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掌編小説集1 (1話~50話)

過去へ

作者: 蹴沢缶九郎

タイムマシンを開発した博士は、タイムマシンで遡る事の出来る限界の過去へとタイムスリップした。


タイムマシンでの膨大な時間の逆流。


ひたすら過去へと、それは、地球の誕生が未来の出来事に思えるほどの過去への時間旅行。


様々な生物の誕生と滅び、いくつもの争いを見た。その都度、歴史は確実に繰り返されている事を実感する。


やがてタイムマシンは、地球がこの世に誕生する遥か前の、限界の過去へと到着した。


そこに広がっていたのは無限の宇宙空間。


博士には、どこかしらで予想出来ていた事だったので、さして驚き等はなく、結果を知ると、元いた時代へと帰っていった。



さて、これは帰っていった博士には知る由もない事なのだが、実は博士がこの時へ辿り着くほんの数時間前、ほぼ地球と似た一つの惑星が星の寿命でこの世から消滅した。


やはり、歴史は繰り返すのである。

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