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出逢い別れる。 そんな繰り返し。

 彼はその言葉と共に、 ある言葉(・・・・)を言い残した。



 そのある言葉とは、“しんぞう”という言葉の意味に関してである。






 ――――――――――――――――――――



 ―――――――――――――――



 ――――――――――








 そして、その“しんぞう”という言葉について、彼は言った。


 「“しんぞう”という言葉の意味には知っての通り、【人間を動かすためのポンプとしての役割を果たす心臓】という意味があって、 そして もう1つ、【神様からの贈り物】という意味である【神贈】という意味がある」と。






 ――――――――――


 ―――――――――――――――


 ――――――――――――――――――――






 彼は 私にそんな2つのことを言い残し、 そして、何処かに消えてしまった。









 ――もしかしたら、彼は〔神様〕だったのだろうか?


 だけど、そのことについて、 真相を知ることは絶対に誰にもできない。











 ただただ、私に残されているのは、 “生きるか”“死ぬか”の2択だけ。




 要するに、彼は 私に生きるチャンスをあたえてくれたのだ。


 だから、私はもう一度周りを見渡し、そこに広がっている光景について考える。



 (その光景には、 蛍が悲しげに浮かぶ川と、美しく輝く一筋の光があった―――)
















 ――私が今 飛び込むべきなのは、果たして どちらなのだろうか?




 ――寂しそうな川? それとも、希望に満ち溢れていそうな光??






 ――私が飛びこまなくちゃいけないのはどっち?  私は……。































 そして、考えを尽くした私は、蛍のチラつく川ではなく、光の穴に素直に飛び込んだ。




 ――それは、生きたかったから。  まだ、死にたくなんてなかったから。


 ――私にはやり残したことが沢山あると思ったから。 やりたいこともあったから。




 ……だから、私はそんな想いを叫びながら、光の穴の方に飛び込こんでいった。
















 ―――●―――○―――●―――○―――●―――
















 ―――●―――○―――●―――○―――●―――
















 ―――●―――○―――●―――○―――●―――
















 そして、私は目を開ける。  家族や友達が、涙を流して囲む病室の中で。。。
































もう1つのストーリーである3話に比べて、ハッピーエンド。


「命の大切さ」 「いつかは報われる」という思いで作りました。



それでは、お読みいただきありがとうございました。

>>また、もしよろしければ、もう1つのストーリもどうぞ^^




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