ブラッジ山
ブラッジ山
ブラッジ山は、ファーフの街の北の位置にあり、自然豊かで、比較的モンスターもおとなしい。
ここに黄金のリンゴがあるとされている。
健司と女神アイリスは、このブラッジ山を目指しました。
「アイリス様、黄金のリンゴはここにあるんですよね?」
「そうです。見つけるのは難しいですからね。」
健司は内心不思議に思いながらも、
「分かりました。必ず見つけていきます。」
と言い、ブラッジ山の入り口となる森に入った。
健司は黄金のリンゴを探し始めたが、なかなか見つからなかった。
「アイリス様、黄金のリンゴなかなか見つからないですね」
「健司、黄金のリンゴに先入観持っていないですか?色に着目するのではなく、感じるのです。」
「なるほど、色で見ていました。感じるのですね。」
健司はアイリスの言葉の意味を初めて理解しました。
落ちているリンゴを見つけ、一つずつ触ってみました。
どれも触ってみましたが、普通のリンゴでしたので、アイリスにリンゴをあげました。
「アイリス様、どうぞ。」
「ありがとう、コツはつかめましたか?」
アイリスはリンゴを食べました。
アイリスはものに触れることができるので、食べることもできます。
「何となく、触ることで何か違いがあると思います。」
「いいですね、その通りですよ。」
健司はまた、黄金のリンゴを探し始めました。
また、黄金のリンゴを見つけて、一つずつ触りました。
どれも普通のリンゴでした。
「これは難しいなぁ。でも、諦めない。」
すると、声が聞こえてきたような感じがしました。
あたりを見回しても、誰もいませんでした。
もしかしたら、木が話しているかもと思いました。
すると、木々がザワザワしている方向に目を向けました。
「あそこか、行ってみよう。」
行ってみると、たくさんのリンゴが落ちていました。
一つずつリンゴを触ってみると、ひとつだけ何か心が温かくなるリンゴがありました。
健司は感じました。
これが黄金のリンゴなのだと。
「アイリス様、見つけました。これが黄金のリンゴなのですね。温かくなる感じがしました。」
「素晴らしいですね。黄金のリンゴは愛が詰まったリンゴなのです。」
健司はアイリスの言葉を受けて、思いました。
愛か。
健司は悩みましたが、
「アイリス様、是非食べてください。」
と、黄金のリンゴを差し出しました。
アイリスは驚きました。
「いいのですか?クエストの目標なのに?」
「大丈夫です。黄金のリンゴはまた見つかります。
それにいつもアイリス様から愛を受け取っている僕にできることは、アイリス様への感謝ですから。」
「ありがとう、受け取ります。黄金のリンゴは、健司ならすぐ見つけられますからね。」
アイリスは健司を優しいと思いながら、
と、アイリスは黄金のリンゴを食べました。
愛が詰まったリンゴは、アイリスの愛が補充されるような感じでした。
「アイリス様、さぁ、行きましょう。」
健司とアイリスは黄金のリンゴを探しに森の奥に行きました。
その時、それを見ている怪しげな影がいました。
果たして何ものなのか?




