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新たな旅立ち。 そして、出逢い。

この作品は、宮琵さんからのお題小説「Lucciola(蛍)」で書かれています。



わかりにくい作品だと思いますし、若干哲学的かもしれません故、


深く考えすぎるとわけのわからない作品が、余計にわからなくなると思います。


ですので、あまり深く考えすぎず、 軽い気持ちで読んでくださいませ。






そして、この作品には2つのエンディングを用意してあります。


1話目が、話が2つにわかれるまでの内容で当たるものであり、 2話目と3話目がそれぞれエンディングとなっております。



最後にリンクを貼り付けておきます故、、、


どちらも読んでいただきたいですが、お好きな方(・・・・・)を選んでお読みくださいませ。

(1話目の後に、 2話か3話目のどちらかを選択(・・)するということです。)




では、そんな作品の方を、よろしくお願いいたします^^






 雪がチラつくような そんな寒い空間に、 ぽつりと佇む人がいた。
















 ―――●―――○―――●―――○―――●―――
















 私の名前は、前川彩乃、  どこにでもいる普通の中学生である。


 そんな私は、受験戦争に参加することなく、夏にとある病気で死んでしまった。




 でも、急に病気になったわけでもないし、気が付いた時には「心臓がもたない」って言われていた私は、別段 怖かったわけでもなかった…。 別に、何とも思っていなかった。



 ただ、死んでみて、 初めて気付く気持ちも確かにあった。




 それは、『私って、意外とやりたいことがあったんだ』  っということ。






 しかし、そんなことに死んでから気付いたところで、何の意味ももたない。



 ただ、永遠に目覚めることのない夢の中で、無意味に悲しい気持ちになるだけだ。












 だから、私は早く天国に行って気持ちをリセットし、 第2の人生を送ろうかと思った。






 しかし、周りを見渡してみても、少し歩いてみても、 川が何処にも見当たらない。



 せっかく財布を握りしめてきたというのに、 果たして、川は何処に消えてしまったというのか?





 かの真田幸村も六文銭を掲げていたというし、 今のお金でいくらくらい必要なのかは知らないし、わからないけれど、 もしかしたら、お金が足りないから 三途の川が目の前に現れないのだろうか?









 なんだか、世界に嫌われているように思えてきた。


 泣きたい…… つか、軽くなけるわっ!!  コンチクショウ!!!




 あーあ、早くして死んだのに天国いけないとか何なの? 世界は不条理ですか!?


 あーあ、なんで私ばっかり不幸な目に合わなきゃいけないわけ? 意味わかんない!







 「「じゃあ、幸せになってみますか?」」


 ――私は 何処からか急に聞こえてきた声に、思わず“ビクッ”とする。
















 ―――●―――○―――●―――○―――●―――
















 その後、私は その声をかけてきた人と 色々な話をした。



 例えば、 昔こんなことがあっただとか、 本当は生きているうちに あんなことをしたかっただとか、 とにもかくにも、私はありとあらゆる話をして、 ……そして、疲れた!!




 すると、そんな疲れて眠くなってあくびをしている私に、彼は言った。





 「「もう一度、生きてみるつもりはないか?」」 っと、とてもとても静かな口調で。





































1話目はこれにて終了です。


では、この続きを以下からお選び下さいませ。

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