オンリーソード・オンライン VRMMOで起きた、とある悲劇の話。
もう、創作物では在り来たりな話かな?
VRMMO。
この単語だけ聞けば君たちは世界観を想像することができるだろう。
デスゲーム。
上乗せされてこの単語を聞けば、その世界のルールまでが想像できてしまうだろう。
だから細かい説明は省かせて貰うよ。
まぁそう怒らないでくれ。
一つ、面白い話があるんだ。
デスゲーム状態のVRMMOで起こった、とある事件の話が。
聞きたくない? まぁまぁ、そう言わないでくれよ。
他でもないボクが君に話したいんだ、少しくらい付き合ってくれてもいいだろう。
なぁに、そんな長い話でもないさ。
これはデスゲーム状態のVRMMOを攻略する話でもデスゲーム状態のVRMMOで可愛い女の子とイチャラブする話でもないんだから。
そう、言葉にするなら悲劇だ。
一人の少年が一人の少女を救おうとして起こしてしまった悲劇だ。
お、聞いてくれるのかい。嬉しいね。
それじゃあ話させてもらうよ。
二年前、VRMMOゲームの『オンリーソード・オンライン』が攻略された。
その、十日前くらいだったかな?
細かい日付は覚えてないや。とにかくそれくらい前のお話。
一人の少年の、悲劇の話を。
※※※
『オンリーソード・オンライン』。
発達していたVR技術をフル活用して作られた世界初のVRMMOに、当時の人々は心を躍らせた。
そして人々は、まんまと創作物のように閉じ込められた。
人々を閉じ込めた開発者は、これはとある『実験』だと説明。同時に、この世界で死ぬと現実世界の自分も死ぬということを明かす。
このゲームから脱出するにはレベルを上げ、世界中を冒険し、そこで紡がれる多くのストーリーをクリアしていく必要がある。
つまり、ゲームをクリアしなければこの世界から出ることはできない。
人々は混乱した。
当たり前だ。創作物の中の話だと思っていたことが現実になったら、誰だって驚く。
しかし、ゲームをクリアしようと思う人間がいなかったわけではない。
第一の街は、わずか一週間で攻略された。
人々は混乱していながらも、やるべきことをきちんと認識していたんだね。
そうして人々は順調にレベルを上げ、ストーリーを進めていった。
ここでゲーム『オンリーソード・オンライン』について少し説明しよう。
『オンリーソード・オンライン』通称OSOには、その名の通り剣とスキルしか登場しない。
魔法や剣以外の武器なんかは出なかったのさ。これは制作側が手を抜いただけだと思う。
もちろん日用品やRPGで登場するような道具は登場した。
剣の種類は大きく分けて四種類。
大剣、片手剣、短剣、刀。
そしてそのそれぞれにスキルがあった。
スキルっていうのは、わかりやすく説明すると、必殺技だね。剣技だよ、剣技。
スキルは大剣スキルや片手剣スキルなんかのように剣の種類に合わせたものと、オンリーソードスキルっていうゲーム内でその個人しか使えないものとがあった。ちなみに発現条件は今になっても不明。完全にランダムだったという説が強い。
当然オンリーソードスキル所持者は恨み嫉みを買い、チーターと呼ばれ多くが差別された。
話に登場する少女も、その一人だ。
※※※
少女は、その日も逃げていた。
OSO開始して二年、ついに発現したオンリーソードスキル。
それが他人にバレて恨み嫉みを買い、そこからチーターの蔑称で差別されるようになった。
少女のオンリーソードスキルが発現したのは一年前の大事件、チーター狩りの後だったからそれまでより余計に差別されたんだ。
チーター狩りというのは、最前線で活動しているチーターを除く全てのチーターをなぶり殺しにするという事件だ。
攻略組が攻略に出払っている間に行われたため、止める人間がいなかったんだ。
ともかく、少女は逃げていた。
その日も、自分を殺そうとする全ての人々から。
「もう、なんでだ! こっちはなにもしてないだろう! オンリーソードスキルだって一週間前勝手に発現したもので、君たちに殺される筋合いなんてないんだよ!」
男勝りな性格の少女も、さすがに連日追い回されていれば参ってしまう。
NPCの宿屋を借りようものなら部屋がこじ開けられ、ダンジョンに潜ろうものならボス部屋まで追ってくる。
とにかくしつこかった。
「はっはっは、うるせえよチーター。テメェだってわかってんだろ? チーターってことが殺される理由になる世界だってことくらいよぉ」
追う人間は少女にそう返す。
デスゲームが始まってから二年、身分制度などなかった日本人のプレイヤーたちにも、身分制度のようなものができていた。
攻略組の人間は優遇され、チーターは殺される。
そんな、腐った身分制度が。
「嫌だ、死にたくない! 現実世界に帰りたいよ!」
「そう思ってんなら、攻略されるまで逃げ続けろよ」
追う人間は片手剣スキル使いらしい。片手剣スキルのエアロスラッシュっていう斬撃を飛ばすスキルを少女に当てようとする。
少女はそれを華麗な身のこなしでかわしつつ、少女のオンリーソードスキル『投げナイフ』で応戦した。
『投げナイフ』はその名の通り、ナイフを投げるスキルだ。
普通に短剣を投げるだけで同様のことはできてしまう、全く強くないスキル。ちなみにオンリーソードスキルなんて言っても、こんな風に「それ需要あんの?」と思うようなスキルばかりだったんだ。
『投げナイフ』のメリットは飛距離がどの遠距離攻撃スキルより長いことと、ナイフ自体をスキルで作って投擲するため、回数制限がないことくらいだ。
威力は弱いし、攻撃範囲も狭いため、攻略にはなんの役にも立たない。
しかし逃走する上でこのスキルはその真価を発揮させた。
どの遠距離攻撃スキルより遠い距離から攻撃できる。これによって、多くの追跡者から逃げることができた。
しかしそれもその日まで。
少女には限界が近づいていた。
この世界にはスタミナはないし、睡眠も必要ないが、少しずつ削られた体力がついに底を突こうとしていたのだ。
「はあっはあっ。も、もうっ無理っ」
ついに、少女はその場に倒れてしまう。
この世界にはスタミナはないと言ったが、体力が減ることによるペナルティはあるのだ。具体的には、走るスピードが遅くなったり、身体のだるさが現れたり、だ。
追跡者も、スピードを落とした。
歩きながら、少女に近づく。
「どうした、諦めるのか? ヒヒッ、それじゃあテメェには死んでもらうけど、文句ねぇな?」
少女が殺せることに興奮しているのか、歩いていた足は少しずつ早まる。
顔には笑みが張り付いており、追跡者がどれだけ非情かを察させる。
追跡者は持っていた片手剣を構えて、振り下ろそうとした。
その瞬間。
「やめろ。彼女はなにも悪くない」
振り下ろそうとする追跡者のその手を、少年が掴んだ。
追跡者はその手を引き剥がし、後ずさる。
「いきなりなんだオイ。チーターが死ぬってのはもうお決まりだろうがよぉ」
追跡者はそう怒鳴りながら少年を見る。
そして、その目を見開いた。
座り込んでいた少女の方も、目を見開く。
「て、テメェ……!!」
そう、少年は。
「攻略組のチーターの一人、『抜刀術』じゃねえか!!」
攻略組のチーターは、発現したオンリーソードスキルの名称で呼ばれることが多い。
『抜刀術』は、その当時攻略組のトップである『二刀流』と同じくらい有名だった。
「ハッ、なるほどなぁ。同じチーター同士、庇おうってかぁ? ヒヒッ、クソが。使えねえチーターなんて死ねばいいんだよ」
「何言ってるんだ、お前。泣いてる女の子がそこにいて、助けないわけないだろう」
そこで、少女は自分が泣いてることに気付いた。
少年は少女を見て、安心させるように笑うと、屈んで少女の涙を払った。
「もう大丈夫だ。すぐになんとかする」
「あっ……えと……」
少女はその時声が出なかった。
きっと急に現れた救いに戸惑ってたからだね。
「なんとかするぅ? どうするんだ? 俺はそのチーターを殺すまで止まらないぜぇ」
「そうか。これ以上この子の涙を流させるようなら、僕は君を許さない」
「許さないぃ? 俺を殺すとでも言う気かぁ?」
「必要ならね」
少年は余裕そうにつぶやく。
それが追跡者の癇に障ったみたいだ。追跡者の目が変わった。
「上等だコラ。死ねよチーター」
追跡者は片手剣スキルの風斬りを使う。風斬りは直線に弾丸のようなスピードで飛び、斬るスキルだ。
対する少年は、腰に固定された刀に手を伸ばし、鞘から抜いた。
「やるしか、ないのか」
直前に、悲痛に、そうつぶやいて。
瞬間、眩い光に包まれた。
スキル発動の光だね。
多分、頭に血が上ってて追跡者は少年のオンリーソードスキルを忘れてたんじゃないかな。
少年のオンリーソードスキルは、『抜刀術』。
刀を抜いたその瞬間、その力を見せるスキルだ。
鈴を鳴らすような穏やかな音が聞こえた。
戦場にはまるで合わない、綺麗な音だった。
同時に、追跡者が二十以上の斬撃を受けた。
少女は目を疑った。この一瞬の間に、二十以上の斬撃が起こったのだ。驚きもするはず。
追跡者はごっそり体力を削られ、体力バーの数値はやがてゼロになった。
それが意味するのは、死。
追跡者の、死だ。
少年は倒れた追跡者に最後に告げる。
「済まない。君を救えなくて」
追跡者は首を回し、少年を見て、そして消えた。
これが、機械の与える死だ。
あまりにも儚い、死だ。
目の前でそれを見せられた少女は、呼吸が止まった。
やがて、少年は空を見上げた。
釣られて少女も空を見上げる。
空はいつの間にか真っ黒に染まっていた。
森エリアのため、夜になっていたことに気づかなかったのだ。
少年はつぶやく。
「僕は、弱いな」
その言葉の意味を、当時の少女は理解できなかった。
当時は少年のあまりの強さに驚いていたからだろうね。
「あっ、あのっ」
そこで少女は気付いた。
少女は少年に助けてもらったのだと。
それなのに一言もないのはさすがにおかしい。
「助けてくれてありがとう……ございます」
少女は男勝りな性格だ。ご覧の通り敬語なんてまともに使ったことがないので慣れていない。
しかし少年はそんな少女に気を悪くすることなく笑った。
「気にしないでくれ。あと敬語はいいよ。僕、多分君と歳はそんなに変わらないから」
もはやこの世界で歳なんて概念、意味がないことだ。
レベルとスキル。
それがこの世界の全て。
しかしそれでも少年は歳という概念を持ち出しだ。
少年にはどうやら、差別思想自体がないらしい。そう判断した少女は少年に対し警戒を解いた。
それから少年は咳払いをする。
「それから、君のこれからについてなんだけど」
少女は戸惑った。
さすがにそこまで助けてもらうわけにはいかない。
そこまで迷惑かけられないだろう。
しかし少年はそんな少女の気持ちを少しも察しない。
多分、これが少年の本質だったんだろうね。
一度助けると決めたらその人が満足に笑える状況を作るまでやる。むしろ少年の中ではそこまでして初めて助けたと言えるのだろう。
「とりあえず、フルフェイスの顔が隠れる装備を揃えて、名前変更クエ受けるしかないかな」
名前変更クエ。
それは一部のチーターの中で発見されたククエストで、ゲームがクリアされるまで他言されなかったクエストだ。
とある山奥のおじいさんから与えられるクエストをこなすことで、名前が変更できるらしいのだ。
これを使って、当時のチーターは難を逃れた。
「君、どこからどう逃げてきた?」
「あ……、サンクサスからマーサスを回ってここまで……」
「ふむ、そうか」
少女が通った街の名を挙げると少年は少し考えるような仕草をする。
「じゃあ、いこうか」
「え?」
少女は固まる。
こうババーッと話を進められることに慣れてないため、どう反応したらいいのかわからないのだ。
「マグヌース辺りならまだ君の顔も広まってないだろう。まずは身を潜めてそこまでいこう」
「い、いやいや! そこまで苦労はかけられないよ!」
少女は焦った。
マグヌースは決して近いわけではない。だから手をバタバタして少年に言うのだが。
「いやいや、君一人じゃとても大変だろう。さすがに見てろと言われても放っておけないよ」
の一点張り。
少女の方が諦めるしかなかった。
ここから少年と少女の二日間のマグヌースまでの道のりが始まるわけだが、ここでは割愛しよう。
少年と少女の絆は深まっていた、とだけ言っておく
※※※
物語が動くのは、ここマグヌースだ。
物語が結するのもマグヌースで、物語が悲劇となるのもここマグヌースだ。
なぁに、単純な話だったんだよ。
少女を殺そうとした追跡者。
彼は、グループで少女を襲っていたんだ。
追跡者だけ戻ってこないのを不審に思った他のメンバーが確認したところ、死が発覚した。
追跡者はおまけに、攻略組トップ『二刀流』の親友だった。
これが、少女の顔が広まる原因だった。
少女の顔は少年の想像以上のスピードで広まり、少年たちがマグヌースについたころには世界全土に広まってしまっていた。
この時点で連絡の取れない少年は少女と一緒にいるだろうと攻略組の中で確定され、少年が追跡者を殺したんだと決めつけられた。実際そうだからなんとも言えないね。
しかし少年の方もかなり粘った。
誰も知らないような道を多用し、フルフェイス確保と名前変更クエクリアを成し遂げ、少女のそれ以降の安全を確定させた。
さて、これはその時の少年と少女の会話だ。
「さて、これで君は安全だ。あとはゲームが攻略されるまで、密かに暮らしていてくれ」
少女は、それを聞いて悲痛に顔を歪めた。
当たり前だ。少女のせいで、少年はこんな自体になっているのだから。
おそらく、少年はこれから殺される。
『二刀流』の親友を殺した男として、殺されるのだ。
少女のせいで、少年は死ぬのだ。
少年はそんな少女の心情を察したらしい。
少女の頬に触れ、笑う。
「そんな顔しないでくれ。折角助けたんだ。笑ってくれよ」
「そっ、そんなこと……できない! できるわけないだろ!」
少女はついに涙ながらに心情を吐露する。
少年が困ることはわかっている。
それでも少女は少年に死んでほしくなかった。
世界で一番優しい少年に、消えてほしくなかった。
この世界の死は、儚い。
あんな風に、消えてほしくなかった。
「だって君はこれから死んでしまうんだぞ!」
「自分のせいで、とでも思ってるのかな?」
「そうだよ! その通りだろう!」
相変わらず少年は笑っている。
心配されていることを喜んでいるようにも、泣いている少女を安心させようとしてるようにも見えた。
そして、少年は静かに首を横に振る。
「違うよ。君を助けると決めたのは僕だ。君はちょっとも悪くない」
「そんなの!」
「大丈夫。君は、悪くないよ」
少年は優しく少女を抱きしめた。
そのとき同時に着ていた上着を少女に着せた。
まるで、これから形見になるものでも持たせるように。
「時間だ。そろそろ、奴らが来る」
「い、嫌だ! 君が死ぬなんて!」
少女の顔は涙でぐしゃぐしゃだった。
少年はついに泣き止まなかった少女を困ったような笑顔で見つめ、それから「じゃあね」と言った。
「嫌だ、そんなの! 二度と会えないなんて!」
少年は転移アイテムを取り出した。
今、少年と少女はパーティを組んだ状態にある。
つまり、少年側からも少女を転移させることができるのだ。
少女はそれを見て、パーティを解消しようとした。
しかし、少女は間に合わなかった。
やがて少女は青色の光に包まれる。
少女の瞳を濡らす涙が大粒に変わった。
そして。
「死ぬなよ! 絶対にだ! 君が死んだら、絶対に許さない!」
少女は叫んだ。
世界に届くほど大きな声で、叫んだ。
「ボクは、君のことが好きなんだ! 好きになったんだ! だから、約束しろ!! 絶対死なないって、絶対現実世界で会うって!!」
少女の叫びに対し、少年は驚いたように目を見開く。
やがて今まで見た中で一番の笑顔に変わると。
「うん。約束する」
そう言った。
そして。
「でもその約束、どうやら守れそうにないよ」
少女が消える直前に消え入るような声でそうつぶやいた。
少女の転移先は初めて少年と出会った森エリアだった。
二日間かけて移動した距離だ。今からでは走っても絶対に間に合わない。
少女は、少年の着せた上着をギュッと掴んで、泣いた。
その日、その森では少女の泣き声が木霊したという。
※※※
これにて、話はおしまいだ。
何? 少年はどうなったのかって?
ははは、さすがに攻略組相手に勝てるわけないだろう。死んだんじゃないかな。
ほらね、悲劇だっただろう。
胸糞悪いかな? それともすっきりしてるかな?
いずれにせよ、登場人物の誰も救われない唯の悲劇だ。
暗殺者を殺した少年と、理不尽に殺されそうになっていた少女。
デスゲームという事件に唐突に巻き込まれた追跡者に親友の仇を討とうと少年を殺そうとした攻略組。
この中に、悪者は何人いるのかな?
殺しを行ったのはこの中で少年と攻略組だけだ。だから殺しを行ったかどうかでは追跡者は悪くないことになってしまう。
殺そうとした、ということまでを罪にすると、少女だって追跡者に応戦しているんだから悪者になるだろう。
結局、みんな悪者でかつ悪者はいなかったのかもしれないね。
意味がわからないかな?
つまり、この事件は「仕方がない」の一言でまとめられるってことさ。
攻略組が少年を殺したのは「仕方がない」。
少年が追跡者を殺したのも「仕方がない」。
追跡者が少女を殺そうとしたのも「仕方がない」ってね。
それじゃあさすがに少年たちが可哀想だって?
まぁ、うん。そうだね。
これはさすがに言い過ぎかな。反省するよ。
とにかく、こんな事件があったんだよーって話だ。聞いてくれてありがとうね。
ボクの方も、誰かに話せて良かったよ。いずれ誰かに話したかった話だからさ。
うん? なんでボクがこの話についてこんなに詳しく知ってるのかって?
そんなの、君だってとうに気づいているだろう?
ボクが、少女だからさ。
まずはこの作品を読んでいただいてありがとうございます。
青海原といいます。
短編なので書いたと言えるのかもわかりませんが、VRMMOというジャンルの小説は初めて書きました。ちゃんと書けていたでしょうか……?
自分としては途中短編に抑えるために割愛した部分が多すぎて何とも言い難い感情です。くそぅ……。
やはり短編は難しいですね。起承転結がまともにできていない気がします。というかできてませんね、起しか。くそぅ……。
しかしこれも一つの経験にはなりました。よければ感想等いただけると主に作者がうれしいです。
最後にもう一度、この作品を読んでいただきありがとうございました。
今度暇があったら『オンリーソード・オンライン』、連載してみようかな(笑)