第30章 ノバホールでのコンサート
1983年6月10日に今のつくば市のノバホールが開館した。6月30日にセブンカラーズのコンサートが行われる日の前の日、バンナイオフィスではセットリストの確認と最終音合わせが行われていた。まずは1曲インストゥルメンタルでオープニングし、2曲アレスティング・ワイヤーを歌う、3曲ブルースカイブルー、4曲夜の帷の中へ5曲牡丹の花の中で6曲君の居た夏7曲窓から見える風景8曲秋の夜長8曲冬の宇宙9曲虹の空10曲夏の風景11曲インデペンデンス・デイそして翔平のMC開けて洋楽カバー演奏も中身を変えて美優が歌うカーペンターズシリーズ、1曲イエスタデイワンスモア2曲トップオブザワールド3曲スーパースター翔平の歌う4曲ビー・ジーズ、ハウディープイズユーラブ5曲ステインアライブ、玲奈と恵子がデュエットのアバの6曲ギミーギミーギミー7曲マネーマネーマネー8曲ダンシングクィーン龍二が歌うビリージョエル9曲ストレンジャー10曲オネスティ11曲ジャストウェイユーアー瑠奈が歌う12曲イーグルスのホテルカリフォルニア13曲シカゴハードトゥセイアイムソーリー裕太の歌うクィーン12曲手を取り合って13曲伝説のチャンピオン14曲ボヘミアンラブソディー美優のMCが入って開けるとセブンカラーズオリジナル新しいシングル15曲愛しているとはいえない16曲君への贈り物17曲夏の匂い。玲奈のMC、メンバー紹介を一人ずつ楽器を弾きながら「ボーカル、サックス担当の池田玲奈でした。本日はご来場有り難う御座いました。」玲奈が叫ぶと拍手喝采が鳴り響いた。ライトは消えステージが真っ暗になり緞帳が下がってコンサートは無事終了かと思いきや「アンコール」の嵐に会場が包まれると龍二のギターの音で歓声が沸き上がりステージ上が明るくなり7人がステージ上に登場すると歓声と拍手が一段と大きくなった。演奏曲はベッドミドラーのザローズ一段と静かなバラードで閉める。ノバホールでのコンサートは終了した。楽屋に帰ると龍二の父親純一郎と母早苗、美波の父健太郎と母法子が談笑していた。四人は4月の美波の国内メジャー第1戦の茨城ゴルフ倶楽部で会っていた。美波はメジャー第1戦に優勝していた。その他、美優の母美怜と玲奈の母美里と美優の婚約者工藤智と玲奈の婚約者榎本明の四人で談笑していた。坂内社長やマネージャーもいた。ノバホールの支配人や桜村村長まで居た。凄く賑やかなでコンサート終わりの7人にはきつかった。メンバーの今日の衣装は全員スーツでビシッとキメていた。「ご苦労さまでした。」まず、社長がメンバーに声をかけた。続いて重盛、伊藤マネージャーが声をかけそれに続いて村長の倉田が声をかけた。最後にメンバーの家族、翔平の母、瑠奈の母、裕太の母、恵子の母が声をかけてくれた。そして、龍二の母、父、美波の母、父に声をかけられ玲奈の母、美優の母にも声をかけられ最後に先日、会ったばかりの美優の婚約者と玲奈の婚約者が挨拶に来た。これを皮切りに全国5大都市公演を年末までに行う日々が引退するまで続いた。




