第3話 やっぱり勘違いじゃなかった
久しぶり投稿!遅くなりましたm(_ _)m
◇◆◇◆◇◆五年後◆◇◆◇◆◇
「いい?リュート、キキョウ、森には私達より弱い魔物しかいないけど、たまに舐められて襲ってくる時があるから気をつけるのよ?」
そう言う、母・ルビィ。そう、俺達は五歳になって初めて遊んでいい許可がおりたのだ。まぁ、まだ小さいから危険だって言われたけど.....
「「はーい」」適当に返事しとこう
「・・・待ちなさい?返事は?(ニコニコ)」
((コワッ!))
そうだった、母は優しく見えるけど怒ると般若級だった。あ、今まで誰が喋ってるか分からない人が多いと思うから、一応リュートだよ。
(誰に言ってんだか...?)
「「はいっ!!」」
「よろしい!気をつけるのよ」
「「いってきま〜す!」」
流石は、双子言葉を発するタイミングがバッチリ同じだ。さて、五年も待ったんだ確認しようか!
しかし、随分と久しぶりに二人だけになったので何から話そうか?
「・・・なあ」
「っ!な、なんだ?」
「間違がってたら申し訳ないけど『鬼強』だよな?」
「あ、ああそうだよ。・・・『龍斗』か?」
「うん。確定だな!」
「「うおおお!!」」
テンションがおかしくなり抱き合う二人。当たり前である。
五年間自分の知っている『親友』の存在なのかをずっと考えていたのである。
「いや〜、それにしても。爺さん、よくランダムだから分からないとか言ったもんだな」
注意:爺さん=ゼウス神
「確かに、俺もそう思った」
自分達が誰かだと分かった瞬間、五歳児だと思えないほどの口調で喋り始める。
「それにしても、まさかの人間じゃないっていうね」
「しかも、王族だし...絶対やること多いよなぁ〜」
ラノベ的な展開を望んでたとはいえ、まさか転生先で王族になるとは思いもしなかった。しかも、竜人&吸血鬼という混合種族という、はたまた珍しい種族に生まれ変わっているもんだと思う二人であった。
「魔法、あるけど人間とは違って詠唱しなくていいんだよなぁ.....はぁ」
そう溜息をつくリュート
「なんだ、リュートお前は厨二病丸出しで『ファイアーボール!』とか叫びたかったのか?」
「な、な、な、なんのことか、サ、サパーリ!?」
露骨に狼狽える、リュート
(分かりやすいなぁ〜)
楽しく、二人がこの世界の魔法などで話していると近くの草薮が揺れた。そこから出てきたのは...
「「グシャァァァ!!」」
双頭の蛇が出てきた。なんて名前だっけ?母さんが危険度が高い魔物だから侮っちゃダメよって言ってたやつだ.....うん、余裕
「どうする?キキョウ」
「いや、どうするってリュート、お前は何したいんだよ」
「いやね、母さんが心配するほど今の俺達には難しい相手なんじゃね?だから自慢?用に見せたいんだ」
「・・・はぁ、お好きにどうぞ」
「あ、いいの? それじゃ遠慮なく.....」(凍棺)
すると、先程まで威嚇をしまくっていた双頭の蛇はみるみるうちに氷の棺に閉じ込めるように意識しながら仕留めたのだ。魔法名は、そのまま英語で読んだだけである。
「なんとなく、予想出来るけど何をイメージしたんだ?リュート」
「いや、形で分かるでしょ氷の棺桶だよ」
「いやいやいや、棺桶?棺の英語、よく知っていたな!」
「そ、そりゃまぁ? べ、勉強してましたから?」
「そんな分かりやすく自慢せんでいい」
ちょっとだけキキョウに『勝った』と思ったリュート要するに少しだけ煽っている、それくらい嬉しいのだった。
◇◆◇◆二時間後◇◆◇◆
「遅い!全く心配したじゃない!」
理不尽だぁぁぁ!!っと思った俺達。何故って?そりゃあ、異世界のこの場所のこととか、今の環境についてとか二人で話しが盛り上がってしまい、帰って来なさいって言われてた約束の時間の約五分前に気付き、魔法を駆使しながら猛スピードで帰って来たら(間に合ってる)、怒られているからである。
「いい! 私もちゃんと言ってなかったのは悪いとは思っているけど、貴方達は、まだ五歳なのよ?こんな時間に帰って来なかったら、どんな親でも心配するのよ? 今度から気を付けてね? 分かった?」
「「は〜い」」
さすがに、母の前では子供らしく対応しなければならない、本音は疲れる。早く、中学生くらいの歳になりたいと思い始めてる二人であった。
疲れる〜疲れる〜疲れる〜疲れる〜疲れる〜
はっ!アイデアが浮かんでいても文字に書き出すのは難しいです〜。
次回は、魔法について書こうかなぁ
ありきたりな発想ですね。絶対、違う作品とかと何かしら絶対被りますよねぇ。絶対!大切な事なのでもう一度言います。絶対被る!
うん!しょうがない!