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6. 第四世代の人権

 「AIに任せたほうが何もかも上手くいくだろうが、しかし人間がやるからこそ価値のある行為がある」というフィクション――これにあえて名前をつけるとするならば、それは「第四世代の人権」と形容されるべきものであるかもしれません。


 近代において人類は、人権の考え方を発展させてきました。19世紀までは生命・自由・財産に関わる権利(第一世代の人権)が発展し、20世紀初頭においては「人間らしく生活する権利」として社会権(第二世代の人権)が出現しました。20世紀後半からは集合的な権利として、多様な人権が提唱されるようになりました(第三世代の人権)(「人権の発展」(https://www.nps.ed.jp/ouen/NewFaq/05/haten.pdf)2015年8月4日閲覧)。


 社会の変化と人権とが対応するものと考えるならば、ICT化、AIの進化に伴い、新しい人権も要請されるものと思います。「AIに自らの仕事・生き甲斐を奪われない権利」としての「第四世代の人権」に類するものは、遠からぬ未来において議論されるのではないかと私は期待しています。

これにて完結です。ありがとうございました。

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