、ちょっと席を外す」

「は、はい、分かりました(汗」


 少し経つとジャクリーヌとメレルの両名から着信が入る。アーヴィン空爆は極秘案件なのでアーレイは再度ミィーティングルームへと向かう。フローレンスは言い出すタイミングを失い黙り込んでいたが、去り行く背中を見て緊張が解けたのか胸を撫でおろしていた・・。


 <<作戦本部・サロン>>


「アーレイ少佐、ディスティアの視察無事終わりました」


 ミーティングルームで行われた三者同時通話は、武器の受け取り方法、防衛装置の欠点などの情報交換が主で手短に済ませアーレイが執務室に戻ろうとすると、ジェフとの面会が終わった視察団が作戦本部を訪れ、その流れで報告を聞くことになる。


「ご苦労様でした。ディスティアは素直に見せてくれましたか」

「防衛装置自体は見学できましたが、予想通り色々妨害に遭いました」


 星団法違反の償いとして、首都防衛装置と修理中の空母ラインハルトの視察が行われ、アーレイが出したリクエストに素直に応じるとは最初から想定していなかったが、まさにその通りになったらしい。それでも何とか情報を持ち帰ることができたと語る。


「それは大変だったね、それで《《裏》》ミッションは成功しましたか」


 防衛装置の位置情報は極秘とされているものの、写真解析を行い大体の位置は掌握済みだったりする。実はアーレイの狙いはそれらを管理しているコントロールセンターだ。


「アーレイ少佐に言われた通り複数の観測装置を使って、管理棟の位置情報を掴んできました」


 小型の解析装置を持った視察団は二手に分かれ、防衛装置から発する微弱な電波を3角測定を用いて探らせていた。そして結果を問われた事務官は狙い通りに探り当てたのか、ニヤリと笑いながら3Dマップを開き、国防省に隣接する高層ビルと軍港近くの建物を赤丸で囲んだ。


「不測の事態を考えて2箇所に分けているのか、ここを先に叩ければ攻略が楽になるな」

「ですがジャンプは阻害されていますので、大気圏突入となると自殺行為と考えた方がいいでしょう」


 ディスティアに白旗を挙げさせるためには首都占領を行いつつ、セオドールの身柄を確保して敗北宣言を出させるのが一番効率的で確実だ。それを実現するには数多くの大型素粒子砲、レールガン、超極速ミサイルなど強固な防衛装置を無力化しなければならないが、直接乗り込んだとしても業火級ですら10分も耐えきれないだろう。


 アーヴィンを攻略しないことには始まらないな・・。


 道筋が少しだけ見い出せたとはいえ今すぐには無理だ。なのでアーレイは誰も思いつかなかったまわりくどいやり方で攻略しようと考えていた。しかし2重シールドを解析しなければ将来的に大きな障害となり得るだろう。気を取り直し3Dモニターにラインハルトの映像を映し出す。


「ラインハルトの2重シールドは見せてくれましたか」

「発生部は流石にむりでしたが、議長が激怒したお陰で、装置の外観と簡単な理論は教えてくれました」


 ここでも執拗に妨害工作が行われ、何とか装置の外観だけは見せてくれたらしい。2重シールドについては外殻部と内側に張るだけと説明され、詳しい情報は取れなかったと語っていた。


「技術的に外殻の表裏には張れないから船体を工夫したなだろうな」

「乗降口の扉が3重で且つ、通常の戦艦より船体の厚みを感じました」

「タンカーと同じ外殻部分は空洞の構造なのかなな、とりあえず技研で実験するか・・」


 空母ラインハルトが装備する2重シールドの秘密は今はまだ闇の中だが、「船体の厚みを感じた」の言葉からヒントを得たアーレイは同じものを開発しようと考え、シールド無効化弾の試作品がそろそろ出来上がる頃なので午後にでも技研に向かうつもりだ。


 <<数時間後・アーレイの執務室>>


「やっと戻ってこれたよ、けどお昼を食べたら技研に行かなきゃ」

「お帰りなさい、それでどちらに出向かれたのでしょうか」


 ちょっと出てくると言ったきり3時間以上も執務室には戻らず既にお昼前だ。待っている間にいつ言い出そうかと悩んでいたフローレンスだったが、いつの間にかそれも忘れ行き先が気になり始めていた。


「あら気になるの?カルネとアーヴィンの彼女へのラブコールだよ」

「エッ!マジですか、それって《《三》》叉ですよね」


 冗談をわざと真に受け三叉と表現するあたり、既成事実の積み上げを狙っているのだろう。笑えないアーレイは「3人目は誰だ?」と問うと、当然ドヤ顔で「何を言っているのですか!そりゃ私です」と返され、そして掛け合いが始まる・・・。


「ちょっと何を言っているかわからない」

「アーレイ様!酷い、私を捨てるのですか?」

「あのー拾ってないし」

「散々使ったくせに!」

「フローレンス、君はまだ新品《処女》だよね?」


 言葉遊びの面白さをジェフとの会話で知ったのか、間髪入れずに即答するフローレンスはとても楽しそうだ。まぁ王族なのでお淑やかに話すのが常だったりするのも理由のひとつだろう。そして新品発言を聞いて意味を理解したのか、耳まで真っ赤に染まりピタリと中断してしまう。


「そ、そそうです、き、生娘ですよー(赤」


 興味も性欲も現れるであろうお年頃の17歳の生娘は結ばれる事を夢みているらしく、恥ずかしさも相まって顔を赤らめ俯き、チラチラとアーレイを見てモジモジするところなんて可愛らしい。少し言い過ぎたと思い「ごめん弄りすぎたね」と謝ると、チャンス到来と思ったのか結構な近さまで詰め寄って来る。


「もうアーレイ様のことをずっと追いかけていますからね。諦めませんから覚悟してください」

「ああ良いよ、君が諦めるまで付き合ってあげるから」

「そんな宣言は酷いです。アーレイ様の考えはわかっています、理解しています、けどいつか振り返りさせます!」


 婚期という名の期限が迫るフローレンスは物凄く積極的で、日本に例えるならストーカーと言われてもおかしくはないがここはデルタだ。特に女性は好きになった男は努力して勝ち取らなければならないとの教えが代々受け継がれているのでそうさせるのだろう。


「俺も、しがらみがなきゃ好きになったかもな、実は性格も容姿も好みだよ」


 まぁ普通の男子なら非の打ち所がない美人で、おしとやかなフローレンスの方から求婚されれば二言返事で受けるのが常識だろう。実際アーレイもメッチャ好みで心揺り動かされていたので、含みをもたせた発言をしてしまったらしい。


「エッ、本当ですか?うんうん、1番の懸案材料はクリアしましたね(喜」


 言質を取ったフローレンスは進展したと考えたのか破顔になるとクツクツと笑い、腕を絡め双丘を押し付けて来る。一方の攻められるアーレイは既に防戦一方で、地球に残してきた妻の顔が浮かび上がると冷静になりゆっくりと引き離す。


「こらフローレンス、勝手に進めるなよ」

「だって容姿って重要ですよ~好みってありますからね〜、性格も重要ですけどこの2つをクリアって事はキャ!後はアーレイ様次第ですよね、ネッネッ(喜」


 徐々に距離感を詰めてくる事自体アーレイとしては居心地がいい。しかし娶るのはハードルが高すぎて二の足を踏んでいる状態だ。そして喜ぶ彼女をどうやって諌め話をそらすか絶賛思案中だったりする・・。


「フローレンスってアイシャと違って話を聞かない系じゃ無くて、先読みが上手なんだな、あのさ例えば今の俺が誰か1人娶ったらどうなる」

「そりゃ友好国から繋がりを求めて押しかけてきますよ。間違いないですね」

「ですよねー」

「本妻でも側室でも構いません!変に拘っても幸せになりませんからね」

「本当に君はアグレッシブだな、とりあえず昼飯でも食いに行くか」

「良いですね、今日は一段と美味しく頂けそうです(喜」


 なんとか矛先を変えたアーレイは昼食に誘い、執務室を後にする。道中、手を握れと言わんばかりに微妙に絡めて来るのを必死に防ぎながら食堂へと入った。


 <<昼食後・・>>


「あっ落書きの事を言い忘れちゃった・・」


 因みに終始ご機嫌で昼食を頂いたフローレンスは、技研に向かうアーレイの背中を見て落書きのことを思い出すが、時すでに遅しだった・・。

宜しければブクマ、評価お願いします。

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