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僕の白昼夢語  作者: 星谷 夜良
3/6

時は過ぎて僕が小学5年生の事だった。

この星では地球と違って施設も無いから僕は祖母に引き取られた。しかし、祖母は脚が動かしづらくなるという病に犯されていた。祖母のお手洗いに付き添うと祖母はいつも「すまないねえ」と言っている。そうなのだ。だからいつも、地球では、「コンビニエンスストア」なんて言う様なところで毎日飯を買いに行く。でも白星ではそういう店の事を「ルギス」と呼んでいる。

気になるの?うん、僕も読者なら気になってると思う。(笑)

祖母はメルヘンで、「お空のお星さまになったのよ」なんて言っていたが、分かりやすく「亡くなった」と言っている様なもんだよな。手術は成功したらしいんだけどそのあと、体力が持たなくて・・・うそ。本当は麻酔が切れていた、だ。親戚も祖母も医者も「体力」と言うが、僕の頭脳分析で「麻酔が途中で切れていた」が正解である。理由は3つある。

1つは 医者が「手術は成功」と言ったとき、汗が凄かったこと。表情もあまりよろしくなかった。

2つ、 手術が終わった時、母の脈拍を測ろうとしたががどこを押しても反応しなかった(測れなかった)

3つ、手術後 亡くなったと医者が話すまでが余りにも早かった。そして、それまで1度も母に合わせてくれなかった。

まぁでも、何で麻酔という言葉が出てきたというと、この推理をした後医者が通路に集まって騒いでいるところを偶々(たまたま)目撃したからなんだよね。

なんて言ったて、何も替わらないし僕は今はべつに過去のことを探りたくないし。(今は)


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