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15話 ラブコメ展開

2人で高校までたどり着いた。何もなかったよ?


「お。クラス分けの紙が出てるな。」

さぁどうなってるかな・・・


「結構後ろだな。あれ、音さん同じクラスじゃん。」


「ほんとですか?・・・あ!ほんとだ一緒ですね。」


「まぁ席は離れてるけど・・・げ!」

俺のクラスにあいついるんだけど・・・。


「?どうしたんですか?」


「・・・有田・・・。」

こんな小説みたいな都合のいいクラス分け存在するのか・・・。


「有田・・・ああ、この1番の子ですか。」


「ああ。」


「有田・・・さん?がどうかしたんですか。」


「実は・・・こいつと寮で同居してるんだよ。」


「・・・は?」

やっぱそんな反応するよねー。


「注意事項ちゃんと読んでなかったんだよ。」


「その・・・有田さんはどんな人なんですか?」

どういえばいいのだろう。


「人を信用してない感じだな。何か過去にトラウマがあったんじゃないかなと俺は思ってる。」


「そうなんですか。」

一拍置いて


「私と友達になってくれるでしょうか。」


「実はさっきそれを思いついたんだよ。友達になれるかどうかか・・・まぁ音さんならなれるんじゃないかな?」


「そうですか。宮滝君が言うなら信じます。頑張ります。」

なんか女の子に君付けで呼ばれるの久しぶりだから反応に困るなぁ。


「じゃ9組行こうか。」


「はい!」

ほんといい子だなぁ。元気良くてよろしゅう。



クラスに入る。

やはり全員知らない子ーーー

ではなかったそういえば。美人な子を1人知ってる。

有田は目を見開き、口をパクパクしていたがなんとか動揺を抑えることができたらしい。息を吐いて、キリッと前を向いている。

・・・ごめん嘘ついたまだ動揺してたわ。目があちこちに泳いでる。


えーっと俺の席は・・・結構後ろだラッキー。座って担任を待つか。

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