リンゴの味
健司とバーレラとミルキは、健司がクエストを達成するべく、ブルッジ山に入りました。
黄金のリンゴを探すために、森の中を歩いていました。
そんな時、ミルキは、健司に関心しながら、話しました。
「健司君、君はすごいね。」
健司はびっくりしました。今まで、少年呼びだったのに、急に名前呼びしたからです。
「何がですか?ミルキさん。」
と、健司はミルキを見ました。今日の彼女は、ミニスカではなく、冒険者用の服装をしていました。
「そうだね。ベルカの服を見ただろう。あの服を着ている時は、守りたい時がいる人の時だけだよ。」
ミルキは懐かしそうに話しました。
「白いローブですか?そう言えば、白いワンピースでしたね、いつもは。」
あの時は、白いローブだった。あれは一体何だっただろうか?
そこにバーレラは、口を挟んだ。
「ミルキさんは、あのギルド ルビーの受付嬢と知り合いなのですか?」
と疑問を口にした。
「昔、一緒にパーティーを組んでいた。ゼルカとはよく言い合いしていたなぁ。懐かしいね。あのギルド ルビーが何故人がいないのかも知っている。だから、ゼルカが健司君をギルドに入れた時はびっくりした。」
と、ミルキは寂しそうに語った。その背中からは、小さく見えたように健司は感じた。
3人は数時間くらい森の中を歩いていると、健司は何か、黄金が光るような一瞬何か光った感じがした。
女神アイリスが話した。
「とうとう見つけましたね。あれが黄金のリンゴしかない場所ですね。」
もちろん、女神アイリスの言葉は健司にしか聞こえない。
「そんな場所があるんですね。感じなくても、大丈夫なんですか?」
「いや、邪念があるものが触ると普通のリンゴになります。故に黄金のリンゴは見つかりにくいです。」
「なるほど、分かりました。」
健司は黄金のリンゴを1つ持ち、2つをミルキとバーレラに渡した。
「いいかのかい?健司君、君が見つけたものだろう?」
「いいんです。食べてみてください。」
2人は食べてみた。
ミルキは、この黄金のリンゴが一番と言い、
バーレラはうまいですね、と感想を口にした。
バーレラは食べた瞬間、あるものを感じた。
「何ですか?この感じは、何か温かいものが。これは久しぶりに感じたもの、愛か。」
バーレラは涙を流した。
「よくやったね。健司君、やはり君は普通の冒険者じゃないね。」
「やっと、初クエストクリアです。」
「違うよ、健司君、人に与えるって難しいことなんだ、なをさら冒険者なら特に。」
健司は初めて、ゼルカが言っていた言葉を理解した。
「ゼルカさんが言っていました。冒険者は成功がすべてではないって。」
「ゼルカらしいね、さぁ戻ろうか。2人共。」
「はい、ミルキさん。」
バーレラは返事した。何か、吹っ切れた感じがしたのを感じた。これは一体何だろうか?
その様子をアイリスは、微笑んだ。
複数の魔物が虎視眈々と健司達を狙っていた。気配を感じさせない動きだ。
だが、3人を狙っている魔物がいるとは、この時は思っても見なかった。




