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“私を絶対に探さないで”と言った彼女を俺が探した結果、、、?

作者: 七瀬







“私を絶対に探さないで”と言った彼女を俺が探した結果、、、?



少し前まで、“俺は付き合っていた彼女がいた!”

でもある日彼女が俺に、“私を絶対に探さないで”と言って俺の前から

突然姿を消したのだ!

正直俺は、頭が真っ白になりどうしていいのか分からなくなっていた。

確かに、“彼女はああはいったが本当は俺に探してほしいのではないのか?”

俺は、ふとそんな風に思った。

それなら絶対に俺が彼女を見つだしてやると俺は考えを変え彼女を探す事に......。




・・・でも? あの時、彼女は何故俺にそう言ったのか?

彼女を見つけて、俺は心底後悔した。

何故なら彼女は、“既に俺が見つける前に死んでいたからだ!”

人が殆ど踏み込まないであろう山奥で、木にロープをかけて首つり自殺

をしていた彼女を俺は見つけてしまう。



【な、なんでこんな事に、、、!?】



こんな事なら、俺は彼女を絶対に探さなかったのに、、、。

彼女が首を吊って死んでいる姿なんか見たくなかったよ!

その後、警察が来て俺にいろいろ聞いてきた!



『彼女さんとは、何故別れたんですか?』

『・・・それは、彼女から、そう言われて、』

『どうも多額の借金があったらしいですが、貴方は知っていましたか?』

『・・・い、いえ、知りませんでした、』

『それと、4カ月前から病院に行っていたらしく、妊娠4カ月だと、

それも貴方は知っていましたか?』

『そ、そんな、子供がお腹の中にいて、自殺なんて、』

『もう一つお聞きしたいのですが? 彼女、変な男に随分と付き纏わられて

いたらしいんです、それも貴方は知っていましたか?』

『・・・い、いえ、』

『そうですか、じゃあもう家に帰ってもらってもいいですよ、ご協力ありがとう

ございました。』

『・・・あぁ、はい、』






 *





・・・警察に事情聴取されて3日後。

俺は警察に捕まった!

俺は1年前から、幻覚、幻聴、妄想、が激しくなっていた。

精神科にも通い、ちゃんと薬も飲んでいたが半年前から完全に飲まなく

なっていたんだ!

そして俺が彼女を追い詰めた“張本人だと後で俺が知ったんだ!”



彼女と知り合ったのは、俺が働いていたホストクラブで、彼女は

お店に来るお客さんだった。

そのうち、彼女はお金を払えなくなって俺が彼女の代わりに支払い

していたのだが、そのお金を彼女に何度も何度もしつこく返すよう

に脅しもいれて話していたんだ!

俺は次第に彼女に“執着”していき、付き纏うようになった!

そして最後に彼女が言った、“私を絶対に探さないで”とは、、、?

俺が彼女に保険金をかけて、自殺をするように追い込んだからだ!

彼女のお腹の子も、強引に彼女を犯した結果デキた子なのだろう。




そもそも何故か? 俺は彼女の居場所が何となく分かっていた。

あの時は、何故彼女の居場所を俺が何となく知っているのか

不思議に思っていたが、今なら凄く分かるよ。

俺が下見で行った場所を、彼女に自殺する場所としてすすめたからだ!


彼女を俺が探した結果、、、?

“俺が彼女を殺した張本人だと分かった事!”

俺は彼女にとって、ステキな彼氏でもなんでもなかった。

ただの俺は彼女を殺した、“殺人鬼だったんだ。”


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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