トラブル
翌日、健司は今日もクエストを受けにギルド ルビーを目指して歩いていました。
すると、1人の男性が話しかけてきました。
剣を持っていて、いかにも剣士みたいな格好をしていました。
「おまえが健司だな。俺は、ギルド サファイア所属のガードルというものだ。」
健司を憎たらしげに見ていた男はサファイア所属だ。
サファイアは、ファーフの町の中でも有数のギルドで名だたる冒険者が一番多いギルドだ。
そして、健司の入会を断ったギルドだ。
「ガードルさんですか?一体何か用でもありますか?」
「用というのは、バーレラについてだ。」
「バーレラさんですか?バーレラさんとは、昨日一緒にクエストに行く約束をしました。」
バーレラさんは何も言ってなかったような、健司は一体何のことかさっぱりわかりませんでした。
「バーレラは孤高の剣士だ。実力は誰もが認める。そんなバーレラがおまえと一緒に行くとは思えない。いくら誘っても、断られたんだ。バーレラが誰かと行くとは考えられない。」
憎たらしげに健司に対していいました。
「バーレラさんが決めたことなので、僕からは何も。」
「そうか、言っても分からないなら、これしかないな。」
健司は思いっきり、殴られました。
「うっ。何するですか?」
「分からないなら、力ずくまでだ。」
健司は数分間暴力を受けました。
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その頃、ベルカはローブを着ていました。
ベルカは治癒魔法が使えるので、孤児院の子供達に治癒魔法をかけた後の帰りでした。
「子供達が元気になってよかった。」
ベルカは上機嫌でした。
「健司さんが来るかも知れないから、早めに帰らなくちゃ。」
その時、向こうの通りが騒がしかったので、様子をを見に行きました。
「何だろう?あれは……」
見たら、健司と剣を持った男がいて、健司は一方的に暴力を振るわれました。
「近づかないと言え!」
「それはバーレラさんが決めることです。」
ベルカはその光景を見て、節句しました。
「健司さん、助けに行かなきゃ!」
ベルカが健司の前に立ちました。
「何をしているんですか?もういいでしょう。」
ベルカの怒りは凄まじかったです。
「こいつがイエスなら、ここまでしないさ。」
「そうですか。」
ベルカの怒りが頂点に達しました。
ベルカの杖が光りました。
魔法を発動しようとした時、ミルキが止めに入りました。
「ベルカ!一旦、おさめてくれないか?」
ミルキは慌ててました。
「ミルキ、あなたとこの冒険者よね?嫌がらせ、昔みたいに。」
「今回は違う!信じてくれ。
ガードル、おまえも引け。」
「ミルキさんよ、あんたの言うことは聞けない!」
ミルキが睨みつけるようにガードルを見た。
「何だと?」
そこに急に魔法陣が地面に浮かんだ。
光の魔法陣だ。
「ライト」
光の魔法がガードルの前に落ちた。
破壊力が凄まじかった。地面が割れてしまうほどだ。
「次ははずさない。」
ベルカの人として見てないような目だ。
健司は今まで見たことがなかった。
ガードルは恐れを抱き撤退した。
「健司、覚えていろよ!」
ミルキが健司に駆け寄った。
「大丈夫?これはひどい。」
「治してあげる。ヒール!」
健司の体がみるみる内に治った。
「すごい。神みたいです!」
「健司さん、帰りましょう。」
「はい」
こうして健司達はギルド ルビーに帰っていった。
女神アイギスが健司を見つめる目が優しかった。




