前橋テルサ
掲載日:2026/03/16
前橋テルサでは
夜は寂しさがガラスを写し
北欧の舞踊を背にワインを嗜んだ。
つかない街灯が寂しさを照らし
一階にあるレストランは跡地が提供された。
モニュメントでは明かりは照らされず
シンボルとしての役目を終えた
この街を見ていた建物が
人に見られ
道に見られ
悲しく看取られ
最後を迎えていく。
冬では風に撫でられ
夏では日差しに殴られる。
人は作ったものは単純に終わりを迎え
残ったのは功績だけ
面影もなく、ただ一つの漠然を受け入れた。
周辺は静か。




