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2話

彼女からの話を聞いた。

俺は頭を抱えた。


要約すると


立花さんはこの春からここの近所の大学に進学することになったらしい。

ただ進学が決まってからいろいろあって部屋探しを始めるのが遅くなってしまい、いい物件を見つけられず困っていたそうだ。

さすがに自宅から通うのは難しい距離であったため、どうにかしないといけないと思って彼女の母が俺の母を頼ってきたらしい。


彼女の母とうちの母は大学時代の友人だそうで卒業後も仲が良く、頻繁に連絡を取り合っているらしい。

子供放置プレイで友達とは仲良しかよと思ったが。


そしたらうちの母は部屋が見つかるまでの間はうちに住んだらいいと提案したらしい。

その提案を受けた立花母は立花さんにこの話をしてみるとぜひお願いしたいと受け入れたらしい。


そんで今日俺の家に来たということだった。


母よ、ふざけるなと言いたい。


「それで今日うちにきたと」


「はい」


「えーといろいろと気になることはあるんだけどとりあずこれは聞いておきたい。立花さんなんで受け入れたの?」


「なんでとは?」


いやわからいでか。


「いや部屋が決まるまでの間とはいえ俺みたいな初対面の男がいる家に住むのって抵抗ないの?」


「初対面じゃないですよ?」


「は?」


「昔よく一緒に遊んでいたじゃないですか」


…いやそんな記憶ないんだけど。

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