遺体を薬品で溶かす犯罪 ノート20170501
2017年5月1日付『産経ニュース』に、「アルカリ性薬品で遺体溶かした疑い 暴力団関係者ら2人逮捕」という見出しがあるので読んでみた。記事全文は、「知人の男性の遺体を薬品で溶かしたなどとして、神奈川県警は1日、死体損壊と死体遺棄の疑いで、無職、松尾亮介容疑者(41)と千葉県市原市島野、会社員、中里浩容疑者(52)の2人を逮捕した。/捜査関係者によると、松尾容疑者は暴力団関係者で、黙秘している。さらにもう1人の男を任意で事情聴取し、事件への関与を調べている。/県警は秦野署に捜査本部を設置し、全容解明を進める。/捜査関係者によると、松尾容疑者は別の事件で有罪判決を受け服役している。県警は男性が死亡した経緯についても慎重に調べる。/逮捕容疑は平成27年5月、神奈川県秦野市の建設会社敷地内で、岩本一正さん=当時(47)=の遺体を切断するなどして遺棄した疑い。/関係者によると、遺体をアルカリ性の薬で溶かしており、県警は薬品をカセイソーダとみている。」というものだ。
数日前に大沢在昌先生の『ザ・ジョーカー』というハードボイルド小説を読んだ。するとタイムリーなことに、薬品で遺体を溶かす闇業者の話があった。本当にあったのか……。
ノート20170501
水酸化ナトリウム(Wikipedia)
単位格子の空間充填モデル
IUPAC名[表示]
系統名[表示]
別称[表示]
識別情報
CAS登録番号1310-73-2 チェック
PubChem14798
ChemSpider14114 チェック
UNII55X04QC32I チェック
EC番号215-185-5
E番号E524 (pH調整剤、固化防止剤)
国連/北米番号1823
KEGGC12569 チェック
MeSHSodium+hydroxide
ChEBI
CHEBI:32145
RTECS番号WB4900000
Gmelin参照68430
SMILES[表示]
InChI[表示]
特性
化学式NaOH
モル質量39.99714 g mol−1
外観白色固体
密度2.13 g/cm3, 固体
融点
318 °C, 591 K, 604 °F
沸点
1388 °C, 1661 K, 2530 °F
水への溶解度1110 g / L (20 °C)
メタノールへの溶解度238 g / L
エタノールへの溶解度<< 139 g / L
蒸気圧< 18 mmHg (20 °C)
酸解離定数 pKa13
屈折率 (nD)1.412
危険性
安全データシート(外部リンク)External MSDS
GHSピクトグラム腐食性物質
GHSシグナルワード危険(DANGER)
HフレーズH314
PフレーズP260, P264, P280, P301+330+331, P303+361+353, P304+340, P305+351+338, P310, P321, P363, P405, P501
NFPA 704
NFPA 704.svg031ALK
関連する物質
その他の陰イオン硫化水素ナトリウム
その他の陽イオン水酸化セシウム
水酸化リチウム
水酸化カリウム
水酸化ルビジウム
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。
水酸化ナトリウム(すいさんかナトリウム、英: sodium hydroxide)は化学式 NaOH で表される無機化合物で、ナトリウムの水酸化物であり、常温常圧ではナトリウムイオンと水酸化物イオンからなるイオン結晶である。苛性ソーダ(かせいソーダ、英: caustic soda)と呼ばれることも多い。
強塩基として広汎かつ大規模に用いられ、工業的に非常に重要な基礎化学品の1つである。毒物及び劇物取締法により原体および5 %を超える製剤が劇物に指定されている。