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第2話 田中優治

雨の勢いは止まる事を知らい様に降り続けていた

ニートの男女2人は公園の遊具の中で朝を迎えた

しかし、この雨が止まないのは田中優治と津野田洋子には好都合だった

できれば雨はこのまま降り続けて欲しい

ここは公園、いつ人が来るかわからない

ましてや彼等は指名手配されている

だが、この雨ではこども達やその親も遊びには来ないから優治と洋子にはここにまだ身を潜められる事ができ続ける


「ねえ、私達これからどうなっちゃうのかな?」


降り続ける雨を遊具の中から見ながら洋子は優治に問いかける

だが、優治はなんて答えて言いかわからない

ニート殲滅

ニートが撃たれて殺される所をこの目で目にした

そして撃たれそうにもなった


「だ、大丈夫だよ!それよりどこに逃げないといけないか考えなきゃ!」


引きこもりが長い優治

だが彼にも女の前では恥ずかしい格好なんて出来ない男の心をまだ失ってはいなかったようだ

だが、内心はもの凄く恐がってるのも事実


「クスッ!」


笑い始める洋子


「え?笑ったの今?」


呆けた顔で言う優治


「無理しないの!恐いくせに!」

「む、無理なんて!.....し、してないよ!」

「いいんだよ、私の方が年上なんだし甘えても」


ニッコリっと笑って優治に言う洋子


「だ、だから....」


そのニッコリ笑顔を見て少し緊張してしまう優治


「フフッ!案外強がる人なんだ優治君って」

「強がってなんて....」


優治は動揺を隠しきれていない


「ねえ、優治君はなんでニートになんてなったの?」

「し、知りたいの?」

「知りたい!ね!いいじゃない別に!」

「な、なんか恥ずかしいな....じゃあ俺が言ったら洋子さんも言ってくれる?」

「いいよ!」

「お、俺は中学の時にイジメに合って、それからずっと引きこもり」

「もっと詳しく!」


優治の目の前で体を四つんばいにして顔を近づけてくる洋子


「え?く、詳しく!?」

「そう!詳しく!」

「そんな事よりどこに逃げるか考えようよ」

「もう、無理だって!」


元気よく笑いながら言う洋子

だが優治はそれを見ても怒る気にはなれない

そう、どんなに逃げても結局二人の運命は殺される事になるとわかっているからだ


「ね!だから、もっと詳しく話してよ!」

「詳しくって言ったて、ど、どんな感じで話せばいいのか.....」

「だから~!誰に会ったとか~、誰が優治君になにをしたとか、お父さんとかお母さんはどうしてたとか....etc」

「わ、わかった...口下手だけど....」

「大丈夫!ちゃんと聞いてるから」


こんな状況でも笑顔になってる洋子を見ながら優治はゆっくりと語り始めた

田中優治の過去を.....





桜が咲いている桜の木

近所の人はこの季節になるとその桜の木の前で足を止め、桜を見てしまう

それほど見事な桜の木

そんな木にはまったく興味を示さず、その桜の木の横を本を読みながら歩く学ランを着たの少年


「お~い!優治~!!」


優治は本を読むのを止め、後ろを振り返る

手を振りながら優治の方に走って向かってくる同じ学ランを着た少年 篠原忠志しのはらただし

髪は癖毛で結構悩んでる

目が大きくいつも笑顔、優治の親友だ


「また本なんて読んでたのかよ優治!」

「うん てか、篠原も漫画ばっかじゃなくて本も読めよ」

「う~ん....考えとく!」


いつもの他愛もない会話を始めながら2人一緒に歩き始める




学校に着くと既に昇降口の前には生徒達で溢れかえっていた


「なあ?また同じクラスになれるかな?」


2人一緒に昇降口に張り出されるクラス分けの紙を待っていると篠原が言ってくる


「どうかな?でも、またなれたらいいよな」

「だよな~!!」


「は~い!どいて!どいて~!」の声と一緒に紙を持った先生が現れる

みんな落ち着いて入られない

なにせこの紙の中に一年間の命運がたくされているのだから



先生が紙を張り終える


(えっと....田中、田中優治、あった!)


三つ右隣に篠原の名前も確認できた


「また一緒だな篠原!!」

「え?ああ.....そうだな」


少し険しい顔をした篠原

だがすぐに篠原の顔は笑顔になる

優治はその笑顔を見てなぜ険しい顔をしたのか質問するのをやめた

友達があまりいない優治にとって、篠原とまた同じクラスになれたのは物凄い嬉しい事だった



音楽担当の男の先生が担任を務める二年三組

丁度、真ん中の席が優治の席になる

そして、篠原はと言うと優治と同じ列の一番前の席になっていた


「篠原、最悪だな!一番前の席」


最初の休み時間の時、廊下で篠原に言う


「それよりも 最悪の事があるだろ?」


昇降口で見せた険しい顔をする篠原


「もっと最悪の事?」

「まさか、気がつかなかったのか?小菅こすがだよ!サッカー部の小菅!!あいつも同じクラスなんだよ」


小菅洋平こすがようへいは背が高くガッツリした体格で結構女子生徒にも人気な生徒だ

しかし、悪い噂も聞く

それは....イジメ

中学一年時はある生徒を登校拒否まで追い込んだ


「でも、あの噂もただの噂だろ?」

「いや、本当だよ、俺の友達が言ってたから本当の事なんだ、だから優治!」


険しい顔の篠原の顔がさらに険しくなり優治に向けられる


「な、なんだよ」

「あんまり目立たないようにしようぜ、ましてやあいつにケンカなんて売ったら終わりだぞ!」


篠原のあまりの威圧感に少し動揺する優治


「そ、そうだな、き、気をつけよう」


出会ってから一年

篠原とはバカな話もした、好意を抱く女子の話もした、エッチな話もした

後悔しても遅いだってこの時は知らなかったのだから

篠原がイジメを受ける事になるとは




大した理由ではなかった

本当に大した事はなかったなのだ

篠原は前の授業の先生の手伝いを快く引き受け、次の移動教室の授業に遅れてしまった

先生にヘラヘラ笑いながら謝っている篠原


〔調子に乗ってる〕


そう小菅の目には映ったのかもしれない

そしてこの日からだ

篠原へのイジメが始まったのは


「あれ?俺の靴がない」


下校時、優治と一緒に帰ろうとしていた時の事

篠原は自分の靴が入っている下駄箱を見ながら言う


「え?誰か間違えて入ってたのか?」


優治は自分の靴を履きながら篠原の背中に向かって言った


「は~?マジかよ!想像したくねえよ、他人に自分の靴が履かれるなんて」


篠原は優治の方を振り返り優治に言った


(た、確かに想像したくないな)


優治は篠原の意見がもっともな考えだと思った

そして2人で周辺を探し始める


優治は篠原とは向かい側の下駄箱を探す

篠原は体を屈めて下駄箱の下の段を探していた


「こっちにはないな、篠原そっちは?」


優治はそう言って篠原の方を見る

そこには三人の男子生徒が篠原を見下ろしていた


(こ、小菅...)


優治は動けなかった

足が少し震えていた

同学年で同い年の男に恐怖を感じていた

そして、一人の男子生徒が屈んでいる篠原の尻を思いっきり蹴った


ドコッ!


鈍い音がした

蹴られた篠原は頭を思いっきり木製の下駄箱にぶつける

篠原が倒れながら自分の額を両手で押さえ痛がる

篠原を笑いながら見ている小菅とその取り巻き


「わりぃ、てか、そこで寝てると邪魔なんだけど?」


篠原は痛がりながら立ち上がる


「そ、そっか、そうだよな ごめんごめん」


篠原はヘラヘラ笑ながら小菅達に謝る


(な、なんでお前が謝るんだよ篠原!!お、お前はわざと蹴られたんだぞ!?)


心ではそう思っても小菅たちが恐くて声に出せない優治


「なにしてんだ?そんな所で?」


小菅が篠原を睨みながら問う


「い、いや靴がなくってさ.....」

「ふ~ん、あ!そう言えばさっきトイレに靴あったな、な?」

「あ~あったあった!」


小菅達は笑いながら話し始める

誰の目から見てもわかる

小菅達が篠原の靴を隠したのだと


「ほ、本当か!あ、ありがとう」


そう言うと篠原はトイレの方へ走って行った

小菅の鋭い目が今度は優治に向けられた

小菅が近づいてくる

そして優治の肩に手を回してくる


「よう、わかってるよな?明日からあいつの事全員でシカトだからよ」


優治は何も言えない

恐い、優治は小菅が恐くてなにもできない


「てか、もう帰っていいやお前」


小菅は優治を離し、背中を押す

最後に


「かばったりすんなよ?したら、あいつの代わりはお前だからな?」


優治は黙って頷いてしまった

唯一の親友をこの時優治は自分の手で切り捨てたのだった



篠原はトイレのドアを慌てて開ける

自然と小便便器の方に目が行った

小便便器の中にある片方の運動靴


(な、なんだよ、こ、これ.....)


小便便器の中に入っている片方の運動靴はビショビショに濡れていた

もう片方を探し始める篠原

恐る恐る個室を調べ始めようとする


(ない....)


三つある個室

左の個室にはなかった

一度個室から出て真ん中の個室に入ろうとする


キ~.....


静かにトイレのドアが開いた

小菅達が入ってきた

さっきより2人人数が増えていた


「あったか?靴」


小菅の横にいる男がニヤニヤしながら篠原に尋ねてきた


「い、いや、一つはあったんだけど?」


篠原は小便便器の方を指差しながら言う


「あ~、あれ靴だったのか?てっきり消臭剤かと思って俺、小便しちまったわ」

「あ~俺も俺も!!キャハハハハッ!!」


小菅の友達が笑いながら言う

篠原はなにが起こってるのかわからない


「それより、もう一つは?」


小菅が篠原に問う


「い、今探してるんだ」


そう言って篠原は真ん中の個室へと入って行った


(あった....)


もう片方の靴は見つかった

しかし、靴は大便器の中に入っていた

大量の汚物と一緒に.....

ここで篠原は気がついた自分が今イジメを受けている事を

自分の靴を見ながら頭が真っ白になる篠原

個室の外では水が流れる音が聞こえる

だが篠原はこの状況が理解できないでいた


バシャッ!


勢いよくずぶ濡れになる篠原

自然と上を見る

隣の個室から篠原を覗くニヤニヤした顔

そいつの手にはバケツが握り締められていた


「おいっ!」


声が聞こえた反対側を見る


バシャッ!


今度は顔面から水に濡れた

状況が飲み込めない篠原はただ呆然とする事しかできなかった

自然と便器の中にある靴を見る

まだ新品だった靴が汚物塗れになっていた

春休みの終わる頃、母が買ってきた運動靴


『もう!中学二年生なんだから靴が古くなったらちゃんと自分で買いに行きなさいよ!』

『うるさいな!まだ履けるって!』


自分の母と交わした何気ない会話が頭に浮かぶ


「なにボ~ッ!としてんだよ!」


バケツが投げられる

その空のバケツは篠原の頭に当たる


(く、靴、ひ、拾わないと)


そう言って靴を素手で拾い始める篠原

だがその顔は無表情だった


「うわ!汚ね~!!こいつ素手で拾ってやがる!」


篠原は拾い終え靴を持ちながら個室を出る


「なんで?お前濡れてんの?今日雨降ってないぜ?なに?未来から来た系?未来人?」

「キャハハハハハッ!」


五人の男子生徒はずぶ濡れになっている篠原を見ながら笑う

トイレには五人の笑い声が響き渡っていた




それから篠原に対するイジメは酷くなる一方だった

わざと篠原に聞こえる様に言うヒソヒソ話


<え?まじ?>

<マジマジ!超マジ!だって俺見たもん!あいつ便器に手突っ込んでウンコ持ってトイレから出てきたんだぜ?>

<うわ~!!引く~....>


篠原の机には落書き


《ウンコマン!》

《学校来んな!》

《死ね!》

《臭い!》


その机に何もなかった様に座る篠原

一番前の席

先生の目の前の席

教壇の真下の席


(先生なんでなんも言わないんだよ!)


だがそう思う事しか優治にはできなかった

授業中、頭に消しゴムやゴミを投げられる篠原


「なんか、臭くね?てか、お前だよ!!臭えんだよ!」


っと篠原に言ってくる小菅の友達

だが篠原はなにも言い返さなかった

体育着をゴミ箱に捨てられても

鞄の中に大量のゴミを詰められても

篠原はなにも言わなかった

クラスのみんなも篠原の事は無視し続けた

その中に優治も入っていた

篠原の靴を隠された翌日の朝、通学路で優治にいつもと変わらなく話し掛けてきた篠原


『わかってるよな?』


小菅の言葉が頭に浮かぶ優治

篠原を無視しながら歩く優治

優治は篠原の気持ちも考えずただ自分がイジメを受けるのではないかと言う恐怖に負けてしまった

だが、篠原は察したように優治に話し掛けるのをやめた



そして一学期の期末が終わり夏休みに入る前の蒸し暑い日、篠原の机には花が置かれていた




夏休みの初日は篠原の葬式だった

飛び降り自殺、遺言は見つかってないらしい

篠原の母親が泣いている姿を見て優治は心を痛めた

優治が唯一篠原を助けれらたのかもしれなかったのだから



一週間後優治は篠原の家にお線香をあげに行った

今更だが優治は篠原に謝りたかった

インターホンを押す


「あら?優治君じゃない」


笑いながら出迎えてくれた篠原の母親

だが、目は真っ赤でクマが目立っていた


「あ、あの篠原にお線香をあげに来たんですが....」

「あら、そうなの、忠志も喜ぶわ さあ入って、入って」


篠原の母親にそう言われたので優治は篠原家に入って行った



リビングの隣の畳の部屋

掛け軸と篠原の骨だけがそこにはあった

変わり果てた姿の友人

優治は線香あげ、手を合わせた


(ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい.....)


心の中でただひたすら謝る

ごめんなさいと思う度に出てくる涙

目を開けると頬には止まらない涙だけが流れていた


(こうなる前に話しかけてあげれば良かった)


優治の心に後悔だけが残る


「あの子、イジメに遭ってたのよね?」


優治の横で正座をしながら話し始める篠原の母親

優治は篠原の母親の顔を見れなかった


「そうなのね?そうなんでしょ!?」


優治は黙る事しかできない


「ねえ!聞いてるの優治君!?」


優治の肩を掴む篠原の母親

肩を掴んでくる手がものすごく強く感じる

そこで初めて優治は母親の顔を見る

泣きながら目を大きく開けて優治に問いかけてくる篠原の母親

恐怖で優治は.....


「.....はい」


っと小さく呟いてしまった


「なんで?ねえなんで忠志がイジメを受けなければならなかったの!?」


肩を思いっきり揺すってくる

だが、優治はなにも言えなかった


「何で優治君は忠志を助けてくれなかったの?お友達っだわよね!?ね?そうよね!?」


優治を掴む篠原の母親の手がゆっくりと離れていく

優治は篠原の母親の顔も見れずただ畳を見る事しかできなかった


「忠志ね、辛そうだった 一人で.....」


篠原の母親は篠原の写真と骨を見ながら静かに話し始める


「でもね、飛び降りて 棺桶に入った時の忠志は安心した様な顔だったわ なんて言うのかしらね?何かから開放された様な顔つきだったわ」


優治の目にはまた涙が溢れ始めた

そして優治は篠原の母親に向かって土下座をする


「す、すみませんでした ぼ、僕がた、た、助けてあげられたかも、し、しれなかったのに、ぼ、僕が、篠原の、み、味方に、な、なれたかも、し、しれなかったの...に」


謝る事しかできない優治

ただ謝る事しかできなかった

篠原の母親も優治の姿を見ながらまた泣く

2人が泣いている畳の部屋で唯一篠原忠志の写真だけが笑っていた



篠原家を出る時に篠原の母親から


『優治君、これ、あの子の部屋からでてきたの』


そう言われて渡された一通の封筒

封筒には


[田中優治様]


っと書かれていた


『これ、私は見てないから それより 今日はありがとね優治君 あの子の分まで生きてね』


その言葉は優治の胸に深く刺さった



夏の夕日に照らされる道を優治は何も考えず歩く

セミの音がとてもうるさく聞こえた

優治の足は自然と止まり

ジーパンの後ろポケットに入れた篠原の手紙を出す

ゆっくりと封を開ける

封筒の中は紙一枚だけだった

二つ折りに折ってある紙を開く

優治はアスファルトの地面に膝をつく

手紙を胸に抱き泣き始める


「ごめん!ごめん!篠原!ごめん!」


そう言いながら泣き続ける優治

手紙には一言だけこう書いてあった


〔お前に無視されるのが一番辛かった〕


あれだけうるさかったセミの音が聞こえなくなるほど優治は泣いた



そして、暑い夏休みが終わると優治の机に篠原の机にされたような事が書かれてあった

優治も篠原と同じだった

なにもできなかった

何をしていいのかわからなかったっと言った方が正しいのかもしれない

そして二学期の中間テストの前、優治は学校を行かなくなった



思い出したくない過去

その嫌な思い出を下を向いて洋子に話す優治


「ただ、篠原と違うのは.....」

「違うのは?」


顔を上げ洋子を見る優治


「僕は篠原みたいに自殺が.....」


優治の目が見開く

全身に震えが蘇る

優治の異変に気がつく洋子

洋子は優治が洋子の目を見ていない事に気がついた

優治の目は洋子の後ろ、遊具の出入り口に向けられていた

洋子は恐る恐る遊具の出入り口を見る

雨脚が強かった雨が小雨に変わっていた

だが、その雨の景色を遮る様に人の顔がそこにある

ニヤニヤ笑いながら二人を見つめる顔


「ニート、見~つけたぁ~!キャハハハハ!!」


優治は知っていたその男を

橋の下でニートを撃って殺した警察、斉藤圭一がそこにはいた






























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