ベルカの怒り
健司とバーレラとミルキは、ファーフの街に戻り、ギルド ルビーに帰ってきました。
「おかえりなさい」
ベルカは、笑顔を浮かべながら、挨拶した。
しかし、健司は不思議に思った。
何か、いつもと違う。
すると、女神アイリスがこそっと耳打ちした。
「彼女怒っていますね。」
「え!怒っているんですか?」
確かに、いつもと違う服、白いローブを着ている。
どうしたんだろうか、本当に怒っているのか、ベルカを見ました。
関心したように、健司を優しく見つめた。
「あれ?よく分かりましたね!健司さん。」
槍使いのミルキはすぐ弁明した。
「違うんだ。これはわけがある。」
「わけ?ああ、そうだよね。さんざんパーティーを壊した人ですものね。」
ベルカはミルキに怒っていたのだ。
「何でパーティーが関係あるんだ!健司が無事に帰って来たんだから、いいだろ!」
目元が笑っていない顔をしながら、ベルカは話した。
「そのミニスカの格好で?健司さんの邪魔したのでは?」
ミルキはすぐさま反論した。
「パーティークラッシャーは、ベルカの方だろ!」
不思議に思いながら、健司は尋ねた。
「どういうことですか?あんなに優しいベルカさんが?」
「少年、違うぞ。優しいのは君にだけだ。横暴な冒険者には、後ろから攻撃するような奴だぞ。」
横暴な冒険者?健司は想像した。
ベルカをナンパする人ことだろうか?
「横暴な冒険者?どんな人なんですか?」
ミルキは、健司を諭すように話した。
「新入りの冒険者をいじめる奴、ベルカにいいよる奴だ。」
健司はなるほどと思った。
「ベルカさんは怒ると怖いですね。怒らせないようにしないと。」
ベルカさんは慌てて否定した。
「健司さん、違いますよ。呆れているんです。ミルキはね、パーティーを今まで壊したのです。猪突猛進型で、先にどんどん進むから、よく揉め事を起こしていました。」
「確かに、何であんなに強いのに。」
健司の耳元で囁きました。
「それと、よく男性に色目を使っていました。」
ミルキが慌てて、否定した。
「少年、違うぞ。向こうから誘ってきたんだ。だから、必然的にパーティー解散になっただけだ。」
健司は納得いき、ミルキを褒めた。
「確かに、ミルキさん、綺麗ですものね。」
ベルカの雰囲気が一変した。
「あれ?健司さんに色目を使っているのかな?もしかして、引き抜こうとしている?」
「違う!違う!ただ、助けただけだから。」
バーレラは、今までのやり取りを見て、ミルキが押されていると感じ、ベルカに謝った。
「ごめんなさい。すべては私が悪いです。むやみにモンスターを攻撃して、ピンチになったところを健司さん達に助けていただきました。」
ベルカがにこやかになった。
「そうだったの?さすがは健司さんね。」
ミルキは諦めたように口を挟んだ。
「注目するところはそこか?」
ベルカは、健司を応援しているからこそ、ミルキなら実力的に大丈夫だからこそ、
「そう、そう。健司さんのクエストを手伝ってくれない、ミルキ?」
「何で、そうなる?」
「何で?2回とも、健司さんのクエストを邪魔したからよ。」
ミルキは諦めたように、
「わかった。わかった。バーレラと共に、行って、健司の手伝いするよ。」
「お願いね。」
こうして、健司、ミルキ、バーレラでパーティーを組むことになった。




