蛮勇
バトルパートです。ご都合主義になってるかもしれませんが、ゆっくりしていってね!
ガタン
「えっ、はっ、なんだこれ」
「おーいうるさいぞ。授業中何やってるんだ」
「えっと空から女の子が⋯」
「なにふざけたことを⋯誰だその子」
みんな驚いていた。何故なら金髪のきれいな女の子だったのだから⋯
「君大丈夫、ねえ」
息はしているようだ。肩をゆすってみる。
「⋯て⋯⋯逃げて、お兄様」
「ねえってば」
「きゃぁー、へっここは?」
「君は一体?」
少女はなにか焦っている様子だった。
(さっきの声はこの子の?)
「逃げないと、早く、オークがここに⋯」
「なにをいって」
「ゲートを広げすぎたから⋯この近くに来てしまいます。早く逃げて」
この子は何を言っているのだろう⋯
オークっていったい何?
「なにを言ってるの?落ち着いて。」
「早く逃げてください!」
外から悲鳴が聞こえてきた。
「うわーなんだこいつら」「はやくにげろ」「誰か切られたぞ」
外を見ると生徒たちが何かに追われているのが見えた。
「ぎゃーーーー」「にげろ、にげろー」
「ああっ来てしまいました。ここから早く逃げないと。あなたも早く⋯」
何が起きているか信じられなかった。
あいつが危ない!!
俺はグラウンドに向けて走り出した。
「どこに行くんですか!!」
多くの叫び声が聞こえる。
錆びた鉄のにおいも強くなる。そこで見た光景は⋯
豚っぽいなにかが西洋風の武装で人を襲っている風景だった。
近くの生徒に切りかかろうとする豚がいた。まずい殺される。
そう思った瞬間おれは豚に体当たりをかました。
豚から剣が離れ、俺はその剣で豚を刺した。
「早く逃げろ!行け!」
「あっああ」
青ざめた顔で助けたやつは逃げていく
「青井は⋯!」
逃げ遅れた生徒たちを弄びながら殺そうとしている。
青井もそのうちの一人だ!
重い剣をもって俺は走り出した。
「はーーー」
近くの豚に切りかかる。
「GYAAAAA」
断末魔を上げ豚は絶命した。
大きく息を吸い込み。
「豚野郎こっちだ、相手をしてやる」
するとさっきまで弄んでいた豚は、一斉にこっちを向いた。
「青井さっさと行け!はやく」
豚がこっちを見たおかげで、生きていた生徒たちは何とか逃げ出すことができた。
だが⋯
一匹の豚が勢いよくぶつかってきた。
主人公弱いのに二体も倒すって凄いですね。
相手が油断していたていうのもありますが⋯
次回果たして主人公はどう生き残るのか?
次話も読んでください。