出会い系サイトでの出会い②
遊びだったら、こんな事になってなかったはず。
私は、またしてもやってしまう。
言い訳だけど、旦那では満足できなかった。
寝てばかりの旦那にウンザリしていた。
出会い系サイトで、1人の男性が目に入ってきた。
マスクをしているが、カワイイ感じの人だ。
何人かの女の子がコメントしていて、私も軽い気持ちで、「カワイイね❤️」と送ってみた。
30代後半だった私に返事なんかくれないか!と思ってた。
しかし、彼は返事をくれていた。
嬉しくて、またコメントをすると、また返信してくれた。
何回かやり取りをして、私はまた彼を好きになり、「好き❤️」と送ると、彼から返信が来て、「俺も好き❤️」と。
舞い上がった私は、LINE交換をお願いすると、「いいよ」の返事が。
そして、LINEで会話をするようになる。
私は、出会い系サイトのプロフィールに、主婦である事や30代後半である事など、本当の事を書いていた。
きっと、彼もそれを見ているはずだ。
LINEのやり取りは続き、彼からのLINEをいつの間にか楽しみにしている自分がいて、私も彼とのLINEが終わらないように努力はしていた。
「おはよう」「休憩だよ」「お疲れ様」「おやすみ」は欠かさずにLINEしていた。
気になってた事がある。
彼は、私の事を何も聞いて来ない。
私は、色んな質問をして、彼の事を少しずつだけど、知る事ができた。
何で何も聞いて来ないのだろうと不思議に思いながらも、私はどんどん彼を好きになっていく。
何ヵ月か経ち、思い切って、私から「会いたい」と言ってみた。
「いいよ」との返事が、嬉しくてたまらなかったのを覚えている。
旦那にバレたらヤバいから、たまたま家から遠い所で仕事の用事があり、それがチャンスだと思った。
彼に、日にちを確認すると、大丈夫だったから、会う日も場所もOK。
車でお迎えに来てくれて、私の地元まで送ってくれると言ってくれた。
そして、会う当日。
本当に彼は来てくれるのか、不安でいっぱいだった。
約束の時間に少し遅れてしまい、待ち合わせ場所に着いた私は、彼にLINEをすると、彼はもう着いていた。
ドキドキしながら、TELすると、彼が出た。
「車は○○色で、服は仕事着だよ」と言われ、必死に探しまくる私。
なかなか見つからず、焦る私。
...あっ、いた!
彼と初めて会う事ができた。
車持ってるなんて、すごいなーと思った。
会話がない...そう、私も彼も人見知りで、口下手。
彼は、たまに、「ここは、○○だよ。○○の近く!」と優しく教えてくれた。
1時間ぐらいで、私の地元に着いちゃうらしく、時間がどんどん過ぎていく。
ほとんど、話しをしないまま、着いてしまった。
お礼を言って、また会いたいと伝え、最後に私は、「好きなら、チューして」とお願いした。
彼は、キスしてくれた。
これが、不倫の始まりとは、まだ誰もわかってなかった...
彼とのLINEは続き、私は素直に、「会いたい」「声が聞きたい」と伝えた。
簡単には会えない事もわかっていたけど、何故か彼とLINEをしていく中で、(この人とは縁を切ってはダメ)と思うようになっていた。
たまに彼が平日に仕事を休んでくれ、旦那に内緒で会うようになる。
旦那には、友達と会うと嘘をつき、彼と会っていた。
そんな日々が続き、だんだん彼への気持ちの方が大きくなり、旦那に本当の事を話そうと決意した。
親友にも話し、アドバイスをもらいながら、ついに旦那に話す日がきた。
それは、偶然にも、私と旦那の結婚記念日だ。
家に帰り、私は旦那に、「話したい事があるんだけど...」と切り出した。
なかなか言い出せず、沈黙が続く。
ついに、私は、「ごめん、好きな人ができたから、離婚してほしい...」と旦那に言った。
旦那は冷静に、「結婚記念日に何言うかと思ったら、それ?」と。
「言いたい事はわかったけど、離婚はしない」これが旦那に言われた事だった。
私が浮気するのは、想定内で、今までにも何回かあった。
またすぐに別れるだろうと、旦那は思ったみたいだ。
その夜の話しは、これで終わった。
もう旦那にわかってもらうしかなくて、私は彼に毎日、「会いたい」とLINEをし、彼がいいと言えば、会いに行った。
彼は、仕事帰りに、私の地元まで車で会いに来てくれた。
ほんの少しだけでも、彼と一緒に居たかった。
私には3人の子供がいて、旦那が送り迎えをしてくれていた。
家に帰って来るのは、だいたい夕方の6:30頃だったから、それまでにできるだけの事、ご飯の用意や買い物などは済ませて、私は旦那と子供と顔を合わせないように家を出ていた。
今思えば、本当に最悪な母親だと思う。
子供たちが可愛くないわけではなかった。
可愛いに決まっている。
が、彼を選んでしまっていた。
私が旦那に本当の事を話したのが4月。
離婚の話しは、まったく進まないまま、11月も終わろうとしていた。
彼には、「必ず離婚する」と言ってたものの、なかなか離婚をしない私を少しずつ疑い始めていた。
そして彼は、「俺、あんまり言えないから、おかんに代弁してもらうから、おかんに会って欲しい」と言われた。
彼のお母さんには、「離婚はしたい」「長男が受験だから、それまでは難しい」と、色々と話した。
だが、彼のお母さんは、「離婚したいなら、さっさと家を出るはずでしょ?息子さんの受験は遠くから見守る事はできるはずよ。」と言われ、次の年明け、1/7に家を出て、彼の住んでいる実家へと少ない荷物を持ち、やって来た。
そして、調停離婚だった為、7月ぐらいにやっと離婚が成立した。
待ってくれた彼には感謝しているが、子供を置いて来てしまった事を一生背負って生きていかなければいけないと思っている。
出会い系サイトは、私のような人間は利用してはいけないと思う。




