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コキュートス  作者: 朧塚
33/33

第六幕 死の風は冷血な舞台に吹き荒れる。 7


挿絵(By みてみん)


挿絵、桜龍様。


‐デス・ウィングとジュダス‐




 そこは、ウィンディゴとディーバの途中にある、吹雪が吹き荒れる場所だった。


 デス・ウィングは、小さな光の球体を手にしていた。メアリーに言われている、これを空に上げれば、一気に巨大になって広がるのだと。

 デス・ウィングは、光の玉を空へと向けて放り投げた。

 すると、それは空に浮かんでいって、満月へと変わっていく。

「これでいいのか? 本物で無くて、すまないが」

「ああ……。本物の時と、同等の力が出せる筈だ」

 ジュダスは満月の光を浴び続ける。

 彼の身体が変身していく。

 彼は、満月の光を肉体に吸っていた。

 狼の肉体から、人型へと変わっていく。


 そこに立っていたのは、精悍な顔立ちをした筋骨逞しい肉体をした、黒髪に銀色の混ざる美青年だった。真っ黒な毛皮のコートを羽織り、その下に、皮膚に食い込む真っ黒なタンクトップを身に付け、煤けた色の黒色のズボンと黒色のブーツを履いている。

「そうか、お前は元々は人間だったのか」

「まあ、そんな処だな。満月の夜にだけ、人の姿に戻れる。狼の姿の時は、全力の状態なんかじゃない。さてと」

 彼は右腕を掲げる。

 彼の右手の中には、漆黒の光が収束していく。


「ヘル・ブラストによって得た死のエネルギーの力を凝縮させている。この力を使えるのは、人型の時だけだ。デス・ウィング、お前も全力を出せ。お前は不死身なんだろう? 俺のヘル・ブラストはどれだけ不死身の化け物を殺せるのか興味がある。お前は死にたいんだろう?」

「ああ、そうだ」

 デス・ウィングは、左手で長い剣を掲げた。

 ジュダスの全身は、真っ黒な影によって覆われていく。

 デス・ウィングは右手の指先に、風のエネルギーを収束させていく。

 そして、それを指先で弾いて、ジュダスへと向けた。ジュダスはあっさりと、その攻撃を避ける。撃ち込んだ風の弾丸が、ジュダスの背後の地面に、大きな孔を開ける。

 そして、デス・ウィングはその攻撃が命中しないと知ると、次は、指を広げて、空中の何も無く空間を、引っ掻くように、指を動かす。

 まるで、爪のような形で、風の刃がジュダスを襲った。彼の全身から伸びる影は、真っ黒な怪物の形へと変貌して、風の刃を食らっていく。

 ジュダスの右腕と、デス・ウィングの剣が交差した。

 辺り一帯が、闇と風によって飲み込まれていく。

 お互いに、死力を尽くして戦い続けていた。

 デス・ウィングの肉体が、服ごと、さらさらと、溶け崩れていく。

 霧の肉体を持っている彼女は、ジュダスの能力によって、崩壊を始めていた。


「私は…………死ぬのか…………?」

 何だか、酷く安らかな気持ちに陥っていた。

 どうしようもない程に、眠たかった。

 ジュダスの拳が、彼女の腹へとめり込んでいた。そこから、彼の能力が、彼女の肉体を侵食していた。


「お前はこんなものか? 俺ごときに殺されるのか?」

「いや、お前は強いさ。もう、いいかなって思ってもいる……」

 彼女は静かに眼を閉じる。

「お楽しみの処、申し訳ないんだけどさ」

 悪意を撒く者と、死を撒く者は、それぞれ振り返った。

 そこには、一人の少年が佇んでいた。


「僕の能力の名前は無い。名付ける意味を感じなかったからね、次元を転移する力なんだけれども、僕はこの能力を使う事によって、行った事のある場所に印を付けて、空間と空間を行き来する事が出来るんだ。それで、ローザ様と同じように、力を限界まで使ったら、自分の身も危険になるんだけれどもさ」

 ヘリックスは、強い覚悟の灯る瞳をしていた。


「ねえ、ジュダスとデス・ウィング。二人共、せめて、どちらか一人でも、道連れになってもらうよ?」

 にっこりと、少年は柔和に笑った。

 辺り一面が、魔方陣のようなものを描いていた。

 既に、デス・ウィングも、ジュダスも、その方陣の中へと飲み込まれていた。

「くっ!」

 デス・ウィングは思わず、己の失態に舌を打つ。

 ジュダスの肉体は、深い体毛を帯びていき、全身が変形していく。

 彼は元の狼の姿へと戻っていこうとしていた。


「ヘリックス、これは何だ?」

 彼は少年に訊ねる。

「僕の全力の能力、何処か物凄く遠くの亜空間へと飛ばすんだ。僕と一緒に、誰かを道連れにしてね。君達二人共、一緒に消えようか。ディーバの為に、あるいは、この世界に生きるあらゆる人々の為に……」

 ふん、とジュダスは鼻で笑う。

 彼は足元を動かそうとするが、既に、足から先が消えかかっている。

「デス・ウィング……」

 彼は言った。

「何だ?」

「俺の勝ちでいいか? 俺とお前の戦いはだ」

「いいが……私は今、お前の能力で死ぬつもりでいるんだが、ヘリックスの能力で、何処か遠い場所へと向かうのもいいかもしれない。そこでは、もっと簡単に死ねるかも……」

「そうか……」

 瞬間。

 デス・ウィングの上半身と下半身が分断される。そして、既に狼の姿へと変わっていた、彼の右腕によって、彼女の上半身は、遥か遠くの場所へと吹っ飛ばされる。

 一帯が、暗闇へと飲み込まれようとしていた。

 しばらくの間、彼女の意識は朦朧としていた。

 そして、起きた現象を目の当たりにする。

 氷の大地に、巨大な大穴が開いていた。それは、地下深くまで広がっている。

 いつの間にか、ジュダスとヘリックスの姿は、何処かへと消失してしまっていた。

 彼らは、この世界ではない、何処か遠くの場所へと飛んでいってしまったのだと、彼女には分かった。


「ああ、クソ、また死に損ねた」

 彼女は、とても悔しそうに悪態を付いたのだった。



 スフィアは、ディーバの街の中を彷徨っていた。

 ヘリックスと名乗った少年に連れてこられた。

 そして、此処に放置されている。


「私、本当にどうしよう…………」

 少年は、ちょっと、別の場所へと向かうと言っていた。そして、多分、もう二度と会わないだろうとも言っていた。

 彼女は何だか、へたりこみそうになった。とにかく、とても疲れていた。

 スフィアは、とぼとぼと、街を歩き続ける。

 街中では、人々が泣き叫んでいた。沢山の人が死んでいったと述べる。


「私…………どうしよう」

 そう言えば、お腹が減った。

 何か食べ物を口にしたのは、そう言えば、いつだったのだろう。

 それから、疲労で身体が悲鳴を上げていた。

 二つの人影が、彼女の目の前に現われた。

 見知った顔だ、嬉しさと同時に、恐ろしさが込み上げてきた。

 ルブルとメアリーが立っていた。

 その邂逅は、当たり前のように、訪れた。


「ああ、スフィア。久しぶり、元気していた?」

 メアリーは、自分の妹のような相手に訊ねる。

「メアリー、どうしたの? また会えてよかったよ。会いたかった、そこにいる魔女さんとは何で一緒にいるの?」

「そうね、私は悪者だから。貴方とは違って、人間を踏みにじりたい存在なのだから」

 スフィアは首を横に振った。

「メアリー、また昔のように戻ってよ。私はとても寂しいから」

「そうね、でも、…………私は貴方と会ったら、何を言おうかずっと考えていたんだけれども、ルブルから聞いたんだけれども、貴方も力が使えるようになったんでしょう?」

「そうだよ」

 スフィアは、右手の中から、ナイフを取り出した。

「これで切り付けたものを、老いさせたり、崩壊させたりする事が出来るんだよ……」

「そう」

 メアリーは、一瞬にして、スフィアとの距離を縮めた。

 そして、彼女の右手を強く握り締める。

「このナイフで、私を刺せる?」

 スフィアは、言われて、首を必死で横に振る。

「これで、私を殺して、前に進みなさい」

 メアリーは、恐ろしい形相で、彼女の眼を見ていた。

 スフィアは困ったような顔を浮かべる。

 その様子に、苛立ったかのように。

 ルブルは一瞬にして、メアリーの首を落としていた。

 ぽん、ぽんぽん、とメアリーの首が地面を転がっていく。


「ごめんね、スフィア。メアリーは、私の代わりに貴方を選んだ、私はそれが憎らしくて堪らなかった。じゃあね、貴方、私が憎いでしょう?」

 スフィアは崩れ落ちる。

 メアリーは死んだ。

 メアリーは死んだ。…………。

 自分の親友は、もう、この世界に存在しないのだと……。

 しばらくの間、彼女の頭は真っ白になっていた。

 スフィアは、右腕で、ルブルの身体に触れる。

 すると、みるみるうちに、ルブルの全身は崩れていく。

「やるわね…………、とても悔しいわ。じゃあね、さようなら、元気でね……」

 漆黒のドレスの女は、優しく微笑む。

 ルブルの肉体は消滅した。

 スフィアは呆然としながら、自分の右腕を眺めていた。

 まるで、この右腕は呪われているかのようだった。

 どう言えばいいか分からないが、スフィアは、自分の足で立って、前に進まなければならないなあ、と思った。誰かに縋るんじゃなくて、自分一人で強くなれたらなあと……。

 けれども、やっぱり、スフィアはどうしようもないくらいに立ち上がれそうになかった。

 メアリーはもういない、彼女は死んでしまったのだと。


「私、一人で生きられるかな? どうすればいいのかな?」

 空の向こうに訊ねてみる。

 答えは返ってきそうに無かった。

 今は、絶望の淵にいても、いいかなと思った。絶望の底の底には、自分を強くしてくれる何かが眠っているかもしれないのだから。だから、この苦しみも、悲しみも、受け入れよう、ありのままに。



 スフィアがいた場所から、数十メートル先で、ルブルはメアリーの手を引いていた。メアリーは先の戦いでの負傷のせいもあって、かなり体力的にも、精神的にも消耗仕切っていた。


「メアリー、これでいいのよね? でも、よく私達の幻覚を作ったわね。正直、疲れ切ったでしょう?」

 メアリーは、ふうっ、と大きく息を吐く。

「これで、私はあの子の中からいなくなった。そう思いたい。あの子と私はもう何も関係の無い、赤の他人。それぞれの道を歩まなければならない。私はこれからどうしようか……」

 誰しも別れがあるんだと思う。メアリーはそう、ルブルに告げた。

 どうやっても、思い通りにならないものは存在する。

「私と一緒に来てくれるんでしょう? 地獄の果てまでも」

「そうね、でも、せめて、ディーバとかグラニットからは、とっても遠い場所に行かない? 貴方の弟のクルーエルも連れて」

「そうね」

 スフィアに見えないような位置で、ルブルは白骨のドラゴンを羽ばたかせる。

 ルブルとメアリー、それからルブルの弟であるクルーエル。

 三人で何処か遠い場所へと向かおうと思う。

 この地は、多分、汚れに塗れ切ってしまっている。

 きっと、世界の果てはもっと面白いのかもしれない。

 ルブルは、優しく、メアリーの頬を撫でる。


「大好きよ、メアリー」

 メアリーは、思わず、恥ずかしげな顔になる。

「私もよ、ルブル…………。私、スフィアに抱いた感情はその」

「ふふふっ、分かっている」

 メアリーは、ああ、滑稽だなあと思った。メイドをしていた頃の事、他のメイド達は、みなそのうち男と結婚する者達ばかりだった。ずっと、独身だと肩身が狭くなる、それは分かっていた。どんな相手とも、一緒になるつもりなんて無かった。


「私、……同性愛者なんだと思う。……多分ね。……スフィアに恋していたんじゃないかなあと。はあ、どうしよう」

「これからは、私がいるじゃない」

 ルブルが、指先で彼女の唇を撫でる。

 これから、向かう先は破滅かもしれない。

 どうしようも無い程に、二人共、この世界の中で狂った存在でしかないのだから。

 二人共、目の前には、暗闇ばかりがあった。

 もう、戻れない。

 悪を生きるしかないのだろうなあ、とメアリーは覚悟していた。…………。

 ぱさり、とメアリーの頭が真っ白な布に覆われる。

 それは、ウェディング・ベールだった。


「婚約指輪、買いにいきましょう? メアリー」

 ルブルは、うっとりと笑う。

 メアリーは、彼女の顔を真摯に見つめる。

「分かったわ、ルブル…………」

 他人に対しての支配欲と独占欲が強い者同士、一緒になろう、とメアリーは思った。お互いに支配し合って、二人だけの世界に向かえばいい。それは、もうどうしようもなく、閉ざされた世界なのだろう。けれども、そういった幸せしか望めないのだろう。

 メアリーはルブルを強く抱き締める。

 そして、二人で唇を重ね合わせて、誓いの口付けを交わした。



 氷帝という名の老人は、半壊した城の中にいた。

 隣には、赤髪のアンクゥが地面に寝そべっていた。


「お主、わしと一緒にディーバを再建しないか? わしらで、ローザ様の後を継がぬか?」

「分かった。……出来れば、以前とは違う、もっとまともな国を建築したいな。他国を犠牲にしないように。それが復讐の代わりになるならな……」

 老人は、彼の意図を悟ったように言葉を口にしていく。

 二人はしばらくの間、沈黙していた。

 アンクゥは考える。

 ディーバの住民達は、富を貪る事によって、暮らし続けていた。

 そして、彼らはこれまでの代償を支払う事になるのだろうか。


「俺が王様か? 馬鹿みたいだ。はあっ、何なんだろうな」

 彼は深く溜め息を吐いた。

 結局、復讐は成し遂げられたのだろうか。少なくとも、ローザは死を迎えた。けれども、このもやもやとした気分は何なのだろう。

 生き残る事が、果たして本当に幸せだったのだろうか。

 生きていれば、何とかなる。そんな言葉を何処かで聞いた事がある。


「俺は俺の復讐の感情を、これからも、抑える事が出来るのかな?」

 まだ、何も分からなかった。


 ふと、彼は思う。

 メアリーも、あのルブルとかいう女も、彼自身も、本当は死ぬべきだった。

 おそらくは、この世界に生きていてはいけない命なんだったと思う。

 けれども、運命が捻じ曲げられたような気がする。

 そして、死んでいった街の人々、彼らの事をアンクゥはよく分からない。

 匿名的で、顔もよく思い出せない人々だ。

 彼らとアンクゥ達を違えるのは何だったのだろうか?

 たまたま、偶然、自分は生き残っただけなんじゃないのか?

 彼は思う。

 結局、復讐を成し遂げられたという事なのだろうか。ローザは死んだ。けれども、どうしようもなく、酷い空虚感に襲われている。


「俺は、俺の力をコントロールする事が出来るのだろうか?」

 彼は項垂れていた。

 国王にならないかと、氷帝は言う。

 彼は国を作るという使命を与えられている。

 理想的な国家にはしたいと思う。しかし、どのような国家ならば正しい国家になるのだろうか? 何もかもが、分からなかった。…………。

 彼は、ああ、と。深い失望を抱いていた。

 ……ローザを批判する事が、何も出来なくなってしまっている。

 


 デス・ウィングの身体は、服ごと完全に復元していた。

 彼女は、氷の舞台の上を歩き続ける。

 何か、とてつもない喪失感に襲われていた。

「私はどうしたものかな」

 死んでしまいたいという感情を消す事は出来そうにない。

 生きる目的も、そんなに持っていなかった。


「いつか、店を開こうかな。アンティーク・ショップがいい。人間の作り出してきた、ろくでもないものを集めて売ってしまおう。そして、みんなに悪意を配っていくんだ。そうする事によって、もっと人間の病んでいる部分、歪んでいる部分を鑑賞する事が出来るのかもしれない」

 彼女は酷く、自分の人生を空しく思っていた。

 無意味に生き続けるという事が、どうしようもなく苦痛に思えて仕方が無かった。


「まあ、いい。どうせ、人生なんて、死ぬまでの暇潰しなんだ。どうせ、死後の世界なんて無いんだし、地獄なんてのも、現象として現世に存在しているだけで、死後には意識なんてものは無になるだけなんだし…………」

 彼女は何も無い虚空を見つめていた。

 何もかもが、つまらなかった。


「私はいつ終われるのだろう? 何だろう、全てが下らなく思えて仕方が無い、私はどうしようもないくらいに、何も無いな。空っぽだ」

 彼女は、一人、話し続けていた。

 吹雪は降り続けていく。

 空には、何も無いように思えた。

 デス・ウィングは、しばらくの間、自分の両腕を眺めていた。自分の肉体は、一体、何によって構築されているのだろう。自分の存在は何の為にあるのだろう?

 どうしようもなく、思考の迷宮の中へと入り込んでいく。


「また、探すか。私は私の生きる意味を、それはもう、どうしようもない程に、仕方が無い事なんだろうな」

 彼女は深く溜め息を吐いたのだった。


「本当に君は滑稽なんだよね。あるいは、僕の存在もかな?」

 異国風のドレスを纏った美少年である、他人の死は、彼女の傍に佇んでいた。

 そして、くすくすっと笑い声を上げる。


「まあ、いいさ。私は、スフィアも含めて、みんな不幸になればいいと。思い通りにならない。ジュダスのせいだ。私に希望を与えたから……、私は死ねるんじゃないのかと。楽になれるんじゃないのかと。みなが、不幸になればいいと思ったのに……」


「違うね、君はそんな事を本当にしたいんじゃなくて、人々の可能性を探っている。違うかい?」

 デス・ウィングはしばしの間、無言だった。


「じゃあ、一緒にまた歩こう? デス・ウィング、僕と一緒に。人様の死を傍観し続けに、どうしようもない、現実という地獄を鑑賞しに行こうよ?」

 他人の死は笑っていた。

 デス・ウィングは沈黙する。

 取り敢えずは、スフィアの事が気がかりだった。

 あの少女は、これから、どのような運命を辿っていくのだろうか。

 取り敢えず、スフィアの下へと戻ろうと思った。彼女と旅を続けるのもいいかもしれない。自分達とは、一体、何なのかと思索を続ける為の旅をだ。



END


挿絵(By みてみん)


挿絵、桜龍様。


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