our story
1話三人の出会い 「なんてことのない日常を俺は過ごしていた、あの日が来るまでは、」2033年11月11日 俺の名は、重ヶ崎 故成今日は学校も休日で休みだ、家にいても面白くない、そんな理由で俺は町へと出掛けていく、「町に来ても特にやることもないし、出掛けても意味ねーじゃん!!」何かあるかも知れないという可能性の低いことに期待してるだけなので、やはり何もなかった、そういうことで期待も町へ行きすぐになくなった「やっぱ何もすることないな、楽しくもないやっぱ家の方が良いな、もう帰ろ」家へと向かおうと、きた道を戻る、しばらく歩いたな、あれ?こんな道通ったっけ?それに周りに人もいない!帰り道を進んでるはず、だが知らない、いや覚えていない?そんな場所に来ていた、おいおいこの年齢で迷子ですか?!!、まぁめっちゃ急いでるわけじゃないから怒ってはないけどさ、情けなさすぎるよー!!「........」「あーいたー、リンクスだ」後ろからの少女声「えっ!!」誰かいる、さっきまで誰もいなかったはずだそれにリンクス??なんだその聞いたことない謎の単語は、「 って、うわーーー!!」いきなりの状況に理解できない ただ目の前には美しい目とその中にあるマークをした少女のみしか、うつらない、「驚かせちゃった!!あはは!まぁそんなことよりー仕事にうつるね!」少女の目つきが変わる「えっ!なになになに、何をする気ですか?いきなり出会ってからすぐに嫌な予感なんだけど」「残念ながらその予想はハズレだね、素晴らしいことが起こるんだよ、ハハッ!」光が周りを包み込む、光が収まるとそこには「……………終わったのかっ、まったく、なんだったんだよ」重なる2人の声「……..」「ん?こんなとこに鏡あったっけ?」「何を言ってんだい君たちは?馬鹿かい!、わたしの魔法の力だよ!!!分離させたんだよ!!ハハッ!」ご機嫌にそう話す少女、とりあえず訳もわからないやつに、いきなり馬鹿だと言われるのは気に食わない「失礼だな俺は普通の人間で決して馬鹿ではない」「まったくその通りだ君みたいな変な技を使う人に言われたくないね!」いやまて、「っておい待て今、君たちとか、分離って言ったか?」ふたたび重なる2人の声「あぁ言ったさ!」今更って感じで答える少女「ってことはこれは鏡じゃなくて俺自身ってこと」「そうらしいな」「えっ」「えっ」「えーーーー」予想外のことに今更、驚く2人「俺がもう1人?!」「そうさ君たちはのわたしの魔法によって分離できる特別な人間なんだ!!すごいだろ!!?」本当なのか?「本当なのかどうか見ればわかるだろ!!!」まぁ確かに少女の言う通りだか、今俺自身が2人いるのが理解できても納得はできない、こんなのあるはずがないと今までの生活を過ごしていればなるはずだ、それに今俺の頭の中ではこの状況以外にも、疑問や不安でおかしくなりそうだった。俺はいや俺たちはこの先どうなるのだろうか?