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91話、葵と御一行 今度こそ魔物を狩りまくる




マジックバックをゲットしてホクホク顔で次の階層に行こうと下に続く階段を目指してたら、やっぱりあるんですね。ボス部屋……

「ある魔物は1匹のようだ。そうだな、ここはジルがやれ」

スノー先生のご指名入りましたー。

今更だけどもね?何匹居るかわかるなら最初っから教えて欲しいでーす。ついでに…

「何が居るか教えてはくんないわけ?」

ジルも同じ事思ってたー!

「それでは面白みに欠けるだろう」

しれっとした顔で言われた。

「「ですよねー!」」

最初のクールなスノーは本当になんだったんでしょう。

だいぶ我が強いと言うか…こう言うのなんて言うの?

我儘?唯我独尊?なんだっけ。


「……え?デカくない?ハマグーリ」

ボケーっとしてる間に扉開けられてら。

てか今、ハマグーリって言った?

見た目バカデカいハマグリだけど。

名前一捻りもないの??マジ???

【鑑定】してみたら

種族 ハマグーリ(ビッグ)

食用可。美味い。火に弱い。

って出てきた。やっぱりまんまなんかーい!!

「ジル、あれ火に弱いらしいです!」

「火?あいつ水魔法使うぞ??」

「どのくらいの威力か知りませんが、それを超える力で行きましょう!きっとジルなら勝てますよ!」

今の私の目キラッキラになってる気がする。ふふ。

「簡単に言うなよなー!あいつに勝てそうな魔法って言ったらどれだ?」

チラッとこっちを見て、小石を自分に投げてスノーの結界が機能中な事を確認したら、深呼吸しながら魔物に向かって

地獄の業火(インフェルノ)

部屋全体が火の海に。

何その魔法ーっ!?そして熱っ!!

「ほぉ!我が使う雷の上級魔法を使えるのだもしかしたらと思っていたが、火の上級魔法やはり使えたか!」

嬉しそうに言ってるけどね

「熱いっ!マジで熱いって!!」

熱すぎて干からびる!

『ふきゅ〜〜〜』

ってノアの変な声聞こえてスノーの頭の上見たら

ノアちゃんがへばってた。

「ノアちゃんしっかりしてー!!!」

「ん?ノアには熱すぎたか。これで違うだろう」

あれ?なんか熱さが軽減された。

「スノーの結界って二重張りも出来るんだな!」

ジル、そんな瞬時にわかるもんですか?

「フン!我にかかれば造作もない!」

鼻息荒くドヤ顔しちゃって、褒められて嬉しかったのね。

「いやー、やり方も呪文も知ってたけど、使った事なかったから上手くいって良かったぁー!思ってたより広範囲すぎなのと魔力持ってかれ過ぎてびっくりしたけど」

初めてで成功してこの威力…。魔法も、剣も出来てこの世界の常識にも詳しい。ジルが仲間になったの控えめに言っても最高なのでは!?

いい拾い物したぜぇー!!

「アオイはなんでニヤけてんの?」

「まさか熱でやられたのか?」

「二重結界でかなり熱さ軽減したのに?」

「…いや、前からこうではなかったか?」

「そんな気もして来たな!」

「主のあの顔は気持ち悪いがな…」

「ははは…」

ヒソヒソ、ヒソヒソって小声でやり取りしてても

「おい、こら!聞こえてるからな!?そんな失礼な事思ってるんだったら2人ともご飯抜きにするからね!?」

私の反撃に慌てたジルとスノーは

「「ここでそれはダメだ!!」」

綺麗に揃ってた。

ダンジョン内でのご飯の権利は私が持ってるんだ。変な事を言うんじゃない!ニシシッ!

『あるじはかわいいよ?』

首傾げながら言ってくるノアちゃん。ありがとう。

「そう言ってくれるノアちゃんも可愛いよー!」


火が消えた後のボス部屋にはドロップ品と、宝箱。

「ボス部屋でも宝箱出てきた!今まで出てなかったのに!」

ドロップ品は大きな貝殻。陶磁器の薬剤に使うらしい。

「この宝箱は仕掛けも何もないようだな」

聞いた瞬間それまでへばってたノアが飛びついた。

開いた宝箱の中には綺麗な絵皿。

【鑑定】呪われた絵皿

これを持った者は謎の死を遂げると言う。

………いや怖いわ!!

「あのさ、これ置いてっちゃダメ…??」

みんなに聞いたけどジルが代表して聞いたから

「なんで??」

「持った人が謎の死を……」

「あ、うん。置いて行こう!」

「よかった!んじゃ置いて行くって事で!」

2人でサクッと決めた。

スノーはなんか首振ってたけど、怖いから要らないよ?

全然お金に困ってないし。


19階層に降り、広がってたのは石で出来た通路真っ直ぐ伸びた海面!!

「やっとちゃんとした海出て来たー!!」

遠くで魚が跳ねてるのが分かる!

……待って、今魚の見えた位置すっごい遠くない?

「俺、いますっげぇ遠くで跳ねた魚見えた気がすんだけど…遠近感可笑しくなってるだけ…だよな?」

………………。

「スノーまで無言ってどう言う事!?!?」

「この辺一体で試してみれば分かるだろう」

ってスノーが言った後はある意味大惨事で。

さっき言ってたスノーお得意の上級雷魔法でドーン!

しばらくお魚プカー。からのドロップ品がプカー。

私とジルは目が点。

「あ、お魚の身が色々あるー!」

『おさかなー?』

「現実逃避……」





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