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三話
ピピピピっ ピピピピっ
ベッドの下に落ちていたバッグから携帯を取り出し電話をかけた
「んぁ?誰〜?」
ぷっ、変な声、
「私」
「あ!零か!」
この可愛い子は、私の友達であり、仲間である
青藍 夏帆 <せいらん かほ>
青藍家は、北条家の下についているが、仕事をこなすその実力は格別であり、世界No.3以上が大いに認める程だ
夏帆は特に、青藍家の中で一番の優秀者
「今日もお仕事してるの?」
「うむ!簡単な奴だよー」
きっと、そう思っているのはお前だけだぞ……
と、心中でそっと呟いた
「…大変だね、お疲れ」
「んーん!別にー、疲れて無いし!それに、私より零の方が断然仕事の量多いと思うんだけどな!今まで寝てたでしょー」
と、笑ながら言ってくる夏帆にイラッて来たのは秘密
「うん、疲れたから、でも、もう元気、んでね、暇だから、遊びに行こう」
「ぬ!?さ、流石だね、、んー、いいよー!私もどうせ直ぐ終わるし」
じゃぁね!
といって電話を切ったあと、ゆっくり用意し始めた