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勇者と魔王  作者: 夢乃良
2/3

その2

カギ括弧を修正しました。

魔王は【】

勇者は『』

それ以外を「」

括弧の中身の最初と最後を違う存在がしゃべっているときは「ニンゲン 魔王】等という表記に変更しました

花壇の隅に空き缶が一つ。

そしてその横にハリセンが一つ。

朝日が昇り、そして夕日が沈む。

何日かをそうして過ごした後。

雨が降った。ソレはもう土砂降りの。

だが不思議と空き缶もハリセンも濡れたり汚れることもなくただ整然と、そこにあり続けていた。

「を」

人影が現れた。花壇の隅にしゃがみ込んで空き缶を拾い、反対の手でハリセンを拾い。

「今時ハリセンかよ、ふっりーなー」

そんなことをつぶやきながら、ハリセンで肩をたたく。

「コレじゃ肩には役たたねーか」

【やっと体を手に入れたぞ!】

「なんだ!?勝手に口が…そうはいかないわよ魔王!』

一人の体に3つの心とでも言おうか。花壇の手入れをしにきた園芸部員の口は空き缶魔王とハリセン勇者によって占拠されてしまっていた。

【今度の我が輩の宿主はちょうどいいではないか】

『魔王の宿主ではなく、私の宿主よ!今度こそ成敗するわ!』

【今度こそ我が輩の悲願を達成するのだ!】

右手と左手に空き缶とハリセンを持ったまま、口だけが勝手に応酬を始める。

【勇者よ!我が輩の邪魔はもうさせぬぞ!】

『邪魔?私の行動は魔王の成敗!今度こそ消滅してもらうわ!』

「とりあえずこうなったのはよくわからないけど」

【宿主よ!我が輩の願いを叶えれば褒美を取らせようぞ!】

『魔王の甘言に乗せられてはだめ!世界が滅んでしまうわ!』

「何したらいいわけ?」

『魔王を滅ぼすのに手を貸しなさい!』

【そこなスイートピーをひたすらに植えるがいい!】

「スイートピー植わってるじゃん」

【世界中をスイートピーで埋め尽くして我が輩の心を慰めるのだ!】

「世界征服じゃないの?」

【わが輩の好きな花をふんだんに使ってこその世界征服!】

「好きなだけかよ!」

ハリセンを持っている腕が動いた。

自分で自分の頭をハリセンですぱーんとはり倒し、ハリセンと空き缶はその場から消滅した。

「そのためのハリセンだったのか…?」

花壇の向こうには虹が出ていた。

意外と文字数少な目でした。

このノリを維持するのは厳しいので次話あたりで終わろうと思います…

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