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89話、葵と御一行 ダンジョン攻略中




初めは存在ほぼ忘れてた地図だけど、どこにどの魔物出るか書き込んであるから、個人的に助かるー。

狩ってるのは従魔'sだから私とジルは見学兼ドロップ品集めなんだけどさ。

私らの集めるスピードに焦れたのか、途中からスノーが風魔法で器用にさあ箇所ごとに集めてくれて助かりました。

出てくる魔物は階層ごとに変わる訳でもないのに、数がめっちゃ増えてく。13階層は多くても5匹ずつとかだったのに、17階層まで来たら普通に5倍くらいに増えてた。

「こんだけ集団になってたら、そりゃ高ランクでもなかなか進む訳ないよな。俺らはスノーって規格外とノアって急成長株が居るからすっげー軽く進んでるけど…」

「Bランクのギガントミノタウロス20匹、レッドボア20匹とかやめて欲しい…」

あ、森でのドロップ品の中にお肉ありました。

「当面の食料問題は片付いたけどな!」

森の階層全部で殲滅作戦してくれたおかげで在庫いっぱいです。わーい!!

「後はボス部屋で、とりあえず森は終わりのはずですけど、海超えたらまた森ですからね。まだまだ増えそうです」

1シーズン分のお肉は仕入れられてるのでは?って思うんだけど…チラッとスノーを見たら

「肉はどれだけあっても構わんのだからまだまだ狩るぞ?」

ですよねー!

アイテムボックス容量∞にしてもらっといて良かった!

「まぁいいか。消費できなかった時に売ればいいんだし!サクッとこの階層のボス倒してもらって、海エリアに突入しよう!私は海鮮が食べたい!!」

軽い気持ちで扉を開けた。



私とジルはスノーから慌てて降りて引き返そうとしたけど、扉は開かなかった。分かってたけどさ、そんな設定読んだ小説に出てこなかったし。でもさ、

「開けてくれるダンジョンがあってもよくない!?ロックバードとコカトリスのなかに一際デカいコカトリスって何!!??」

「見た目はまんまコカトリスだけど、あれ本当にコカトリスで合ってんの!?俺も初めて見たし聞いた事もない!」

「鑑定したらコカトリス(ビッグ)って出たんで、間違いないです!!!!」

「ビッグって何!?意味わかんねぇー!!」

2人で扉にへばりつきながら話してるのに、従魔'sは

『おっきー!あれノアがやってもいい??』

「そう急ぐなノア。我もあのデカさは見た事がないからな、動きが速いのかどうか見たからだ」

『はやかったらだめなの?』

「速ければ動きを我が止めた上で、手柄はノアにくれてやろう。だから先に周りから片付けるぞ?」

『わぁーいっ!いっぱいたおすー!!』

通常運転の会話して、つっこんでった。

情け容赦なくバッサバッサと倒してドロップ品を生産してく。

途中からずっと疑問なんだけど、先行してる冒険者パーティーさん達どうやってここ抜けたの??

あれ普通に倒すの無理くない?

2匹の攻撃の中それを避けて迫ってくるロックバードと、コカトリス1匹ずつ。

「主、ジル!お主らも少しは倒さんと成長せんぞ!」

『あるじー!がんばってーー!』

言いながらも2匹はさっさとコカトリス(ビッグ)に向かってった。

んで私はテンパリ過ぎたのか、魔法を使えばいいところを何故かまだ不慣れな剣で応戦するって言うアホな事をした。

ヒィヒィ言いつつなんとかロックバードを倒して横見たらつられたのかジルも剣でやってたのは笑った。

「なんでアオイはレイピア出したんだよ…」

疲れた声で呟かれたけど、自分でもわからないから聞かないでください。

ドロップ品も回収し終わって、ここのセーフエリアに今日は泊まる。1日1階層攻略してくスタイルに落ち着いたから、誰ともなしにセーフエリア目指すよね。


「アオイ、もう17階層まで来たし、この魔物の出方ならそうそう冒険者も来ないだろうからトランク出しても良くないか?」

ってジルの提案受けて、ダンジョン潜って初めてトランク出した。

やっとベッドで寝れる。

夕食は作り置きの分で済ませて、ちょー久々にみんなのスキルチェックする。

【ステータス】

    名前    アオイ

    年齢    20

    種族    人

    職業    冒険者

    レベル   58

    体力    374

    魔力    349

    攻撃力   172

    防御力   100

    俊敏性   91

    スキル   鑑定 アイテムボックス∞

          火魔法 雷魔法 氷魔法 水魔法

    固有スキル 大型ショッピングモール(+2)

    加護    状態異常無効化

前に見た時より爆上がりしてるー!職業も変わってる。

さらにさらに一気に2店舗開放するじゃん!!

なんか得した気分!!ふふふ。

お店選びはまた後にして、お次はジル。

【鑑定】

    名前    ジル

    年齢    21

    種族    人

    職業    元騎士、冒険者

    レベル   81

    体力    571

    魔力    719

    攻撃力   497

    防御力   403

    俊敏性   156

    スキル   火魔法 雷魔法 

    固有スキル 剣士

ジルはダンジョンの前も一緒に狩りしてたらしたし、ワイバーンも討伐してたから上がってる。

元々レベル高かったし、こんなもんでしょう。

スノーとノアは前見た時から私はもちろんジルよりもずっと狩りしまくってるから、レベル見るの怖いなー。

特にノアとか、ノアとか、ノアとか………

ダンジョンから出たら見よう。うん。




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