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自動車メーカー・ハンバー社/ノート026

 英国の自動車メーカー・ハンバー社は戦前における英国第二の自動車会社だ。工場はノッティンガムシャー州コヴェントリーに置かれていた。1889年に三輪自動車「トライカー」を皮切りに、1901年から四輪車を製造。600CC版バレットほか高級車をつくる。1913年には英国第2の自動車会社となっていた。1925年からは商用車分野を開拓、1931年にルーツ兄弟に株の半分を握られ乗っ取られた。戦後にクライスラー社に吸収合併されて消えた。会社が存在していたころは、公官庁・大企業の公用車に多くつかわれ、第二次世界大戦中は装甲車・軽偵察車といった軍用車も生産した。

 スーザン・イークリーニアル・マクニール『チャーチル閣下の秘書』(坏香織訳・創元社2013年――14頁)では、

「――その瞬間、車のエンジン音が聞こえてきた。ハンバーのクーペで、大きな丸いヘッドライトには灯火管制による覆いがつけられている」

 と、描かれている。1939年、英国がドイツに宣戦布告した時期・チャーチル内閣が発足したばかりのころをモチーフとした、アメリカ在住の叔母に育てられ、祖母の遺産を整理しに戻ったら戦争に巻き込まれ、チャーチルのタイピストに採用されたインテリ英国人女をヒロインにしたサスペンスである。


  引用参考文献/

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