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ここは本当に未来だろうか  作者: 言正日月
第二章 ここは本当に未来なのかも
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移動

「ミズキ、家くる?」


 ケルに誘われた。


「アシュラ、いい?」


 ロスが確認をとる。

 アシュラというのは、長老の名前らしい。


「何で呼ぶんだよ」


 ベルは不満そうだ。


「カナデんとこに居るよりは安全だろうがなぁ。

 アンタはどうしたいぃ?」


 長老が問うてくる。

 カナデの家に長居するのも悪いだろうか。

 それに、この家がこの時代の一般的なものとは限らない。

 サンプルは多い方がいい。


「行かせていただきます。」




 長老の家は、町の中心にほど近い場所にあった。

 昨日案内してもらった武器屋のすぐ側だ。

 エレベーターで地下にある玄関へ降り、そこから階段で地上の階へと移動する。

 防犯上の理由でこのようにややこしくなっているのだと言われた。

 カナデの家は防犯など必要ないように言っていたが。

 そう言うと、「あそこは変なモンは立ち入る前に死ぬからなぁ」と、少々物騒なことを聞いてしまった。

 何があるのだろう、あの家は。


「このエレベーターも、カナデさんが作られたのですか?」


「ああ、そうだがぁ?」


「この町の機械をすべてカナデさんが作ったというのは、本当なのですか?」


「機械だけじゃぁなくてぇ、家も道もほとんどカナデが一人で作ってんよぉ?」


 …… 。

 もうこの町──というかこのジンの国、カナデが作ったと言っても過言ではないのではなかろうか。


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