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なんで今日なの?

なぜ、こうなってしまったのだろうか。


今、俺の前にはかわいい?女の子2人が俺の家のキッチンでご飯をつくっている。


ちょっとまて、自分で言ってて意味がわからない。


俺、彼女いないよな。

この2人を達さらって帰ったわけでもないよな。

お金を払って連れてきたわけでもない。


わからん!


記憶をたどってみる。最初からそうしろって話なんだが。


確か保健室から美玲と瑠奈と一緒に帰ったはずだ。それがどうしてこんなことに・・・。


そう、それは確か美玲がいきなり「れお君、今日もお母さんの帰り遅いでしょ?今日は心配だし私がご飯つくりにいくね!」とか言い出したのが始まりだ。

そうしたら、瑠奈が「そ、そんなの不潔です」とか言い出してなんやかんやあって、「なら、私も行きます」といいだした。でも、俺も流石に女の子2人を自宅にあげるのはなんか抵抗がある。しかも1人は振られた幼馴染だ。そんなわけで俺は反対したのだが、俺の抵抗虚しく2人とも家に来ることなってしまったのである。


いまさら、もうなるようになれだ。別にこいつらと飯を食べたからって特段悪いことがおきるわけではないだろう。


ピコン


携帯への通知を知らせる音が鳴る。2人は今、目の前にいるし、陽からだろうか。


from・母

message・今日は、いつもより早く帰れそうよ!


ななな、なんでこういう日に限ってはやくかえってくるんだよ。家の中に2人も女の子連れ込んでたらむっちゃ気まずくなるだろうが。しかもうちの母さんむっちゃ恋愛脳なんだよ。



よし、ここからの俺の取ることの出来る選択肢は2つだ。

1つ目は、色々と諦めること。

2つ目は、2人に帰ってもらうこと。


でも、あいつらは絶対、説明しても帰らない、何故か逆に喜んで家に居そうな気がするのだが・・・。


なんにしろ恋愛脳の母親にこの2人を見せるわけには行かない。申し訳ないが帰ってもらおう。


「美玲と瑠奈、急用が出来た・・・。悪い、今作ってるやつは家に持って帰って構わないから今日のところはかえってくれないか?」


せっかく自分のためにしてもらっているから罪悪感は凄い。だが、これはアイツらのためでもある。そういうことにしておこう。


「えぇ〜、嫌ですよ。用事ってそんなに大事なんですか?もしかして女ですか?」


確かに女ではあるが、こいつの想像してるのとは絶対違う。


「お、おんな・・・」


美玲はほんと?みたいな寂しそうな目でこちらをみていた。

こないだ自分に告白してきたばかりの男がすぐ別の女と一緒にいたら嫌な物なのかもしれない。まあ、母さんなんだけど。


「いいから、かえったかえった」


時間は有限である。なので多少強引にでも帰ってもらおう。



〜10分後〜


俺はやっとの思いで、2人を玄関まで連れてくることができた。

あとひと踏ん張り!

これで万事解決だ。


ガチャ


玄関のドアの開く音だ。アイツらもこりて出ていってくれたのだろう。


「ただいまぁ〜」


ん?

更新遅くて申し訳ないです。

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