非日常へ
仕事の合間にしか書いてないのでなかなか進まないですw
「ふっ、ふっ、ふっ」
学校も終わりコンビニでのバイトも終わり日課のトレーニングをしていた。
こう見えて元野球部、中学時代は残念ながら3年間ベンチにも入れずに終わってしまったが。
今は大学に入るため帰宅部だが、自身の健康のためと細マッチョボディキープのためトレーニングは続けている。
ロードワーク中無人の神社の前を通った、明日は土曜日で休みだし少しきつめのトレーニングをする事にした。
「よし!階段登り下り10セットやりまっか!」
休憩がてら足のストレッチをしてから、階段をかけ上がる。
「ほっ、ほっ、ほっ」
呼吸のリズムをしっかりとって階段をかけ上がる。
でも階段は下るほうがいいトレーニングになる、なぜなら降りる時は片足に全体重が乗るからかなりきく、でも気をつけないと靭帯断裂を起こすから気をつけよ。
そうこう考えているうちに上に着く
「とうちゃ、グェ!!」
突然正面から何か飛んできた。危うく階段から転げ落ちるところだった。
「いった…なんだよ突然!?」
飛んできた物を確認したら人だった。
「はぁ、はぁ、こんなときに君今すぐここから逃げて!!」
言ってきたのは、中性的で男性なのか女性なのか分かりずらいが、なんか男性騎士のような格好しているから男性なのだろう銀髪碧眼でボロボロながらも品格は失なっていない、正直その姿は美しく見惚れてしまった。
だがなぜか剣を持っていた。
「ユーリ!大丈夫?!」
今度はフィギュアが飛んできた、違う羽根があって浮かんでいる。
もしかして妖精!?
「大丈夫、ミルフィ二人は?」
「今こっちに来てる。」
「ユーリご無事でしょうか!?」
「生きてる?!」
二人の女性がやって来たその姿は何かファンタジー感がすごい!
「今の攻撃を受けて無事とはやるじゃねえか。」
「え?、は?、なにこれ」
今度は狼男いやこの人たちの格好に合わせて言うならワーウルフのほうが正しいのか?てか今4月だぞハロウィンはだいぶ先なのにこの人たちはこんな格好、いや4月になって暖かくなったからこんな格好しちゃったのか?
「どうして子供がここに?」
小柄でローブを着た魔法使いのコスプレをしている少女が俺を見てユーリと言われている騎士のコスプレをしている人に聞いた。
「夜遊びしてるのかも、君本当に早く逃げて。」
「いやいや!、その前にあれは何なの!?」
あのリアリティー有りまくりのワーウルフが気になって聞き返してしまった、まあ本物のワーウルフなんて見たこと無いけど。
「ワーウルフを知らない?…とりあえずアイツはボクらを殺そうとしている。」
「何で!?ただコスプレしてる人でしょなのにどうして殺そう…」
ドゴーン!!
灯籠が飛んできた。
「何いつまでもごちゃごちゃやってるんだ。戦う気が無いならもう終わらす!」
そう言ってワーウルフは灯籠を女性2人の方に投げた、2人とも反応しきれていない。
「危ない!」
2人に飛び掛かり伏せさせ回避させたが、自分は回避できず頭に当たった。
そして、高木稔は死んだ。