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女神様と共に  作者: リーゼスリエ
黄金のリンゴ

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12/17

クエスト達成 ー黄金のリンゴの報酬ー

健司達3人は、クエストの目標である黄金のリンゴを持って、ギルド ルビーに帰って来ました。


 そこには、受付嬢兼ギルドマスターであるベルカがニコニコしながら、待っていました。


「健司さん、おめでとうございます。クエスト達成ですね。」


「何でわかったですか?確かに黄金のリンゴを手に入れました。」


と、健司は不思議がっていた。


「当然ですよ。ミルキがいて、失敗したら、ミルキの名に傷が。」


 と、ちらっとミルキを見た。


「今回は大変だったよ。ウルフの群れが出てさ。何とかなったよ。」


 ミルキとバーレラは、ところどころに怪我していた。


「はい、はい。ヒールかけますね。」


 と、ベルカはいい、杖を持ってきて、ミルキ達に向けた。


「ヒール!」


 ミルキ達はヒールをかけられた瞬間、傷が治った。健司は安堵した。人を守るという実感を今感じたからだ。


「さすがは、ヒーラー。相変わらず腕は衰えていないね。」


「まぁね。それより、ミルキは腕が落ちたみたいね。その程度で怪我するとは。」


 ミルキは反論した。


「しょうがないじゃないか。毛色の違うウルフがいたからね。でも、健司君がいなかったら、危なかったね。」


「健司君?ずいぶん仲がいいのね?また、誘惑しちゃった?」


 ベルカはミルキの言葉に少しだけ嫉妬を感じ、笑みを浮かべながら、棘のある言葉を話した。


 空気がピリッとした瞬間、バーレラが擁護した。


「健司さんのおかげで助かりましたから、すごく感謝しています!」


 バーレラは心から、健司のことを感謝していた。

 ベルカは、バーレラの言葉を聞いて、内心驚きながらも健司のことをすごく褒めた。


「健司さん、よくやりましたね。」


「たまたまです。2人のおかげでクエストを達成したので、すごく感謝しています。」


「そんなことないですよ。健司さんの実力です。そして、今回の報酬です。1000Gです。」


 ファーフの町では、1か月100Gあれば、日常生活暮らせるほどの大金だ。


「こんなに貰えることは、黄金のリンゴって希少なんですね。」


 と、健司は黄金のリンゴの価値を改めて思い知った。


「そうですよ。黄金のリンゴは、見つけること自体が難しいので、健司は素晴らしいです。」


 健司は報酬を手にしながら、感謝を込めてベルカに言った。


「ベルカさん、ありがとうございます。ベルカさんに出会わなかったら、冒険者になってなかったので、女神みたいな人ですね。それでは失礼します。」


「健司さん、あなたは芯を持った人ですから、大丈夫ですよ。」


 と少し照れながら、健司に言った。


「私もこれで失礼します。」


 とバーレラも言い、健司と共にギルド ルビーを後にした。


 健司達が立ち去った後、ミルキはベルカに言った。


「彼は何ものなんだい?」


「どういう意味?何があったの?」


 ベルカはミルキの言葉に疑問を持った。


「モンスターの攻撃から、何か見えない壁で守ったり、素早い速さで来たりしていたから。」


「なるほどね。女神の加護があると言っていたから、それかもね。」


 ミルキは驚いた。


「本当かい!そう言えば、誰かと話している場面が何回かあったね。姿は見えないけど。」


「そうだね。私も見えないけど、気配は感じるのよね。」


「ベルカが期待する訳だね。過保護すぎる気がするけど。」


 ミルキの言葉にイラッとした。


「ミルキこそ、健司さんとの距離近すぎじゃないかしら?」


 ミルキはすぐに否定して、言った。


「違うよ。仲間を守る距離だ、まだ。」


「まだ?それにしても、健司さんがクエストを達成してよかったわ。」


 ミルキの言葉に違和感を持ちながらも、ベルカは弟のように健司を見守っている。

 しかし、この街をいずれ出て行くのでは、と内心不安に思っている、ベルカであった。

 

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